富士山を望む絶景そば畑 山中湖花の都公園の赤そば 2024年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 山梨県山中湖村
富士山の麓の高原に広がる山中湖花の都公園は、富士山を背景に花畑が広がるスポットとしまして人気の公園となっております。今回のカタスミ日記は、富士山と赤ぞばの絶景コラボレーションを楽しむことができます花の都公園の秋の風景をご紹介いたします。
山中湖花の都公園ってどんな公園?
山梨県山中湖村に位置しております山中湖花の都公園は、標高1,000mの高原で、雄大な富士山を背景に四季折々の花々を楽しむことができる約30万㎡の公園となっております。
園内は、無料エリア、有料エリアから成っており、無料エリアは花畑農園エリア、有料エリアは清流の里エリアと全天候型温室フローラルドームふららとなっております。
有料エリアの清流の里・フローラルドームふららでは、菜の花やネモフィラ、紫陽花、ランの花などを楽しむことができますほか、食事処や土産品ショップなども設置されております。
無料エリアの花畑・農園エリアでは、春はチューリップ、夏はひわまりや百日草、秋はコスモスや赤そばなど四季折々の花を楽しむことができるようになっております。
そのほか、花の少ない冬の季節には50万球ともいわれますイルミネーションを実施し、山中湖の冬の風物詩にもなっております。
赤そばと富士山の絶景コラボレーション!山中湖花の都公園 赤そばの見頃時期
「赤そば」ってどんな植物?
山中湖花の都公園では、雄大な富士山を背景にピンクの赤そばが一面に広がる絶景を楽しむことができ、特に近年はSNS等の影響もございまして、注目度が高まってきております「赤そば」スポットとなっております。
赤そばは、もともとはネパールのヒマラヤ山脈の標高3,800mの村に咲いていたソバを日本に持ち帰り、タカノ(株)と信州大学が研究し、日本の風土に合わせ品種改良を重ね開発しました「高嶺ルビー」という品種(1993年登録)で、ピンクの可愛らしい花を咲かせるソバとなっております。
「高嶺ルビー(タカネルビー)」は、食することもでき、長野県では赤そばを振舞う店舗が存在、また近年では「赤そばビール」や「高嶺ルビーはちみつ」なども商品化されておりますが、実の収穫が一般的なソバの3分の1程度と少ないため、赤そばは主に観賞用として育てられることが多くなっております。
赤そばの花を楽しむことができるスポットとしましては、山中湖花の都公園のほかには、長野県箕輪町の「赤そばの里」が全国的にも有名なところとなっておりますが、高嶺ルビーを開発しましたタカノ(株)の工場に隣接する長野県宮田村の「ルビーの里駒ヶ岳ガーデン」や駒ケ根市の「ルビーの里エクステリアガーデン」などでも赤そばの花を楽しむことができるようになっております。
山中湖花の都公園 赤そばの見頃時期
山中湖花の都公園では、無料エリアの花畑・農園エリアで赤そばの花を楽しむことができ、富士山を背景に約110万本の赤ぞばの花が咲き誇ります。
山中湖花の都公園の赤そばの花の見頃の時期としましては、例年9月下旬から10月中旬頃が見頃の時期となっており、写真愛好家のみなさんを中心に人気の赤そばスポットとなっております。
尚、山中湖花の都公園の赤そばの開花状況につきましては、花の都公園HP内の「開花情報」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
併せて楽しみたい遅咲きのひまわりとコスモス
山中湖花の都公園では、赤そばの花が見頃を迎えます時期と前後しまして、遅咲きのひまわりやコスモスなども楽しむことができるようになっております。
共に無料エリアの花畑・農園エリアで楽しむことができ、遅咲きのひまわりは、約2万本が植えられております。
遅咲きのひまわりの見頃の時期としましては、例年9月下旬から10月上旬頃が見頃の時期となっており、今年はひまわりを見逃したという方にもお勧めのひまわりスポットとなっております。
また、9月から10月中旬にかけましては、キバナコスモス310万本、コスモス320万本も見頃を迎えますので併せて楽しみたいところかと思われます。
山中湖花の都公園 アクセスと駐車場
山中湖花の都公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、富士急行線富士山駅より富士急バスの周遊バス「ふじっ湖号」にて「花の都公園」バス停下車すぐとなっております。
山梨県南都留郡山中湖村山中1650付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東富士五湖道路山中湖インターより約1.2㎞、車で5分ほどとなっております。
公園のエントランスから道路を挟みまして向かい側に駐車場があり、普通車1回300円となっております。
山中湖花の都公園は、季節により開園時間と有料エリアの入場料金が変動いたしますのでお出掛け前に関連施設のHPなどでご確認の程お願い申し上げます。
4月16日より10月15日までは、朝8時30分より夕方17時30分までの開園時間となっており、また、有料エリアの入場料金は600円となっております。
終わりに
今回のカタスミ日記は、富士山と花畑のコラボレーションを楽しむことができます絶景スポット山中湖花の都公園の赤そばの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
他では見ることのできない絶景を求めている方には、お勧めの花畑スポットになろうかと思われます。
2024.08.30記