【花だより】2022年1月1日現在 土肥桜の開花状況 早咲きの万福寺の土肥桜 アクセスと駐車場 静岡県伊豆市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年1月1日に撮影しました「日本一早咲きの桜」土肥桜の開花状況をお届けいたします。

 

「日本一早咲きの桜」土肥桜 万福寺の土肥桜の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 3/10sec 200mm

 熱海市の「あたみ桜」と並び「日本一早咲きの桜」と言われる伊豆市の土肥桜。

 温泉地として有名な土肥温泉エリアでは、約400本の土肥桜が植栽されており、寒さの厳しい1月に一足早い春を迎えます。

 土肥桜は、寒緋桜と多種の自然交雑種と言われ、紅色の花を付ける紅種と淡い色合いの白種の2種類あり、紅種につきましては2007年(平成19年)3月に「伊豆土肥桜」として品種登録も行われている桜となっております。

 もともとは、昭和33年頃に北海道大学名誉教授故小川義雄氏が土肥来遊の際に小下田の佐藤医院で見つけ、接ぎ木で殖やし始めたのが始まりと言われております。

 特に紅種は、一枝に6個から7個の花を付け、茎が長く下向きに咲くのが特徴となっている可愛らしい桜となっております。

 土肥桜の見頃の時期としましては、例年1月中旬から2月上旬頃が見頃の時期となっておりますが、1月1日現在、土肥桜の一部が咲き始めてきております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 13/10sec 18mm

 「土肥桜は万福寺の土肥桜から始まる」と言われるように、土肥桜の中では最も早く見頃を迎えます万福寺の一本桜。

 樹齢50年とも言われます名木で、土肥桜まつりのメイン会場の松原公園からは少し離れておりますが、見頃の時期には多くのお花見を楽しむ方で賑わう寺院となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 13/10sec 18mm

 万福寺の1月1日現在の土肥桜の開花状況としましては、まだ咲き始めの状況となり、1分か2分咲き程度の開花となっておりますが、お正月に可愛らしいピンクの花を咲かせておりました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/2sec 24mm

 土肥桜の見頃の時期に合わせまして、今回で7回目を迎えます「土肥桜まつり」が開催され、地場産品の販売やスタンプラリー、和太鼓演奏やミュージックライブなど各種イベントも開催される予定となっております。

 2022年の「土肥桜まつり」の開催期間としましては、2022年1月20日(木曜日)から2月6日(日曜日)までが予定されております。

 また、まつり期間中の金・土・日曜日には、土肥金山の土肥桜のライトアップも行われ、昼間とは違った雰囲気の土肥桜も楽しむことができるようになっております(土肥金山通常入場料1,000円、ライトアップ夜間入場は無料)。

 2022年1月1日現在の土肥桜の開花状況としましては、最も早く見頃を迎えます万福寺の一本桜が1分か2分咲き程度の開花状況となっており、そのほか土肥桜まつりのメイン会場の松原公園、土肥桜の原木のある丸山スポーツ公園では、まだ開花は見られない状況となっております。

2022年2月4日現在 最新開花状況(別ページへリンク)

 

土肥桜 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/2sec 39mm

 土肥桜へのアクセスにつきましては、伊豆箱根鉄道修善寺駅より松崎方面行き東海バスにて約50分、「土肥金山」バス停下車となっております。

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約55㎞、車で1時間45分ほどとなっております。

 松原公園(土肥桜まつりメイン会場)

   静岡県伊豆市土肥2662付近
   駐車場がございますが桜まつり期間中は有料となります

 土肥金山

   静岡県伊豆市土肥2726付近
   付属駐車場無料

 丸山スポーツ公園

   静岡県伊豆市八木沢1361-1付近
   松原公園より約3.7㎞、車で5分ほど国道沿い
   無料駐車場あり

 万福寺

   静岡県伊豆市土肥135付近
   松原公園より約650m、徒歩数分

 今回のカタスミ日記は、2022年1月1日現在の万福寺の土肥桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

2022年2月4日現在 最新開花状況(別ページへリンク)

 土肥エリアで一足早い春を感じにお花見に出掛けてみてはいかがでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.01.03記