香雲寺の「白いトンネル」 参道を彩る早春の白梅 2023年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 神奈川県秦野市

 春の訪れを告げる花は古より梅の花。各地の梅園、梅林で甘い香りと共に観梅に訪れます方が増えてまいりますシーズンでございますが、知る人ぞ知る梅の名所、神奈川県秦野市の香雲寺。今回のカタスミ日記は、参道を彩る白梅が幻想的な香雲寺の早春の風景をご紹介いたします。

 

香雲寺ってどんな寺院?

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 神奈川県秦野市に位置しております香雲寺は、1564年(永禄7年)に北波多野を所領としておりました大藤政信が羽根村の春窓院をこの地で再興しました寺院となっております。

 また、1591年(天正19年)には、徳川家康から寺領5石の朱印も受けております由緒ある寺院となっております。

 香雲寺は曹洞宗の寺院となり、境内の堂塔につきましては派手さのない外観の堂塔となっておりますが、梅の名所としまして知る人ぞ知る観梅スポットにもなっております。

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「白いトンネル」香雲寺の梅 見頃時期

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 知る人ぞ知る梅の名所の香雲寺の中でも有名なところでは、約200mの参道に咲く白梅の並木になろうかと思われます。

 香雲寺の参道の白梅は約50本と言われ、見頃の時期を迎えますと、正しく「白いトンネル」が出現し、幻想的な風景を奏でるようになります。

 また本堂の近くには紅梅も植えられており、紅白の梅の花を楽しむことができるようになっております。

 香雲寺の梅の花の見頃の時期としましては、例年2月中旬から3月上旬頃が見頃の時期となっており、また、開花状況に関しましては、秦野市観光協会さんHP内の「最新観光情報 自然情報」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

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香雲寺 アクセスと駐車場

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 香雲寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線秦野駅北口より、消防庁舎前経由羽根行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約15分、「西田原八幡神社前」バス停下車、徒歩3分ほどとなっております。

 神奈川県秦野市西田原437付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速秦野中井インターより約8㎞、車で20分ほどとなっております。

 数台駐車可能な参拝者用の駐車スペースが、参道の先の本堂前に設置されておりますが、参道は狭い道路となっておりますので、車の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。

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終わりに

 今回のカタスミ日記は、知る人ぞ知る梅の名所、香雲寺の白梅のトンネルをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2023.02.02記