【花だより】2025年1月27日現在 水仙の開花状況 震生湖 福寿弁財天 アクセスと駐車場 神奈川県秦野市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年1月27日に撮影いたしました震生湖の水仙の開花状況をお届けいたします。
震生湖 福寿弁財天 スイセンの開花状況
神奈川県秦野市と中井町の境界に位置しております震生湖は、その名の通り震災によって生まれました湖となります。
大正12年の関東大震災が発生しました際に、幅200mほどが崩落し市木沢が堰き止められ、地下水が溜まって生まれた湖であると言われております。
河川流入・流出がございませんので、水面が穏やかで、風のない日にはリフレクションの美しい湖となっております。
大磯丘陵の北部の渋沢丘陵の標高150mに位置し、周囲が約1㎞、湖の周りに遊歩道が整備されており、20分ほどで一周することができ、湖としましては、比較的小さな湖になろうかと思われます。
丘陵地帯の谷にあり、くぼみ状の地形のところにできた湖となりますが、周りの丘陵地帯からは、秦野盆地と丹沢連峰を望むことができ、ちょうど眺望の良い場所に駐車場も設置されております。
また、震生湖では、ヘラブナやバス釣りを楽しむ方も多く訪れる一方で、ハイキングなどで訪れる方も多い湖となっております。
その様な震生湖でございますが、湖畔に鎮座いたします福寿弁財天の北側の広場に水仙が植えられ、知る人ぞ知る水仙の名所となっております。
株数等は不明でございますが、震生湖の水仙の見頃の時期としましては、例年1月中旬から1月下旬頃が見頃の時期となっており、地元の方やハイカーさんを中心に人気の水仙スポットとなっております。
今回のカタスミ日記は、2025年1月27日に震生湖を訪れてみましたので、写真を交えながら、水仙の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
付属の無料駐車場に車を駐車し、まずは湖畔を散策いたします。
紅葉は既に終了してしまって、落葉した木々が寂しさを感じさせる冬の風景となっております。
太鼓橋の架け替え工事により、現在も立ち入り禁止のエリアがございますので、訪れます際にはご注意の程お願い申し上げます。
湖畔に鎮座いたします秦野福寿弁財天に参拝いたします。
目的の水仙はこの裏手(北側)の広場に咲いております。
規模の大きな水仙の群生地という訳ではございませんが、花の少ない時期に咲く可憐な白い花と香りに癒される方も多いのではないでしょうか。
弁財天の北側の広場は段々になっており、段の斜面に水仙が植えられております。
広場にはベンチもございまして、静かな場所でゆっくりとした時間を過ごすことができるようになっております。
2025年1月27日現在の震生湖の水仙の開花状況としましては、かなり咲いてはきておりますものの全体としましては花数は多くはなく、2分、あるいは3分咲き程度の開花状況でしょうか、今後の更なる開花が期待されます状況となっております。
震生湖 アクセスと駐車場
震生湖へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線秦野駅より震生湖経由万年橋行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて15分ほど、「震生湖」バス停下車、そこより徒歩数分となっておりますが、バスの本数が少ないためお出掛け前に時刻表をご確認の上、お出掛け頂きますようお願い申し上げます。秦野駅より徒歩にて向かう場合は、駅より徒歩50分ほどとなっております。
神奈川県秦野市今泉1814付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速秦野中井インターより約5㎞、車で15分ほどとなり、湖の畔とバス停近くの2ヵ所に無料の観光用駐車場が設置されております。
湖畔の駐車場につきましては、駐車可能台数が少ない事と湖畔に下ってゆく道路が車の入れ違いの困難な狭い急勾配の道路となりますので、くれぐれも車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
バス停近くの駐車場につきましては、ちょうどカーブ付近に位置しておりますので、駐車場の出入りの際はご注意の程お願い申し上げます。しかしながら、こちらの駐車場からは、秦野盆地や丹沢連峰を一望できます眺望の良いロケーションとなりますので、バス停近くの駐車場に駐車して、林の中の遊歩道を下って湖まで向かう事もお勧めとなっております。
今回のカタスミ日記は、2025年1月27日現在の震生湖の水仙の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
水仙の香りに誘われて、のんびりと湖畔の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2025.02.03記

