「爪木崎水仙まつり」伊豆爪木崎のスイセンの絶景 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 静岡県下田市

 寒さも厳しい季節となってまいりますと、各地で水仙の花が咲き始めます。水仙の可憐な花が咲きますと、甘い香りに包まれ、この先の季節への期待が膨らんでゆくのではないでしょうか。その様な白い可愛らしい水仙の花ではございますが、伊豆半島の下田市、景勝地としましても有名な爪木崎では、300万本とも言われます野水仙が群生しており、青い海と共に絶景を楽しむことができるようになっております。今回のカタスミ日記は、爪木崎の青い海と水仙の広がる風景をご紹介いたします。

 

爪木崎ってどんなところ?

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 爪木崎は、伊豆の南端部の下田市の須崎半島の先端に位置しております岬となります。

 伊豆半島のジオサイトの一つでもあり、また富士箱根伊豆国立公園にも属している景勝地としましても有名なスポットとなっております。

 冬の寒い時期になりますと、辺り一面に可憐な野水仙の花が咲き誇り、甘い香りに包まれますが、水仙の咲いていない時期でございましても、透明度の高い青い海と広がる青空、開放感をたっぷりの風景を楽しむことができるスポットとなっております。

 また、爪木崎の先端にございます高さが38mの灯台は、爪木崎のランドマークとも言える存在で、灯台の周辺に整備されております遊歩道からは、美しい岬の風景を楽しむことができるようになっております。

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冬の風物詩 爪木崎の野水仙 見頃時期と「水仙まつり」

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 爪木崎では、300万本とも言われます野水仙が冬になりますと一面に咲き始めます。

 水仙の開花時期に合わせまして、毎年12月20日より1月31日の間は、「下田市爪木崎水仙まつり」が開催されることとなっております。

 水仙まつりでは、池之段煮味噌鍋サービス(先着200名)や下田太鼓実演のイベント(1月7日(日曜日)・14日(日曜日)・21日(日曜日))が行われますほか、インスタグラムフォトコンテストなども予定されております。

 概ねまつり期間中は水仙の花を楽しむことができるようになっておりますが、見頃のピークは例年1月に入ってからとなり、最盛期には白い絨毯が一面に広がり、甘い香りに包まれます。

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 また、水仙の花が咲く時期と前後しまして下田市内各地で観られますアロエの花も楽しむことができ、水仙の白い花とアロエの真っ赤な花、青い海と青い空のコントラストが非常に美しい絶景を楽しむこともできるようになっております。

 尚、爪木崎の水仙の開花状況につきましては、下田市観光協会さん運営のHP「伊豆下田観光ガイド」内の「イベント 水仙まつり」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

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穏やかな透き通る海と荒々しい断崖絶壁の海の両方楽しみたい爪木崎

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 さて、勿論冬の風物詩の一面に広がる水仙は楽しみたいところではございますが、折角爪木崎まで訪れましたら、是非とも周辺の遊歩道も散策しておきたいところかと思われます。

 岬の先端にございます白亜の灯台、爪木崎灯台は、日本財団と一般社団法人日本ロマンチスト協会の実施する「恋する灯台プロジェクト」によりまして、「恋する灯台」にも認定されており、爪木崎の見どころの一つにもなっております。

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 また岬の西側の海岸につきましては、俵磯と呼ばれております柱状節理も観ることができ、断崖絶壁の荒々しい青い海原の景観を楽しむことができるようにもなっております。

 その一方で、水仙の咲いております東側のエリアは、透明度が高い海岸で穏やかな海となっておりまして、まるで沖縄の海のような美しい浜辺も同時に楽しむことができるようになっており、シュノーケリングの人気スポットにもなっております。

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爪木崎 アクセスと駐車場

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 爪木崎のアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆急下田駅より爪木崎行きバスにて15分ほど、終点「爪木崎」バス停下車、すぐとなっております。

 静岡県下田市須崎1237付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより約83㎞、車で2時間ほどとなっており、伊豆の南端部に位置しております下田市街地からは車で10分ほどとなっております。

 水仙まつりの駐車場料金につきましては、普通車500円、自動二輪200円となっております。

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終わりに

 今回のカタスミ日記は、青い海と青い空を背景に広がる水仙を楽しむことができます爪木崎の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 冬の寒い時期の絶景となりますが、群生地では水仙の甘い香りに包まれ、心地よいひと時を過ごすことができるものと思われます。ただ、岬の先端に位置しており、風の強い日も多いエリアかと思われますので、防寒対策はしっかりとして、お出掛けになっていただきますようお願い申し上げます。

2023.12.07記

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