佐久間ダム親水公園「水仙まつり」 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 千葉県鋸南町
兵庫県淡路島、福井県越前海岸と並びまして水仙の日本三大群生地の一つにも数えられております千葉県鋸南町。今回のカタスミ日記は、鋸南町の中でも有数の水仙の名所「佐久間ダム親水公園」の水仙の咲く風景をご紹介いたします。
佐久間ダム親水公園ってどんなところ？
千葉県鋸南町に位置しております佐久間ダム親水公園は、佐久間ダムによる人造湖「佐久間ダム湖」の湖畔に整備されました公園で、春には河津桜やソメイヨシノなど約2,200本の桜が咲き競うお花見の名所にもなっております。
そのような佐久間ダム親水公園でございますが、冬の寒い時期には湖畔の斜面いっぱいに水仙の花が咲き誇り、甘い香りに包まれながら散策を楽しむことができるようになっております。
佐久間ダムのございます大崩地区は、「をくづれ水仙郷」と呼ばれ、水仙の日本三大群生地のひとつにも数えられております鋸南町有数の水仙の名所となっております。
をくづれ水仙郷につきましては、佐久間ダム親水公園を含めまして「をくづれ水仙郷」と呼ばれる場合も多くなっておりますが、今回は便宜上佐久間ダムを「をくづれ水仙郷」と分けて捉え、ご紹介してまいりたいと思います（佐久間ダムからをくづれ水仙郷までは約1㎞離れております）。
鋸南町の日本水仙は、江戸時代には江戸の武家屋敷や町家に売られ、「元名水仙（もとなすいせん）」と呼ばれ昔より親しまれてきましたが、佐久間ダム湖畔の水仙につきましてはダム造成後に法面に植栽されたものと考えられ、同町内の江月水仙ロードやをくづれ水仙郷などの里山風景とは異なり公園内で水仙を観賞する形となりますので、気軽に訪れることができる水仙の名所になろうかと思われます。
鋸南町佐久間ダム親水公園 水仙の見頃時期と水仙まつり
佐久間ダム湖は、一周約2.4㎞の人造湖で、徒歩にて一周散策することもできますが、湖の北側湖畔に「親水公園（お花見広場）」、南側に「水辺広場」が整備され、それぞれに無料の駐車場も設置されております。
北側、南側の広場周辺にそれぞれ水仙が植えられており、散策路から法面の水仙を楽しむことができるようになっております。
佐久間ダム親水公園の水仙の見頃の時期としましては、例年12月中旬から1月下旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして「水仙まつり」も開催されております。
2023年の「水仙まつり／江月水仙ロード・をくづれ水仙郷」の開催期間としましては、12月9日（土曜日）から2024年2月4日（日曜日）までの開催期間となっており、まつり期間中はぐるっと水仙QRスタンプラリーや水仙まつり写真コンクールなどが開催される予定となっております。
また、佐久間ダム親水公園では水仙が見頃の時期を迎えますとライトアップも行われ、昼間とは異なる雰囲気の中で水仙の花を楽しむことができるようになっております（17時より20時）。
尚、佐久間ダム親水公園の水仙の開花状況につきましては、鋸南町地域振興課まちづくり推進室公式Instagramアカウントにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
鋸南町佐久間ダム親水公園 アクセスと駐車場
佐久間ダム親水公園へのアクセスにつきましては、JR内房線保田駅より町営循環バス（赤バス）にて約30分、「佐久間ダム入口」バス停下車となっております。
千葉県安房郡鋸南町大崩39付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、富津館山道鋸南保田インターより約7.8㎞、車で15分ほどとなっております。
ダム湖の北側、南側それぞれに無料の駐車場が設置されておりますが、湖畔の道路につきましては狭い道路となっておりますので車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
尚、佐久間ダムよりをくづれ水仙郷までは1㎞ほど離れており、急勾配の坂道が続きますので体力に自信のございます方以外は車にての移動が無難かと思われます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、水仙の名所、鋸南町の佐久間ダム親水公園の水仙の咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
鋸南町では、江月水仙ロード、佐久間ダム、をくづれ水仙郷など水仙の名所がたくさんございますので、水仙巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2023.12.17記