津南ひまわり広場 一面に広がる黄色い絨毯 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 新潟県津南町

 夏の花と申しますとやはりひまわり。全国各地でひまわりの花を観賞することができますが、新潟県内有数のひまわり畑「津南ひまわり広場」。今回のカタスミ日記は、津南ひまわり広場の夏の風景をご紹介いたします。

 

津南ひまわり広場ってどんなところ?

SIGMA sdQuattroH iso125 F8 1/125sec 100mm

 新潟県津南町に位置しております津南ひまわり広場は、「ひまわりの海」と形容されますように夏を迎えますと一面に広がる黄色い絨毯を楽しむことができます新潟県内有数のひまわり畑となっております。

 津南ひまわり広場は、もともとは1990年(平成2年)に約50aの遊休農地に青年農業士(野菜研究会)のみなさんがひまわりを植えたのが始まりと言われ、1991年(平成3年)以降は、町の助成や農協の協力もあり、観賞用としまして大規模にひまわりを植え、現在では約50万本のひまわりが咲き誇り、津南の夏の風物詩となっております。

 また、2005年(平成17年)には、ひまわりが「町の花」としましても制定され、地域ぐるみで大切に育てているひまわり畑となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/80sec 75mm

 

津南ひまわり広場 ひまわりの見頃時期

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/200sec 39mm

 約50万本のひまわりを楽しむことができます津南ひまわり広場でございますが、約4haの畑を3つのエリアに分け、時期をずらして植えられておりますので、比較的長い期間に渡りひまわりの花を楽しむことができるようになっております。

 津南ひまわり広場のひまわりの見頃の時期としましては、例年7月下旬から8月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして期間限定で開園しております。

 2024年の津南ひまわり広場の開園期間としましては、7月27日(土曜日)から8月18日(日曜日)までの9時より17時までの開園期間となっており、開園期間中は臨時有料駐車場の設置や飲食・地元農産物販売の露店の出店のほか、ひまわり迷路やかかしコンテスト、ひまわり写真コンテストなど各種イベントも実施される予定となっております。

 「ひまわりまつり」という形ではございませんが、開園期間中につきましては、多くのスタッフが協力し運営を管理しており、駐車場の交通整理からベビールームの設置まで非常にしっかりとした運営を行ってくれているのが好印象で、「まつり」同等の地域ぐるみの一大イベントとなっております。

 尚、津南ひまわり広場のひまわりの開花状況につきましては、津南町観光協会さんのTwitter(X)アカウント(@tsunan_info)、もしくはInstagramアカウント(@tsunan_kanko)にて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/320sec 24mm

 

津南ひまわり広場 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/80sec 125mm

 津南ひまわり広場へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR飯山線津南駅よりタクシーにて15分ほどとなっております。

 新潟県中魚沼郡津南町赤沢(沖ノ原台地)付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、関越道塩沢石打インターより約32㎞、車で1時間弱となっております。

 住所に詳しい番地などが設定されておらず、ナビ設定の際には辛い部分もございますが、JA津南町赤沢資材店舗さん(新潟県中魚沼郡津南町赤沢2291-2付近)前のT字路交差点を東へ約2.2㎞進みました場所となっております(交差点に案内看板あり)。

 ひまわり畑のすぐ前が有料の臨時駐車場となっており、駐車料金は普通車1,000円となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/100sec 18mm

 

併せて楽しみたい奇跡の泉「龍ヶ窪」

SIGMA SD15 iso100 F8 1/40sec 46mm

 津南ひまわり広場から車で10分ほどの場所(約4.3㎞)には、「龍ヶ窪」もございますので併せて楽しみたいところかと思われます。

 美味しい水質と豊富な湧水量から「日本名水百選」にも選定されている龍ヶ窪でございますが、毎分30トン、一日当たり43,000トンもの水が湧き出し、約1.2haの池は一日で全ての水が入れ替わる計算となり、決して濁ることがないと言われる奇跡の泉となっております。

 竜神伝説の残る龍ヶ窪でございますが、池の周りはブナやスギで覆われ、神秘的な雰囲気を漂わせており、特に周りの木々の緑が水面に映り込むリフレクションが美しい池となっております。

 ベストシーズンは眩いばかりの新緑の季節となりますが、夏から秋にかけましては、水面に霧が発生することも多く、新緑の季節とは異なる幻想的な風景を楽しむことができるスポットとなっております。

 新潟県中魚沼郡津南町大字谷内7031より500mほど南(観光用駐車場あり)

SIGMA sdQuattroH iso160 F9 1/15sec 200mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、津南町の夏の風物詩、津南ひまわり広場のひまわりの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 展望台からはひまわり畑を一望することができ、ひまわり迷路ではひまわりの花に囲まれた中を散策することができ、上から下からさまざまな角度からひまわりの花を楽しむことができるひまわり畑となっております。

2024.07.07記