チョイ撮り! 雨のなか洒水の滝へ 神奈川県山北町
さて、今回はコンデジ片手にチョイ撮りへ。コロナウイルスの影響で外出を控えておりました今年の前半戦でしたが、気が付くと7月も下旬となってしまい、今年もすでに後半戦。今年は外出に慎重になってしまっている為なのか、ほとんどカメラを携えての撮影には出歩いておりません。このままでは撮影テクニックも忘れてしまいそうという事で、生憎のお天気の中ではありましたが、ほんの少しですがコンデジを携えて近場の洒水の滝へ行ってまいりました。
洒水の滝ってどんなとこ?
神奈川県西部の山北町に、洒水の滝という名瀑があります。
洒水の滝は、滝沢川にある滝で、3段になっており、非常にスケールの大きい高さのある立派な美しい滝です。
滝の上から、一の滝(69m)、二の滝(16m)、三の滝(29m)となっており、合わせますと114mの落差を誇る滝となっております。
因みに、上の写真は洒水の滝自体ではなく、洒水の滝にあります水汲み場の様子となりますので、誤解のないようにお願いいたします。
今回は、時間が少しだけ取れましたので、チョイ撮り。半分練習みたいなものです。
昨日の撮影ではありましたが、生憎の悪天候で、雨が降ったりやんだり、という状況で、洒水の滝自体の写真は、残念ながら上手く撮影できませんでした。
思うように撮影できずにリベンジを誓う
非常に落差のある美しい滝なのですが、現在は落石の影響のため滝壺には行くことができない状況となっておりますが、昨日の雨の中で、遠巻きに見る水量が増した滝は、滝壺から激しく水が溢れている状態で危険な状態でもありましたので、滝には近づかずに周辺を撮影して、撮影の練習を行いました。
荷物になりますので一眼レフではなく、コンデジで。解像度が良くないなど、性能的には制約もありますが、ただ、基本的には一眼レフでもコンデジでもやることは同じですので、手抜きはございません。
洒水の滝には、無料の駐車場がありますので、そちらに駐車させていただき、周辺を散策します。
滝に向かう遊歩道を歩いてゆきますと、程なく東屋が見えてまいります。
苔むした屋根の緑が美しく、思わずシャッターを切ります。手前に写り込んでおります青もみじの葉や、背後の山の斜面の緑が美しく、雨が降っていなければ気持ちよさそうな空間となっております。
東屋の近くの遊歩道沿いには、石棺の碑があり、独特の空気感を漂わせております。
更に遊歩道を進んでゆきますと、幸せダルマと呼ばれるダルマさんが鎮座しておりました。
後ろに見えますのは、3段の滝になっておりますが、これも洒水の滝ではありません。
さて、洒水の滝は、名水百選にも選出されておりまして、この様な水汲み場が設置されております。
しっとりと緑が映える苔と、美しい名水百選の水。
昨日は時折、強い雨も降っておりましたので、滝沢川の水は濁っておりましたが、やはりこれは、水の綺麗な日に再訪して、再度撮影チェレンジしたいと思うような場所でした。
洒水の滝 アクセスと駐車場
洒水の滝へのアクセスは、公共交通機関では、JR御殿場線山北駅より山北町内循環バスにて「平山」バス停下車、徒歩15分ほどとなっております。
神奈川県足柄上郡山北町平山1180付近
自家用車では、東名高速大井松田インターより15分ほどとなっております。
10台分くらいの無料の駐車場もありますので、自家用車に手のアクセスも容易かと思われます。
参考情報
今回は、少しだけ時間が作れましたので、久しぶりに近場で軽く撮影してきました。
使用機材 : 富士フイルム X30
今回使用しました富士フイルムのX30というコンデジは、2/3型のセンサーを持つコンデジで、近年ではコンデジと言えどもAPS-Cの大型センサーを搭載するものも増えてきまして、それらに比べますと小さなセンサーで画質的にも若干苦しい部分はあろうかとも思われます。
しかしながら、小型の一体型ズームレンズを搭載しておりますX30は、気軽に持ち歩け、シーンを選ばずに使用できるコンデジかとも思われます。
画素数自体も1,200万画素程度で、近年のデジカメから考えますと見劣りしてしまう部分もあろうかと思われますが、コンデジから出てくる鮮やかな色合いは、正しく富士フイルムのデジカメの血統を受け継いでいるものと思われます。
意外とX30を使う機会が少なく、まだ充分に使いこなせている状況とは言いづらい面もありますが、機材に慣れるためにも、今回のチョイ撮りとなりました。
今後も、機会を作りまして、ちょっとした合間にお気軽撮影を行ってゆきたいと考えております。
尚、今回は2020.07.26に撮影したもので、記載の内容につきましては、撮影当時の情報となりますので、ご理解の程お願い申し上げます。詳しい情報につきましては、関連施設のHPなどをご確認お願い申し上げます。