【花だより】2025年1月24日現在 梅の開花状況「小田原梅まつり」小田原城址公園 アクセスと駐車場 神奈川県小田原市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年1月24日に撮影いたしました小田原城址公園の梅の開花状況をお届けいたします。
「小田原梅まつり」小田原城址公園 梅の開花状況
神奈川県小田原市に位置しております小田原城址公園は、市街地の中心部に位置しております平山城となり、後北条氏の本拠地であった事なども有名なところかと思われます
現在の城址公園は、江戸時代に再構築されました近世の城郭が基礎となっており、天守閣につきましては1960年(昭和35年)に再建されたものとなっております。
もともとは、中世に地元領主大森氏が八幡山に築きました山城で、後北条氏の時代には、八幡山から海岸部まで総延長約9㎞にも及ぶ土塁と空堀で小田原市街を囲み、豊臣軍勢に対抗するために整備された難攻不落の名城とも言われております。
小田原城址公園では、歴史公園としまして天守閣や資料館が設置されておりますほか、梅や桜、藤、花菖蒲、紫陽花、蓮の花など季節の花も楽しむことができる公園となっております。
小田原城址公園では、銅門広場や常盤木橋周辺を中心に約250本の梅が植栽されており、桜のお花見よりも一足早く観梅を楽しむことができるようになっております。
小田原城址公園の梅の花の見頃の時期としましては、例年1月下旬から2月下旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期には梅まつりも開催されております。
2025年の「小田原梅まつり」の開催期間としましては、2月1日(土曜日)から2月24日(月祝日)までの開催期間となっており、市内有数の梅の産地でございます「曽我梅林」とともに梅まつりの会場としまして設定されており、まつり期間中は立春青空句会など各種イベントが実施される予定となっております。
今回のカタスミ日記は、2025年1月24日に小田原城址公園を訪れてみましたので、写真を交えながら、梅の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
城址公園の南入口から入場いたしますと、お堀の傍に郷土文化館がございまして、早咲きの梅がピンクに色づいてきております。
郷土文化館の前を通り、そのまま北に向かって進みますと、朱塗りの常盤木橋と常盤木門に向かうことができるようになっております。
常盤木橋周辺と申しますと、初夏の花菖蒲が有名なところとなっておりますが、梅の木やロウバイなども植えられており、橋や城郭を背景に観梅を楽しむことができるスポットとなっております。
常盤木橋前の紅梅が少し咲き始めてきておりますが、まだ見頃には至ってはいない状況となっております。それに対しまして、常盤木橋東側にございます歴史見分館(NINJA館)脇の梅の木につきましては開花が進み、見頃に近い開花状況となっております(冒頭の写真)。
また、常盤木橋北側にはロウバイが纏まって植えられておりますエリアがございますが、ロウバイにつきましては見頃のピークは若干超えてしまってはおりますものの、見頃が続いております状況となっております。
2025年1月24日現在の小田原城址公園の梅の開花状況としましては、まだ咲き始めの状況で見頃前、ロウバイの開花状況としましては、ピークは若干超えてはおりますものの見頃の状況となっております。
小田原城址公園 アクセスと駐車場
小田原城址公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線小田原駅より徒歩10分ほどとなっております。
神奈川県小田原市南町1-1-40付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス小田原インターより約1.6㎞、車で5分ほどとなっております。
城址公園付属の駐車場は南入口付近に、観光バス・障害者車両・バイク専用の有料駐車場が設置されておりますが、一般車両は駐車できませんので、ご注意の程お願い申し上げます。
一般車両の駐車場につきましては、城外の上記住所の小田原スポーツ会館の隣のコインパーキングなどを利用することとなりますので、お出掛けの際はお出掛け前に周辺のコインパーキングなどの場所のご確認をお願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2025年1月24日現在の小田原城址公園の梅の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
小田原城址公園のほかにも市内には曽我梅林や小田原フラワーガーデンなど梅の名所がございますので、併せて楽しみたいところかと思われます。
2025.01.28記

