平塚のハス寺 要法寺の蓮 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 神奈川県平塚市
平塚市要法寺では、大型の鉢でハスの栽培を行い、地元の方を中心にハス寺として親しまれております。今回のカタスミ日記は、要法寺のハスの花の咲く風景をご紹介いたします。
要法寺ってどんな寺院?
神奈川県平塚市に位置しております要法寺は、1282年(弘安5年)の鎌倉時代に日蓮大聖人が開山しました歴史ある寺院となっております。
時の鎌倉幕府執権の北条泰時の次男の北条泰知は、父泰時の影響を受け念仏信者となっておりましたが、龍の口の法難の話を聞き、以来法華経を信じ、日蓮大聖人に帰依し、屋敷を寺として献上し、開山した寺院となっております。
歴史ある寺院でございますが、地元の方には「ハス寺」としても親しまれている寺院となっております。
要法寺 ハスの見頃時期
要法寺では25年ほど前から大型の鉢でハスの栽培を続けており、本堂前にハスが植えられた鉢がずらりと並べられております。
背丈の高いものでは、大人の人の背丈ほどのところに花を咲かせるハスもあり、美しいハスの大輪を間近に観賞することができるようになっております。
要法寺では、約30種、80鉢のハスが育てられ、様々な品種のハスの花を楽しむことができるようになっております。
要法寺の蓮の花の見頃の時期としましては、6月下旬から7月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期には早朝6時30分より開門し、地元の方を中心にたくさんの方が訪れる蓮の名所となっております。
尚、要法寺のハスの開花状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
併せて楽しみたい「花菜ガーデン」のハスの花
平塚市内のハスの名所と申しますと、要法寺のほかには、要法寺から車で20分ほどのところにございます「花菜ガーデン」になろうかと思われます。
花菜ガーデンは、「フラワーゾーン」「アグリゾーン」「めぐみの研究棟ゾーン」の3つのエリアからなる複合施設で、季節の花の観賞のほか、田植えや稲刈りなどの農業体験、農業や園芸に関する知識を学ぶ場としても活用されている施設となっております。
特に関東有数の品種数、約1,300種を植栽するバラ園「薔薇の轍」は有名なところで、神奈川県内有数の人気のバラ園となっております。
そのような花菜ガーデンでございますが、2019年(令和元年)に蓮田をリニューアルし、以前の3倍の約1,400㎡に拡充し、市内有数の蓮田となっております。
花菜ガーデンのハスの見頃の時期としましては、例年6月下旬から8月上旬頃が見頃の時期となっており、要法寺のハスの花を楽しみましたら、是非ともこちらも立ち寄りたいハスの名所になろうかと思われます。
尚、花菜ガーデンのハスの開花状況につきましては、花菜ガーデン公式HP内の「見頃の植物」のコーナーにて開花情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
要法寺 アクセスと駐車場
要法寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線平塚駅より約1.3㎞、徒歩にて15分ほどとなっております。
神奈川県平塚市平塚4-10-10付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、小田原厚木道路平塚インターより約5.5㎞、車で10分ほどとなっております。
要法寺の南側、山門前に無料の参拝者用駐車場が設置されておりますが、近隣の保育園の送迎にも利用されております駐車場で、送り迎えの時間帯は多少混雑いたしますのでご注意の程お願い申し上げます。
花菜ガーデン アクセスと駐車場
花菜ガーデンへのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線平塚駅北口8番バス乗り場より秦野駅行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約20分、「平塚支援学校前」バス停下車、徒歩5分ほどとなっております。
神奈川県平塚市寺田縄496-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、小田原厚木道路平塚インターより約1.3㎞、車で数分となっております。
開園時間並びに入園料は季節変動がございますが、レギュラーシーズンの開園時間は9時より17時、第2・第4水曜日休園、入園料は600円、駐車場代500円となっております。
尚、年間パスポート2,600円をご購入の場合には当日より普通車駐車料金無料で駐車可能となります。
終わりに
今回のカタスミ日記は、平塚のハス寺「要法寺」のハスの咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
ハス池とは異なる鉢植えのハスで、間近にハスの花を観賞したい方にはお勧めのハスの名所になろうかと思われます。
2024.06.30記