【水辺の風景】秋の色づく苗名滝の風景 日本の滝百選 アクセスと駐車場 新潟県妙高市

 暑い夏を涼しく過ごしていただきたいと「水辺の風景」をお届けしてまいりましたが、今回のカタスミ日記は新潟県と長野県の県境に位置しております名瀑、苗名滝をご紹介いたします。訪問した時期が紅葉の時期であったため、今回ご紹介する風景は、秋の色づきを感じさせてくれる色合いの景色となっております。

 

迫力の苗名滝 秋の色づき

SIGMA sdQuattro iso100 F5 1/50sec 51mm

 今回の「水辺の風景」は、新潟県と長野県の県境に位置しております苗名滝をご紹介いたします。

 苗名滝は、関川にかかる4連の滝で、「日本の滝百選」にも選ばれている名瀑となります。

 ただし、現在は最下段の一の滝のみしか観ることができず、二の滝、三の滝、四の滝までは通行困難となっております。

 そうは言いましても、一の滝につきましては、落差が55mと立派な滝で、水量も豊富で、滝壺に叩きつけられる水や水しぶきが大迫力の滝となっており、それだけでも充分な見応えがございます。

SIGMA sdQuattro iso100 F6.3 1/30sec 173mm

 苗名滝で印象的な景色となっております柱状節理の玄武岩壁は、火山活動の中でマグマが冷却された時にできたものと言われております。

 迫力の苗名滝ですが、最も水量が多いのは雪解けシーズンと言われており、最も人気のシーズンとなりますが、例年10月中旬から下旬にかけての紅葉の時期も美しく、多くの観光客で賑わうスポットとなっております。

SIGMA sdQuattro iso100 F4 1/40sec 28mm

 

苗名滝 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattro iso100 F5.6 1/20sec 63mm

 苗名滝は、新潟県と長野県の県境に位置しておりますが、アクセスにつきましては主に新潟県側からのアクセスになろうかと思われます。

 公共交通機関では、トキめき鉄道妙高高原駅より妙高高原路線バス(池の平・杉野沢線)にて約25分、「苗名滝入口」バス停下車、その後遊歩道を進むこととなります。

 新潟県妙高市杉野沢2092付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、上信越道妙高高原インターより車で15分ほどで普通車104台収容の大駐車場となり、そこより徒歩にて遊歩道を15分ほど進みますと展望台となっております。

 遊歩道は全体的には歩きやすい遊歩道となっておりますが、一か所階段で上る場所があり、そこだけは少々辛かったと記憶しております。建物で言いますと、3階か4階くらいまで一気に階段を上るような感じでしょうか、その階段以外は比較的歩きやすい川沿いの遊歩道となっております。

 冬季は遊歩道は、積雪のための除雪は行っていないようですので、冬季にお出かけの際は、遊歩道が通行可能かどうか、事前に確認しておくことをお勧めいたします。

SIGMA sdQuattro iso100 F3.5 1/80sec 18mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、迫力の苗名滝の様子をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 秋の紅葉の色づきの頃がお勧めですが、グリーンシーズンも爽やかで清涼感が感じられるスポットかと思われます。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2021.09.24記