神奈川県お花見穴場スポット あぐりパーク嵯峨山苑 河津桜から春めき桜への桜リレー 見頃時期とアクセス、駐車場 神奈川県松田町

 神奈川県のお花見の穴場スポット、あぐりパーク嵯峨山苑。桜の咲く季節になりますと神奈川の花見山か、とも囁かれるあぐりパーク嵯峨山苑では河津桜を皮切りに、寒緋桜、オカメ桜、春めき桜、八重桜と桜リレーが始まります。今回のカタスミ日記は、黄色い菜の花とのコントラストが美しいあぐりパーク嵯峨山苑の河津桜と春めき桜の見頃時期と園内の様子をご紹介いたします。

 

あぐりパーク嵯峨山苑ってどんなところ?

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 あぐりパーク嵯峨山苑は、平成20年2月オープンの10年超の歴史がある神奈川県西部の松田山の中腹に整備された観光農園となっております。

 あぐりパーク嵯峨山苑を経営しております松田山みかんの里内藤園さんでは、みかんを中心に季節の農産物を育成・販売、あるいはみかん狩りや食用菜の花狩りなどもできるようになっております。

 松田町の河津桜の名所としましては西平畑公園(松田山ハーブガーデン)が有名なところかと思われますが、西平畑公園から更に山を上ってゆきますとあぐりパーク嵯峨山苑がございますが、お花見の時期でも比較的混雑は少なく、ゆっくりとお花見を楽しむことができるスポットかと思われます。

 あぐりパーク嵯峨山苑は、標高が230mから285mにかけての山の斜面を利用した農園となりますが、西平畑公園よりも標高が高いため、見晴らしが良く、富士山や箱根連山、また麓に広がる松田、小田原方面の街並み、相模湾までも望むことができるようになっております。

 お花見シーズンの開苑時間は例年、朝9時30分より夕方16時までとなっており、入苑料は300円となっております。

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河津桜と春めき桜ってどんな桜?

河津桜の起源と特徴

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 一部では神奈川の花見山ではないか、とも囁かれるようなお花見スポットではございますが、知名度が今一つの部分もあり、混雑の少ない穴場スポットとなりますあぐりパーク嵯峨山苑では、河津桜をスタートに寒緋桜、オカメ桜、春めき桜、八重桜と桜リレーが続きます。

 今回は、河津桜と春めき桜に的を絞ってご紹介してゆきたいと思いますが、その前に簡単に河津桜と春めき桜についてご説明してゆきたいと思います。

 ご存じの方も多いかと思いますが、まずは河津桜。

 今やすっかり早咲きの桜としまして全国に知れ渡るようになった河津桜。日本一の早咲きの桜と言われます土肥桜やあたみ桜などと比べますと若干見頃は遅く、地域によるバラつきはあるものの2月中旬から3月上旬頃にかけてお花見を楽しむことができる早咲きの桜となっております。

 もともとは伊豆半島の河津町で、1955年に河津川沿いの雑草の中で原木となる木を発見し、庭先に植えたことが始まりと言われております。

 河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種で、色鮮やかなピンクの花を咲かせる桜となっております。オオシマザクラを祖先とすることからか、比較的早い時期に緑の葉が出始め、満開を迎える頃には葉が見え始めますが、葉が出てきましても花はすぐには散らずに、比較的長い期間お花見を楽しむことができるのも特徴となっております。

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春めき桜の起源と特徴

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 早咲きの桜としましては、河津桜ほどの知名度はございませんが、「卒業式の頃に咲く桜」としまして近年注目度が高まってきております春めき桜。

 春めき桜は、神奈川県南足柄市の原産で、もともと農家などの彼岸の頃に咲いていた桜の枝から育成を始めて南足柄市内の農園が作出した桜と言われております。

 比較的新しい品種の桜で、2000年3月には品種登録もされております。

 カンヒザクラとシナミザクラの交雑種と言われ、咲き始めは紅く、開花が進むにつれて色が淡くなってゆく特徴がございます。

 また甘みのある独特の香りがあり、近年では春めき桜をイメージしたシャンプーや芳香剤なども製品化されております。

 春めき桜のお花見スポットとしましては、まだ全国的な広がりはあまり見られませんが、怒田丘陵や幸せ道・春木径などの南足柄市内を中心に神奈川県西部に点在しております。

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菜の花との共演 あぐりパーク嵯峨山苑の春色の景色

河津桜の咲く景色 見頃時期

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 あぐりパーク嵯峨山苑の河津桜の見頃時期としましては、例年2月中旬から3月上旬頃になろうかと思われます。

 西平畑公園よりも標高が高くなっておりますことからか、西平畑公園よりもほんの僅かだけ見頃が遅いかな、という時期に満開を迎える印象となっております。

 苑内につきましては、急勾配のある山の斜面で、散策道も狭くなっておりますので、歩きやすい服装や靴で訪れることをお勧めいたします。

 少し歩きにくい部分を差し引きましても、苑内から望む河津桜越しの眺望は素晴らしく、気持ちの良いお花見散策を楽しむことができるようになっております。

 また河津桜の咲く頃には、紅白の梅の花やロウバイなども苑内では楽しむことができ、甘い香りと共に河津桜のお花見を楽しむこともできるようになっております。

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春めき桜の咲く景色 見頃時期

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 あぐりパーク嵯峨山苑では、春めき桜の見頃の時期としましては、例年3月中旬から下旬にかけてとなっております。

 あぐりパーク嵯峨山苑では、河津桜の見頃の時期には大混雑する事は無いにしろ、近くの西平畑公園のお花見とセットで来苑される方も多いようで、それなりの人出となりますが、春めき桜の見頃の時期は、春めき桜が咲くことを知っている「知る人ぞ知る」スポットの様相で、混雑知らずでゆっくりとお花見を楽しむことができますので、特に穴場スポットを探していらっしゃる方にはお勧めのお花見スポットになろうかと思われます。

 あぐりパーク嵯峨山苑では、食用の菜の花狩りもできる観光農園となっておりますので、桜の咲く時期には、黄色い菜の花が苑内に咲き誇り、菜の花とのコントラストが美しいお花見を楽しむことができるようになっております。

 急勾配のある苑内や狭い散策路は河津桜の時と同じではございますが、おいしい空気と開けた眺望、黄色い菜の花と満開の桜を楽しむことができるあぐりパーク嵯峨山苑は、「ハイキングはちょっと、でも自然を感じたい」という方にはお勧めのお花見スポットかと思われます。

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あぐりパーク嵯峨山苑 アクセスと駐車場

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 あぐりパーク嵯峨山苑へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線松田駅より徒歩35分となっております。

 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領字嵯峨山2853付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、専用駐車場はなく、付近の西平畑公園の駐車場を利用することになろうかと思われます。また、西平畑公園の駐車場からあぐりパーク嵯峨山苑までは、急勾配の坂道を徒歩で18分ほどとなっておりますので、歩きやすい服装でお出掛けになられますようお願い申し上げます。

 西平畑公園の駐車場につきましては、東名高速大井松田インターより約3.7㎞、車で数分となり、桜まつり期間中は駐車料金1,000円、その他イベント期間中は500円、その他の時期は無料となっております(神奈川県足柄上郡松田町惣領2951付近)。

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終わりに

 今回のカタスミ日記は、河津桜と春めき桜の桜リレーを楽しむことができます穴場お花見スポットのあぐりパーク嵯峨山苑の春色の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 知る人ぞ知るスポットとなりますので、比較的混雑は少なく、密を避けてゆっくりとリラックスしてお花見を楽しみたい人にはお勧めのお花見スポットかと思われます。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.01.11記