【花だより】2022年2月16日現在 椿の開花状況 氷室椿庭園 アクセスと駐車場 神奈川県茅ヶ崎市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、200種以上の椿を楽しむことができます氷室椿庭園を2022年2月16日に撮影しました椿の開花状況をお届けいたします。
氷室椿庭園 椿の開花状況
神奈川県茅ケ崎市に位置しております氷室椿庭園は、三井不動産元副社長氷室捷爾(ひむろしょうじ)ご夫妻の住居・庭園をご遺族から茅ヶ崎市に寄贈され、1991年(平成3年)に開園しました椿と松の美しい庭園となっております。
広さが約2,800㎡の庭園には、所狭しと椿の木が植えられており、200種以上1,000本を超える椿の木が植栽されております。
多様な品種の椿の木が植えられておりますので、比較的長い期間に渡って椿の花を楽しむことができるようになっておりますが、見頃の時期としましては、例年2月下旬から4月上旬頃が見頃の時期となっております。
また見頃のピークとなります3月中旬から下旬にかけましては、零れんばかりに花が咲き誇り、色とりどりの椿の花を楽しむことができるようになっております。
氷室椿庭園内の旧氷室家住宅母屋は、1935年(昭和10年)の建築となり、昭和初期の別荘建築の様相を伝える建物として国の登録有形文化財にも指定されている建物となっております。
今回訪れました2月16日現在の開花状況としましては、前回訪問時の2月2日時点よりも花が咲き始めてきました品種が多くなってきておりますが、花数自体はまだまだ少なく、全体的な開花状況としましては1分咲きになるかならないか、という雰囲気の開花状況となっております。
入口を入ってすぐのところに植えられております「フレークランドピンク」が咲き始めてまいりました。
氷室椿庭園を代表する椿の品種となります「氷室雪月花」。
白や淡桃色の地に絞りの入った上品、かつ可愛らしい容姿の椿となっております。
スポットライトを浴びたかのように浮かび上がる一輪。「狩衣」。
小ぶりな花でございますが、光の当たり方が印象的でしたので一枚。「数寄屋侘助」。
赤い花が印書的な「大虹」。
和の趣を感じます「京唐子」。
前回はまだ咲いておりませんでしたが咲き始めてきました「天人松島」。
たくさんの蕾を付けておりました「八千代獅子」。
「呼子鳥」も咲き始めてきております。
可愛らしさの中に落ち着いた雰囲気も併せ持つ「草紙洗」。
日の出ているうちに撮影しました「日暮」。
数は多くはございませんが、クロッカスの花が見頃を迎えております。
また梅の木も花開いており、季節を感じさせてくれる風景を楽しむことができるかと思われます。
氷室椿庭園の2月16日現在の開花状況としましては、花が咲き始めている品種が増えてまいりましたが、全体的には1分咲きになるかならないか程度の開花状況になろうかと思われます。
氷室椿庭園 アクセスと駐車場
氷室椿庭園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線茅ヶ崎駅より約1.2㎞、徒歩にて20分ほどとなっております。
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南3-2-41付近
入園は無料となっておりますが、月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休園日となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます(ただし、3月は無休)。
開園時間は、朝9時から17時までとなっております(5月~1月は10時より16時まで)。
尚、駐車場につきましては基本的にございませんので、公共交通機関にてのアクセスが基本となろうかと思われますが、自家用車にてアクセスする場合には付近のコインパーキングのご利用をお願い申し上げます。(身体障がい者用駐車場は敷地内に2台分用意されておりますが、ご利用の際は事前予約が必要となっております。)
付近のコインパーキングとしましては、三井のリパーク茅ヶ崎東海岸南1丁目駐車場(神奈川県茅ケ崎市東海岸南1-9-4)などとなっており、距離にして約400m、徒歩5分ほど離れた場所となっております。
今回のカタスミ日記は、氷室椿庭園の2月16日現在の椿の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.02.20記