阿寺渓谷 秋にこそ訪れたい阿寺ブルーと色づく紅葉 2024年見頃時期と色づき状況・アクセスと駐車場 長野県大桑村
長野県大桑村を流れる木曽川水系の阿寺川。その透明度の高い水質と美しさから「阿寺ブルー」と称され、阿寺渓谷にはたくさんの観光客が訪れます。周辺道路が狭いこともございまして、夏場のハイシーズンにはマイカー規制も敷かれる人気スポットとなりますが、お勧めのシーズンは比較的混雑の少ない秋の阿寺渓谷。周りの木々が秋色に色づき阿寺ブルーを一層鮮やかに引き立ててくれます。今回のカタスミ日記は秋の阿寺渓谷の風景をご紹介いたします。
阿寺ブルーと秋の紅葉風景 阿寺渓谷
阿寺渓谷ってどんなところ?
長野県大桑村を流れる木曽川水系の阿寺川は、鮮やかなエメラルドグリーンの水が美しい川で、阿寺渓谷は多くの観光客やハイカーさんに人気のスポットとなっております。
「阿寺ブルー」と称される渓谷は、たぐいまれなる美しさを誇り、国道からも比較的近く、山奥の秘境という雰囲気ではなく、比較的お気軽に訪れることのできる清流になろうかと思われます。
渓谷に沿うように舗装林道が敷かれ、見どころとしましては、狸ヶ淵、熊ヶ淵、牛ヶ淵、六段の滝など多数存在し、時間をかけてゆっくりと散策したいところかと思われます。
自然を感じる林間遊歩道の散策
阿寺渓谷の中間地点付近に無料の観光用駐車場が設置されており、その付近を起点としまして、遊歩道も整備されております。
遊歩道は、赤彦吊り橋から中八丁吊り橋の間に設置されており、45分から1時間ほどで散策することができるようになっております。
また、六段の滝のすぐ傍まで向かうこともでき、自然を身近に感じることのできる遊歩道となっておりますが、山の中のアップダウンのございます遊歩道となっており、意外と視界は開けておらず、遊歩道から阿寺ブルーを望むポイントは少なくなっております。
しかしながら、林間の自然の中を散策したい方にはお勧めとなり、木漏れ日が気持ちの良い遊歩道で、木々に差し込む木漏れ日が美しく辺りの樹木を照らし出してくれる遊歩道となっております。
阿寺ブルーの渓谷美を中心に楽しみたい方は、渓谷に沿って設置されております舗装林道を練り歩くような形になろうかと思われますが、大型車も通行する林道となりますので、散策の際は充分通行車両にご注意の程お願い申し上げます。
秋色に色づく阿寺渓谷 紅葉の見頃時期
秋になりますと、渓谷の周辺のもみじの木などが赤く色づいてまいりますが、阿寺渓谷の紅葉の見頃の時期としましては、例年10月下旬から11月中旬頃が見頃の時期となっております。
一面に真っ赤に染まるという雰囲気ではないものの、エメラルドグリーンの阿寺ブルーを一層引き立てるかのように、秋色に染まる木々は美しく、新緑の季節と併せまして、お勧めのシーズンになろうかと思われます。
尚、阿寺渓谷の紅葉の色づき見頃状況につきましては、大桑村観光協会さん運営のHP「おおくわナビ」内の「紅葉情報」のコーナーにて村内各所の色づき情報を随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
阿寺渓谷 アクセスと駐車場
阿寺渓谷林道 マイカー規制
阿寺渓谷につきましては、阿寺ブルーと称される美しさが話題となり、多くの観光客が訪れます人気のスポットとなっておりますが、ハイシーズンにあたります夏場には、狭い林道の安全確保のため、マイカー規制が毎年行われております。
2024年の夏季マイカー規制につきましては、規制実施期間は終了しておりますが、7月13日(土)より9月1日(日)までとなっております。
マイカー規制中は、渓谷入口付近にございますフォレスパ木曽より島木赤彦歌碑駐車場までシャトルバスが運行されます。
(森林管理関係車両やキャンプ場予約者車両につきましては規制中も通行可能となっておりますので、関連施設のHPなどにてご確認の程お願い申し上げます。)
阿寺渓谷 アクセスと駐車場
阿寺渓谷のアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR中央本線野尻駅より渓谷入口まで徒歩20分ほどとなっております。
尚、渓谷入口より一番奥の阿寺渓谷キャンプ場付近までは、更に6.3㎞ほど距離となっております。
長野県木曽郡大桑村野尻939-58付近(フォレスパ木曽)
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道中津川インターより約34㎞、車で45分ほどとなっております。
渓谷の入口と中ほどに無料の観光用駐車場が設置されておりますので、マイカー規制のない時期には、無料の駐車場を利用することができるようになっておりますので、目的の見どころに合わせまして、駐車場の使い分けを行っていただきました方が宜しいかとも思われます。
渓谷入口駐車場付近からは、木曽川の向こうに中央アルプスを一望することができ、また阿寺川につきましても、駐車場付近でも充分に綺麗な水で気分が盛り上がる事間違いなしですが、島木赤彦歌碑駐車場付近より、上流あるいは下流に向けて散策いたしますと、正しく阿寺ブルーと言われるエメラルドグリーンの渓谷美を楽しむことができるようになっております。
終わりに
今回のカタスミ日記は、「阿寺ブルー」と称される美しい阿寺渓谷の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
人気のスポットとなりますので、ハイシーズンにはマイカー規制も行われますので、お出掛け前に最新情報を関連施設のHPなどでご確認の上、お出掛けになられますようお願い申し上げます。
2024.09.02記