【花だより】開成町あじさいの里のあじさい 2022年6月10日現在開花状況 「開成町あじさいまつり」 アクセスと駐車場 神奈川県開成町

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年6月10日に撮影いたしました開成町あじさいの里の紫陽花の開花状況をお届けいたします。

 

「開成町あじさいまつり」 開成町あじさいの里 紫陽花の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso250 F8 1/80sec 63mm

 神奈川県西部に位置しております開成町では、1977年(昭和52年)に「あじさい」を町の花として制定しております。

 以降、田園の広がるのどかな地域に町の花である紫陽花が農道や田んぼのあぜ道に植えられ、大切に育てられてまいりました。

 紫陽花の植えられております地域は、「開成町あじさいの里」と呼ばれます地域で、現在では田んぼや畑を囲むように咲き競う約5,000株のあじさいを楽しむことのできるスポットとしまして、神奈川県内有数の紫陽花スポットにもなっております。

 開成町あじさいの里の紫陽花の見頃の時期としましては、例年6月上旬から中旬頃が見頃時期となっており、見頃の時期に合わせまして、あじさいまつりも開催されております。

 2022年の「開成町あじさいまつり」の開催期間としましては、6月4日(土曜日)から6月12日(日曜日)までの開催期間となっており、まつり期間中は、開成駅よりあじさいの里までシャトルバスが運行(片道210円)されますほか、有料見晴台の設置、また飲食を楽しむことのできます露店の出店などが行われております。

 今回のカタスミ日記は、2022年6月10日に開成町あじさいの里を訪れてみましたので、写真を交えながら、紫陽花の開花状況をお届けしてゆきたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/125sec 75mm

 結論から先に申し上げておきますと、2022年6月10日現在の開成町あじさいの里の開花状況としましては、全体的には6分から7分咲き程度の開花状況になろうかと思われます。ただ、エリアによりまして開花状況に差がございまして、既に見頃を迎えておりますエリアがございます一方で、花数の少ないエリアも若干存在する状況となっております。

 今回は、時間の都合もございまして、あしがり郷瀬戸屋敷には立ち寄ることはできませんでしたが、あじさいの里を散策してまいります。

SIGMA sdQuattroH iso250 F7.1 1/80sec 63mm

 まずは、武永田水辺公園からあじさい公園方面へ南端の農道を西へ進んでまいります。

SIGMA sdQuattroH iso125 F7.1 1/100sec 63mm

 西方面に向かいます南端の農道沿いの紫陽花の開花状況としましては、開花が進んでおり、ほぼ見頃の状況となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/100sec 18mm

 両側に真っ白い紫陽花のアナベルが植えられております農道から西方面を望みます。

 梅雨時の安定しない雲の多いお天気でございますのは、少々残念なところとなっておりますが、田植えの終わった田んぼの緑が美しく、白いアナベルとのコントラストを楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/125sec 18mm

 アナベルの咲く農道。この道を東方面に進んでまいりますと、あじさいまつりの会場の中心エリアに向かうことができるようになっております。

 アナベルの開花状況としましては、7分から8分咲き程度の開花状況でしょうか、かなり白く色づいてはきており、かなり見頃の花も多くなってきておりますが、まだ白く色づいておらず緑の花も若干散見されます状況となっております。

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 アナベルの通りを進み、見晴台までやってまいりました。

 見晴台につきましては、100円の入場料が必要となってしまいますが、雲の少ない良く晴れた日には上っておきたいところかと思われます。

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 映え写真撮影スポットも健在でございます。

 周りの紫陽花も随分と開花が進んでまいりました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/80sec 18mm

 見晴台から北方向へ向かうメインの農道の両側にも紫陽花が植えられておりますが、若干開花が進んでいない株も見られる状況となっております。

SIGMA sdQuattroH iso250 F8 1/60sec 46mm

 北側に向かうメインの農道から東方向を望みます。

 のどかな風景に癒されながら散策を楽しむことができるかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/60sec 18mm

 北端の交差点付近にて。

 ピンクと水色の飴玉のような紫陽花が咲き競っております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/60sec 18mm

 北端の農道では見頃の開花状況となっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/100sec 63mm

 アングルを変えて、東側の農道から北端の農道を振り返りますと、カラフルな紫陽花を見て取ることができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/60sec 46mm

 どうしても田植えの終わりました田んぼばかりに注目が集まってしまいますが、開成町あじさいの里では、畑や茶畑もございますので、田んぼとは異なる風景も楽しんでおきたいところかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso200 F8 1/80sec 54mm

 2022年6月10日現在の開成町あじさいの里の紫陽花の開花状況としましては、全体としましては6分から7分咲き程度の開花状況かと思われ、ほぼ見頃の開花状況となっておりますが、一部花数の少ないエリアも散見され、若干咲き揃っていない印象の開花状況となっております。

 

開成町あじさいの里 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso125 F8 1/80sec 54mm

 開成町あじさいの里へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線開成駅より有料シャトルバスにて10分ほどとなっております(片道210円、まつり期間中のみ運行)。

 もしくは、小田急小田原線新松田駅より箱根登山バスにて「吉田神社入口」バス停下車、すぐとなっております。また新松田駅から徒歩で30分ほどとなっておりますので、のんびり歩いてゆくこともできるかとも思われます。

 神奈川県足柄上郡開成町延沢2512付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約4.5㎞、車で15分ほどとなっております。

 あじさいまつり期間中は、会場周辺に有料臨時駐車場(1回500円)が数か所設けられ、県道720号線沿いなどに駐車場案内が表示されますので、それに従い進みますと迷うことはないかと思われます。

 また瀬戸屋敷の場所につきましては、神奈川県足柄上郡開成町金井島1336付近となっており、あさじさいの里より徒歩15分ほどとなりますが、瀬戸屋敷駐車場はあじさいまつり臨時駐車場も兼ねますので、あじさいの里と瀬戸屋敷を自家用車にて移動いたしますと駐車料金が2回必要となってしまいますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 今回のカタスミ日記は、2022年6月10日現在の開成町あじさいの里の紫陽花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.06.12記