【花だより】2023年10月8日現在 紅葉の色づき見頃状況 白駒池の苔の森と紅葉 アクセスと駐車場 長野県佐久穂町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年10月8日に撮影いたしました白駒池の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
白駒池の紅葉 色づき見頃状況
長野県佐久穂町と小海町の境界に位置しております白駒池は、周囲が1.35㎞と標高が2,100m以上の高所の湖としましては日本最大の天然湖となり、原生林に囲まれた美しい湖となっております。
2,115mと標高が高いこともございまして、首都圏平野部よりも紅葉が早く訪れ、10月上旬から10月中旬頃が見頃の時期となっております。
例年でございますと、10月の3連休には色鮮やかな紅葉を楽しむことができます人気の紅葉スポットでございますが、2023年につきましては猛暑のためか、若干色づきが遅れておりますようでございます。
今回のカタスミ日記は、2023年10月8日に白駒池を訪れてみましたので、写真を交えながら、紅葉の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
今回は時間の都合もございまして早朝に訪れることができませんでしたので、駐車場渋滞を避けるために無料シャトルバスを利用させていただきました。
2023年につきましては、7月15日(土曜日)から10月15日(日曜日)までのハイシーズンの土日祝日を中心に運行され、八千穂高原スキー場から白駒の池入口駐車場までの区間を運行し、八千穂高原スキー場に無料大駐車場も完備されております。
2台体制の日と3台体制で運行されます日がございまして、10月8日は3台体制で運行されておりましたので、15分間隔程度で発着し、それほど待たずにスムーズに乗車することができました。
また特筆すべきは、駐車場周辺では係員の方が交通整理を行ってくれ、シャトルバスは駐車場渋滞を避けてスムーズに白駒池の入口に到着し、乗車時間は15分から20分程度で、駐車場を待つよりも効率的に観光を楽しむことができますので、シャトルバスの利用は強くお勧めしたいところかと思われます。
ただ全日運行ではなく、運行日が限られておりますので、事前に佐久穂町観光協会さんHPにて詳細のご確認をお願い申し上げます。
駐車場前の白駒池遊歩道入り口にて。
人気の記念撮影スポットでございますが、曇天であったためか、紅葉が遅れておりますためか、比較的混雑が少なく、人の居ないタイミングで撮影。
白駒池と申しますと、苔の森も忘れることができないところかと思われます。
某CMのロケ地でもございます神秘的な苔の森でございますが、この森には485種類の苔が生息していると言われております。
原生林が朽ち果てて倒れたり、その倒れた木が苔生していたり、独特の空気感のございます苔の森となっております。
苔の森の中の木道遊歩道を進んでまいりますと、白駒池の湖畔に辿り着くことができるようになっております。
湖畔の東屋の周りの紅葉も色づき始めてきております。
白駒池の紅葉の大きな見どころとしましては、浮き桟橋付近の湖岸の真っ赤なもみじになろうかと思われますが、もみじの紅葉につきましては、赤く色付きつつございますが、鮮やかな色が付く前の赤黒い色合いが大勢を占めております色づき状況となっております。
2023年10月8日現在の白駒池の紅葉の色づき見頃状況としましては、そこそこ色づいてきております状況ではございますが、例年に比べまして遅れており、色づき始めの状況、ここのところの気温の変化もございますので、間もなく鮮やかに色づくことが期待されます状況になろうかと思われます。
白駒池 アクセスと駐車場
白駒池へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR小海線八千穂駅より千曲バスにて約40分、「白駒池入口」バス停下車、そこから遊歩道を徒歩にて15分ほどとなっております(冬季は運休)。
長野県南佐久郡小海町大字千代里2090-2付近(駐車場)
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道須玉インターもしくは諏訪インターより国道299号線(メルヘン街道)に向かい、国道沿いに有料駐車場が設置されております。
駐車場につきましては、200台ほど駐車することのできる大駐車場で、普通車1回600円となり、駐車場から遊歩道を15分ほど進みますと白駒池となっております。
ただ、特に紅葉シーズンなどは人気のシーズンとなりますので、週末などは午前中に駐車場が満車になってしまうこともございますので、ご注意の程お願い申し上げます。
また、7月15日(土曜日)から10月15日(日曜日)までの土日祝日を中心に、八千穂高原スキー場から白駒の池入口駐車場まで無料シャトルバスが運行され、八千穂高原スキー場には臨時無料駐車場も設置されております(詳細は佐久穂町観光協会さんHPへ)。
今回のカタスミ日記は、2023年10月8日現在の白駒池の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
2023年は若干紅葉の色づきが遅れておりますようではございますが、標高2,000mでは既に寒さも感じます気温となっておりますので、一枚上着を羽織って、散策を楽しみたいところかと思われます。
2023.10.09記