【花だより】2023年4月17日現在 藤の開花状況 藤の名所 下之坊 アクセスと駐車場 静岡県富士宮市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年4月17日に撮影いたしました下之坊の藤の花の開花状況をお届けいたします。

 

藤の名所 下之坊 藤の花の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/80sec 28mm

 静岡県富士宮市に位置しております下之坊は、日蓮正宗発祥の地と言われ、1289年に南条時光により開基、日興上人によって開山されました寺院となっております。

 「下之坊」とは、現在日蓮正宗の総本山となっております大石寺が1290年に創建されましてからは、大石寺を「上の御坊」と呼び、こちらの寺院を「下の御坊」と呼ぶようになったことに由来してております。

 下之坊では、約400m続く藤棚をはじめ、境内に藤の木がたくさん植えられており静岡県東部地域有数の藤の名所にもなっております。

 下之坊の藤の花の見頃の時期としましては、例年4月中旬から5月上旬頃が見頃の時期となっており、藤の花を楽しむ方が多く拝観に訪れます人気のスポットとなっておりますが、境内は寺院特有の静寂の空間が保たれており、静かな雰囲気中で藤の花を楽しむことができるようになっております。

 今回のカタスミ日記は、2023年4月17日に下之坊を訪れてみましたので、写真を交えながら、藤の花の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/100sec 46mm

 晴れてはおりましたが、雲が多く、すっきりとしないお天気の中での訪問となりました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/40sec 46mm

 まずは、参拝者用無料駐車場に車を駐車し、駐車場から続いております藤棚の下を散策してまいります。

 今年は暖かい日が続いておりましたので、軒並み桜やその他の春の花の開花が例年より早まる傾向にございましたので、いつもより1週間ほど早く参拝・拝観いたしました。

 ただ、予想した程は開花は進んでおらず、約400m続いております藤棚の方は部分的に見頃を迎えております場所もございますが、概ね4分から5分咲き程度の開花状況ではなかろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/125sec 75mm

 咲き始めのつつじ越しの藤棚。

 数が多いという訳ではございませんが、下之坊では美しく剪定されたつつじの花も見どころのひとつになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/60sec 54mm

 中央のお堂と藤の花。

 お堂の正面のこちらの藤の花につきましては、例年藤棚の方の藤の花よりも若干開花が早い傾向のございます株となっておりますが、4月17日現在、7分、あるいは8分咲き程度でしょうか、ほぼ見頃に近い開花状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/320sec 89mm

 定番のアングルで一枚。

 藤の花とお堂、背後には富士山も見えております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/80sec 63mm

 先ほどの写真右手の藤の木の奥にも藤棚ではない藤の木がございまして、こちらの方の開花状況につきましてもほぼ見頃に近い開花状況になろうかと思われます。

 2023年4月17日現在の下之坊の藤の花の開花状況としましては、エリアによりまして開花状況に差がございますものの、全体としましては5分咲き程度の開花状況でしょうか、間もなく見頃を迎えようかと思われます状況となっておりますが、藤棚の方の開花状況につきましては、4分か5分咲き程度の開花状況、お堂の前の中央の藤の木の開花状況につきましては、7分、あるいは8分咲き程度、ほぼ見頃の開花状況になろうかと思われます。

2024年4月15日現在 最新開花状況

 

藤の名所 下之坊 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/100sec 46mm

 下之坊へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線富士宮駅より富士急静岡バスにて約30分、「下の坊入口」バス停下車、徒歩2分ほどとなっております。

 静岡県富士宮市下条2021付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新富士インターより約13㎞、車で25分ほどとなっております。

 参拝者用の無料の駐車場も設置されており、駐車場前から藤棚が続いております。

 今回のカタスミ日記は、静岡県内有数の藤の名所、下之坊の2023年4月17日現在の藤の花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

2024年4月15日現在 最新開花状況

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2023.04.18記