松永記念館の紅葉 晩秋の絶景 2024年見頃時期と色づき状況・アクセスと駐車場 神奈川県小田原市
春の桜と秋の紅葉は日本の四季を感じる風景としまして人気の観光シーズンとなろうかと思われますが、今シーズンは紅葉を見逃したという方にもお勧めの、晩秋に紅葉が見頃を迎えます小田原市の松永記念館。今回のカタスミ日記は、しっとりとした色づきを楽しむことができます小田原市の松永記念館の紅葉風景をご紹介いたします。
晩秋の絶景 松永記念館の紅葉風景
松永記念館ってどんなところ?
神奈川県小田原市に位置しております松永記念館は、「電力王」と呼ばれました実業家の松永安左ヱ門(耳庵)が、1946年(昭和21年)に小田原市に移住後、自宅の敷地内に開設いたしました古美術品を一般に公開しておりました施設となり、後に土地建物を小田原市に寄贈されました施設となっております。
現在では、小田原市郷土文化館の分館という扱いとなっており、本館・別館展示室にて企画展や特別展が開設されております。
また、国登録有形文化財にも指定されております安左ヱ門の居宅「老欅荘」や同じく登録有形文化財の野崎廣太(幻庵)(三越の社長などを歴任)の茶室を移築しました「葉雨庵(よううあん)」など見どころの多い施設となっております。
因みに、松永安左ヱ門は、1971年(昭和46年)没の明治末期から戦後にかけまして電力業界で活動しました実業家で、東邦電力を主宰、戦後は電気事業再編や電力中央研究所理事長などを務めました人物で、また電力事業以外にも、古美術収集家、茶人としましても知られ「耳庵(じあん)」の号を持っていたと言われております。
松永記念館の紅葉の見頃時期
松永記念館の紅葉につきましては、決して大規模なものではございませんが、箱庭的な美しさの紅葉風景を楽しむことができ、知る人ぞ知る紅葉の名所となっております。
紅葉の時期には、所狭しと真っ赤なもみじが色づき、歴史的建造物と共に趣のございます紅葉を楽しむことができるようになっております。
松永記念館の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月下旬から12月上旬頃が見頃の時期となっており、関東近辺では紅葉シーズン終盤の時期に見頃を迎えますので、今年は紅葉を見逃したという方にもお勧めの紅葉スポットになろうかと思われます。
尚、松永記念館の紅葉の色づき見頃状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
松永記念館 アクセスと駐車場
松永記念館へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、箱根登山電車箱根登山線箱根板橋駅より徒歩にて10分ほどとなっております。
神奈川県小田原市板橋941-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス早川インターより約1.3㎞、車で5分ほどとなっております。
入館は無料となっておりますが、展示室・茶室などの一部施設の利用は有料となっておりますので、茶室の利用などお考えの場合には関連施設のHPなどでご確認の程お願い申し上げます。
開館時間は、朝9時より17時(最終入館16時30分)までとなっており、年末年始(12月28日~1月3日)は休館日となっておりますのでご注意の程お願い申し上げます。
駐車場につきましては、正門前に20台ほど駐車可能な無料の駐車場が設置されておりますが、記念館付近のアクセス道が住宅地の中の狭い道路となっておりますので、車の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、知る人ぞ知る紅葉の名所、松永記念館の紅葉風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
色合いの大変美しい紅葉を楽しむことができますスポットでございますので、のんびりと紅葉散策を楽しみたいところかと思われます。
2024.09.10記