【花だより】2022年2月7日現在 あたみ桜の開花状況 「あたみ桜糸川桜まつり」 日本で最も早咲きの桜 糸川遊歩道のあたみ桜 アクセスと駐車場 静岡県熱海市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、日本一の早咲きの桜と言われますあたみ桜の咲く熱海市糸川周辺を2022年2月7日に撮影しました開花状況をお届けいたします。
「あたみ桜糸川桜まつり」 あたみ桜の開花状況
伊豆半島では土肥桜と並び、「日本一の早咲きの桜」と言われております「あたみ桜」が見頃を迎えております。
前回は1月26日に訪れました糸川周辺のあたみ桜でございますが、改めて2月7日に再訪致しましたので、最新の開花状況をお届けしてゆきたいと思います。
あたみ桜は、明治4年頃にイタリア人によってもたらされたインド原産の寒桜の一種となっておりますが、ひとつの枝に早期と後期に開花する芽の2種類を形成するためにお花見を楽しむことのできる期間が比較的長い桜となっております。
あたみ桜の見頃の時期に合わせまして、「あたみ桜糸川桜まつり」が開催され、2022年につきましては1月8日(土曜日)より2月6日(日曜日)までの開催となっておりました。
桜まつり自体は既に終了してしまっておりますが、2022年につきましては開花が遅く、まつり終盤になってから見頃を迎えた印象となり、2月7日現在では早期の花が若干散り始め、後期の花が引き続き咲いてきている状況となっており、全体としまして見頃後半を迎えている開花状況となっております。
開花の遅れなどがあり、もうしばらくはお花見を楽しめそうな事から、糸川遊歩道のライトアップが2月13日(日曜日)まで延長となっております。
釜鳴屋平七夫婦の像のあたみ桜 開花状況
冒頭の写真も釜鳴屋平七夫婦の像の傍のあたみ桜を道路側から撮影したものとなっておりますが、こちらは海側から像の正面を撮影したものとなっております。
平七夫婦を両脇から囲むように満開のあたみ桜を楽しむことができるようになっております。
ここのあたみ桜の木は今年は開花が遅れており、ようやく見頃を迎えたか、という印象となっております。
別のアングルからもう一枚。
像の両脇に2本の桜の木があるだけのスポットとなりますが、海岸沿いに位置しており、絵になるお花見スポットとなりますので、あたみ桜のお花見の際には是非とも楽しみたいところかと思われます。
親水公園のあたみ桜 開花状況
釜鳴屋平七夫婦の像からそのまま海岸沿いをのんびりと散策しますと、すぐに親水公園となります。
デッキに停泊するボートやヨット、そしてフェニックスもあり、マリーナリゾートの雰囲気を感じながらの散策となります。
親水公園には、17本のあたみ桜が植えられておりますが、ある種街路樹的な植え方となっておりますので、お花見的な感動は薄い部分もございますが、2月7日現在、見頃となっております。
国道を跨ぐ高架の歩道から親水公園のあたみ桜を望むこともできるようになっております。
この高架を渡りますと、あたみ桜の穴場スポットとの湊小公園となっております。
湊小公園のあたみ桜 開花状況
あたみ桜の中心的お花見スポットの糸川遊歩道からも歩いて行くことのできる場所に位置しておりますが、意外なほどお花見する人が少ないあたみ桜の穴場スポットとなっております湊小公園。
湊小公園でも2月7日現在、見頃を迎えており、植えられております15本のあたみ桜がほぼ満開の開花状況となっております。
たかが15本と言ってしまいますとそれまででございますが、アングルを工夫いたしますとこの様に本数以上の桜感を楽しむことのできるスポットとなっております。
熱海海浜公園のあたみ桜 開花状況
今回は初めて、熱海海浜公園にも足を運んでみました。
湊小公園から徒歩で2分か3分ほどのところとなり、海浜公園には11本のあたみ桜が植えられております。
熱海海浜公園のあたみ桜につきましても、2月7日現在見頃を迎えておりますが、撮影目的で訪れます場合にはアングルの難しい、見どころの定めにくいスポットかとも思われます。
これは大寒桜でしょうか。あたみ桜ではない白い花の桜が咲き始めております。
糸川遊歩道のあたみ桜 開花状況
さて、あたみ桜のお花見スポットの中心的存在の糸川遊歩道のあたみ桜の開花状況でございますが、2月7日現在では見頃のピークは若干過ぎつつあるようではございますが、後期の花も咲いており現在でも充分桜感を感じながらお花見を楽しむことのできる開花状況となっております。
桜橋を別のアングルからもう一枚。
糸川遊歩道には57本のあたみ桜が植えられており、あたみ桜の基準木も糸川沿いにございます。
写真右手に写っております木があたみ桜の基準木となります。
あたみ桜の基準木は、「銀座」バス停のすぐ裏手にあり、堂々とした枝ぶりの木となっており、2月7日現在、見頃を保っております。
基準木の根元には、「基準木」の表記と「熱海桜」の石碑が設置されておりますので、糸川遊歩道を訪れましたらチェックしておきたい木になろうかと思われます。
寅年という訳ではございませんが、虎のオブジェとあたみ桜。
この虎のオブジェの付近が糸川遊歩道の中でも一番の見どころとなろうかと思われるスポットとなっております。
2月7日現在のあたみ桜 開花状況まとめ
2月7日現在のあたみ桜の開花状況としましては、全体としまして見頃、桜まつりは終了してしまってはいるものの、まだお花見を充分楽しむことのできる開花状況となっております。
糸川遊歩道の開花状況としましては、見頃のピークは若干過ぎつつあり、見頃後半に入っているものと思われます。
釜鳴屋平七夫婦の像のあたみ桜は満開、見頃となっております。
その他、親水公園、海浜公園、湊小公園のあたみ桜につきましても、見頃、ほぼ満開の開花状況となっております。
「あたみ桜糸川桜まつり」 あたみ桜 アクセスと駐車場
あたみ桜並木のございます糸川遊歩道へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線熱海駅より徒歩20分ほど、もしくは駅より熱海港方面行きバスにて10分ほど、「銀座」バス停または「親水公園」バス停下車となっております。
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速沼津インターより車で40分ほどとなりますが、桜まつり会場には専用の駐車場は設置されておらず、親水公園の駐車場など周辺の有料駐車場を利用する事となりますのでご注意の程お願い申し上げます。
糸川遊歩道 静岡県熱海市中央町11-2付近
親水公園 静岡県熱海市渚町10付近
渚小公園 静岡県熱海市渚町26-11付近
海浜公園 静岡県熱海市和田浜南町4-39付近
今回のカタスミ日記は「日本で最も早咲きの桜」と言われますあたみ桜の2022年2月7日現在の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.02.07記