緑の中の須山浅間神社 可愛らしいハート型の猪目の小窓の石灯籠 静岡県裾野市
ハート型の猪目の小窓の石灯籠が話題となっております静岡県裾野市の須山浅間神社。新緑の美しい季節となり、境内とその周辺では美しい緑が心地の良いエリアとなっております。今回のカタスミ日記は、須山浅間神社に参拝しました風景をご紹介いたします。
SNSでも話題 ハート型の猪目の小窓の石灯籠 須山浅間神社
須山浅間神社ってどんなところ?
新緑の美しい季節となってまいりました。
今回のカタスミ日記は、富士山の東麓に鎮座しております須山浅間神社に参拝しました時の模様をご紹介いたします。
須山浅間神社は、もともとは日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征した際に創建したと伝えられております神社となります。
須山浅間神社は、江戸時代に利用者の多かった須山口登山道の起点となる場所でもあり、登山の際にみそぎを行い登山の安全を祈願したと伝えられております。
また、富士山の世界遺産の構成資産のひとつとしても登録されております神社となります。
御神体は富士山となり、火難除け、縁結びや安産・子宝の神様である木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を御祭神として祀っておられます。
狛犬の向こう側の階段を上りますと拝殿となっております。
拝殿につきましては、比較的新しく建てられたもののようです。
境内の一角には高さ48m、幹回り8mの樹齢500有余年の御神木の杉の木もございます。
可愛らしいハート型の猪目の小窓
近年にわかにSNSなどで注目されております須山浅間神社のハート型の小窓のある石灯籠。
灯籠の小窓からは拝殿も観ることができるようになっており、ご利益がありそうな予感を感じずにはいられないところかと思われます。
ハート型の小窓のある石灯籠は、先ほどの階段を上ってすぐの左側の灯籠となります。
ハート型で可愛らしくSNSなどで話題となっておりますが、猪目、つまりイノシシの目の形を表現したものとなります。
イノシシは、火伏の神様の使いとも言われ、火難除けの神様の木花開耶姫命に因み奉納されたものでしょうか。
この石灯籠は、江戸時代の寛保2年(1742年)に奉納されたと言われております。
須山浅間神社は、緑の豊かな場所にあり、境内は凛とした空気が漂っておりますので、密を避けてパワースポットに参拝してみてはいかがでしょうか。
須山浅間神社 アクセスと駐車場
須山浅間神社へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線裾野駅より須山行き富士急シティバスにて約30分、「須山」バス停下車、徒歩数分となっております。
静岡県裾野市須山488-3付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速裾野インターより約8.6㎞、車で15分ほどとなっております。
境内から徒歩2分か3分の馬場橋(ばんばはし)北側に無料の駐車場が設置されており10台ほどの駐車が可能となっております。
終わりに
今回のカタスミ日記は、ハート型の小窓のある石灯籠が話題の須山浅間神社の参拝風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
5月2日のゴールデンウィーク中の参拝となってしましましたが、入れ代わり立ち代わり参拝者は途絶えることはございませんでしたが、混雑はなく、静かな雰囲気で参拝を済ませることができました。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.05.10記