をくづれ水仙郷「水仙まつり」2025年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 千葉県鋸南町
兵庫県淡路島、福井県越前海岸と並びまして水仙の日本三大群生地の一つにも数えられております千葉県鋸南町。今回のカタスミ日記は、鋸南町の中でも有数の水仙の名所「をくづれ水仙郷」の水仙の咲く風景をご紹介いたします。
をくづれ水仙郷ってどんなところ?
千葉県鋸南町に位置しておりますをくづれ水仙郷は、大崩地区の田畑の土手を利用しまして水仙を栽培し、栽培面積が約5haにも及ぶ水仙の産地・名所となっております。
鋸南町の日本水仙は、「元名水仙(もとなすいせん)」と呼ばれ、江戸時代には江戸の武家屋敷や町家に売られ重宝された歴史ある水仙の産地となっております。
鋸南町は、兵庫県淡路島、福井県越前海岸と並び、水仙の日本三大群生地としまして有名で、町内では「をくづれ水仙郷」の他にも「江月水仙ロード」や「佐久間ダム」などでも水仙の花を楽しむことができるようになっております。
一般的に大崩地区の水仙の産地を指して「をくづれ水仙郷」と呼ばれておりますが、同地区内の「佐久間ダム」を含めてそのように呼ぶ場合と含めない場合とがございますが、便宜上分けて捉え、今回は佐久間ダムを除いたエリアにつきましてご紹介してまいりたいと思います。
鋸南町「をくづれ水仙郷」スイセンの見頃時期と水仙まつり
をくづれ水仙郷では、山間の大崩れ地区の田畑の土手を利用して水仙を栽培し、球根数が6千万球とも推定されております水仙の産地となっております。
をくづれ水仙郷の水仙の見頃の時期としましては、例年12月中旬から1月下旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして、水仙まつりも開催されております。
今シーズンの「水仙まつり/江月水仙ロード・をくづれ水仙郷」の開催期間としましては、現時点ではまだ詳細日程が発表されておりませんが、昨シーズンが2023年12月9日(土曜日)から2024年2月4日(日曜日)までの開催期間となっておりましたので、今シーズンにつきましても同時期に開催されるものと思われます。また、まつり期間中はぐるっと水仙QRスタンプラリーや水仙まつり写真コンクールなどが開催されますほか、道路沿いで地元農家による水仙や農産物の販売が行われます。
尚、をくづれ水仙郷の水仙の開花状況につきましては、鋸南町地域振興課まちづくり推進室公式Instagramアカウントにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
鋸南町をくづれ水仙郷 アクセスと駐車場
をくづれ水仙郷へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR内房線保田駅より町営循環バス(青バス)にて約25分、「大崩」バス停下車後、周辺散策となっております。
千葉県安房郡鋸南町大崩1057付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、富津館山道鋸南保田インターより約6.7㎞、車で10分ほどとなっており、大崩公民館とをくづれ水仙郷観光事務所(民間)に有料の駐車場が設置されております(300円、釣銭出ません)。
大崩公民館 : 千葉県安房郡鋸南町大崩1057付近
をくづれ水仙郷観光事務所(民間) : 千葉県安房郡鋸南町大崩1399-3付近
尚、をくづれ水仙郷の入口から佐久間ダムまでは、700mから800m程度離れておりますが、急勾配の坂道となっておりますので、体力に自信のございます方以外は車にてのご移動がお勧めになろうかと思われます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、水仙の名所、鋸南町のをくづれ水仙郷の水仙の咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
鋸南町では、江月水仙ロード、佐久間ダム、をくづれ水仙郷など水仙の名所がたくさんございますので、水仙巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2024.09.11記