2022年 絶景ツツジが見どころの冨士山公園(とみすやまこうえん)と絶景無人駅の下灘駅 見頃時期とアクセス、駐車場 愛媛県大洲市伊予市
5月と言いますと皐月。サツキとツツジの美しい季節でもございます。標高320mの山の斜面から望む絶景とツツジの共演。今回のカタスミ日記は、愛媛県大洲市の冨士山と伊予市の美しい海岸線道路夕やけこやけラインの風景をご紹介いたします。
冨士山公園ってどんなところ?
冨士山公園は、愛媛県大洲市の冨士山の山頂付近に整備されている公園で、ツツジの名所にもなっております。
「冨士山」はその形が富士山に似ていることから付けられた名前となりますが、「ふじさん」ではなく「とみすやま」と読みます。
標高320mの山頂を中心にして整備されております公園は、地元の方には「ツツジ山」の通称で親しまれている通り、ツツジが美しく園内には約6万3千本のツツジが例年4月下旬から5月上旬頃に見頃を迎えます。
春から初夏の冨士山公園 見どころご紹介
色鮮やかなツツジの数々
約6万3千本を誇りますツツジは、様々な品種のツツジが見頃の時期には咲き競います。
アケボノツツジやヒラドツツジ、オオムラサキなど、色とりどりの花が山の斜面を華やかに彩って行きます。
標高320mから望むツツジと絶景
冨士山は標高320mの小高い山となっておりますが、公園からは大洲盆地を一望することができ、四国の雄大な風景を楽しむことができるようになっております。
山頂そのものの地点では大洲盆地を望む視界は確保できませんが、ツツジの咲いておりますエリアでは、展望スペースが設けられ、ツツジ越しに雄大な風景を楽しむことができますと共に、咲き誇るツツジの斜面に沿って遊歩道も整備されておりますので、様々な角度からツツジの絶景を楽しむことができるようになっております。
遊歩道の美しい藤棚
冨士山公園では、駐車場から山頂付近の山の斜面に広がるツツジの咲いておりますエリアに向かう遊歩道の途中には、藤棚が設置されて美しい藤の花も楽しむことができるようにもなっております。
ちょうどツツジの花と開花時期が重なる藤の花も併せて楽しみたいところかと思われます。
冨士山公園 アクセスと駐車場
冨士山公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR予讃線伊予大洲駅よりタクシーにて10分ほどとなっております。
愛媛県大洲市柚木
自家用車にてのアクセスにつきましては、松山自動車道大洲肱南インターより約4㎞、車で10分ほどとなっております。
公園自体に詳しい番地まで設定されていないようですので、ナビ設定の際には帝京冨士中・高校さん(愛媛県大洲市柚木947-29付近)を目印に設定していただき、現地で地図を確認しながら進んでいただきますと迷うことなく向かうことができるものと思われます。
公園には、約200台駐車可能な無料の駐車場が完備されておりますが、お祭りなど各種イベント期間中につきましては有料となる場合もございますので、お出掛け前に関連施設のHPなどでご確認の程お願い申し上げます。
夕やけこやけラインの爽快ドライブ風景
海沿いの夕やけこやけラインで見る癒しの風景
大洲盆地を見晴らす眺望の冨士山公園のツツジの咲く絶景をご紹介いたしましたが、その後は肱川沿いに北上し、伊予灘沿いの爽快ドライブを楽しむこともお勧めとなっております。
穏やかな伊予灘沿いの国道378号線は、「夕やけこやけライン」の愛称で知られております絶景ドライブコースとなります。
穏やかな伊予灘(瀬戸内海)沿いの緩やかなカーブの続く信号の少ないルートとなり、気持ちよくドライブを楽しむことのできるルートとなっております。
絶景無人駅 下灘駅のワンシーン
その夕やけこやけライン沿いには、ドラマのロケ地としましても有名な下灘駅がございます。
下灘駅は、かつては「日本一海に近い駅」と言われておりましたが、現在は駅と海の間には国道が走っておりますので日本一海に近いという状況ではないものの、国道が一段低い場所となりますので、下灘駅のホームから見ますとホームの向こうがすぐ海になっているかのような風景が広がります。
下灘駅は、無人駅ではございますが、日本一有名な絶景無人駅と言っても良いのではないでしょうか。
なかなかの雰囲気のある無人駅になりますので、大洲方面、あるいは松山方面を訪れます際には、夕やけこやけラインまで少し足を伸ばして下灘駅の穏やかに流れる時間を体感していただきたいものと思われます。
下灘駅 アクセスと駐車場
下灘駅へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR予讃線下灘駅すぐとなります。
愛媛県伊予市双海町大久保3-8付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、松山自動車道伊予インターより約15㎞、車で20分ほどとなっております。
下灘駅は、国道沿いに位置しておりますが、国道側からはアクセスできず、国道より側道に入り、狭い道路側が駅の入口となっており、また駅からすぐの駐車場は数台分のスペースしかございませんので、自家用車にて訪れます場合には、車の運転に充分ご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、大洲盆地を見下ろすツツジの絶景公園、冨士山公園と、穏やかな伊予灘沿いの夕やけこやけライン、ロケ地としましても有名な絶景無人駅下灘駅の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.04.21記