少林山達磨寺の紅葉 縁起だるま発祥のお寺の色づく秋の風景  2023年見頃時期と色づき見頃状況、アクセスと駐車場 群馬県高崎市

 紅葉と申しますと、大自然の中に広がる紅葉絶景も素晴らしいものがございますが、神社仏閣など歴史ある境内に秋の彩を添える紅葉も美しいものがございます。縁起だるま発祥の寺院としまして有名な少林山達磨寺の境内では秋になりますと、真っ赤なもみじや黄色いイチョウなどが秋色に染まり、境内に彩を与えてくれます。今回のカタスミ日記は群馬県高崎市、少林山達磨寺の紅葉の風景をご紹介いたします。

 

少林山達磨寺 色づく秋の紅葉風景

少林山達磨寺ってどんな寺院?

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 群馬県高崎市に位置しております黄檗宗少林山達磨寺。

 黄檗宗は「おうばくしゅう」と読みます。耳慣れない方もいらっしゃるかとも思われますが、いわゆる禅宗の一つとなっております。(因みに禅宗には臨済宗、曹洞宗、黄檗宗がございます。)

 達磨寺と申しますと、その名前から誰もが連想しますのは「縁起だるま」。そうです、達磨寺は縁起だるま発祥の寺院と言われており、高崎のだるま市なども有名なところかと思われます。

 七転び八起きで縁起が良く、何とも愛らしいイメージのだるま様でございますが、達磨大師はインドの王子として生まれ、後に出家し中国に渡り、教えを広めたと言われております。

 少林山達磨寺の開創は、元禄10年と言われておりますが、それ以前に一了居士なる行者が達磨大師の座像をこの地にございました観音堂にお祀りし、「達磨出現の霊地」と言われるようになったと伝えられております。

 現在でも境内にはたくさんのだるまが奉納され、多くの方の信仰を集めております。

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達磨寺 紅葉の見頃時期

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 少林山達磨寺は観音山丘陵の斜面に位置し、境内には真っ赤なもみじや黄色く色づくイチョウなどの紅葉を楽しむことができるようになっております。

 また、高台に位置しておりますことから、境内から高崎市内を一望できます眺望も素晴らしく、秋晴れの青空の似合う場所でございますので、晴れた日に訪れたいところかと思われます。

 少林山達磨寺の紅葉の見頃の時期としましては、その年の気候にも左右されますが、例年11月中旬から12月上旬頃が見頃の時期となっております。

 また、紅葉の見頃終盤11月下旬から12月上旬頃にかけましては、境内で落ち葉アートも実施してくれており、少しほっこりしながら参拝することもできるようになっております。

 尚、少林山達磨寺の紅葉の色づき見頃状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。

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少林山達磨寺 アクセスと駐車場

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 少林山達磨寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR高崎線高崎駅より市内循環バス(群馬バス)ぐるりん少林山線乗附先回りにて20分ほど、「少林山入口」バス停下車、徒歩数分となっております。

 群馬県高崎市鼻高町296付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、関越道高崎インターより約11㎞、車で30分ほどとなっております。

 無料の参拝者用駐車場が設置されており、自家用車にてのアクセスも可能でございますが、駐車場が数か所あり、大型車用駐車場と普通車用駐車場の場所が離れておりますので、お出掛けの際は駐車場の場所をお間違えの無きよう、事前に関連施設のHPなどで周辺地図をご確認の上、お出掛けしていただいた方が宜しいかと思われます。

 また、大通りから駐車場に向かう道路につきましては狭い道路となっておりますので、くれぐれも車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。

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終わりに

 今回のカタスミ日記は、秋の色づきが美しい少林山達磨寺の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 因みに、だるまの目はどちらから黒目を入れるのでしょうか。達磨寺のHPに記載されております。向かって右側から目を入れるのだそうです。

2023.11.22記