下之坊の藤の花 静岡県内有数の藤の名所 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 静岡県富士宮市
過ごしやすい気候となり、初夏の風を感じられます季節になってまいりますと、各地で藤の花が咲き始めます。静岡県内有数の藤の名所、下之坊では400m続く藤棚をはじめ、富士山を背景に鈴なりの藤の花が咲き競います。今回のカタスミ日記は、静岡県富士宮市の下之坊の藤の花の咲く風景をご紹介いたします。
下之坊ってどんなところ?
富士山の麓、静岡県富士宮市に位置しております下之坊は、日興上人により開山されました寺院で、日蓮正宗の発祥の寺院と言われております。山号は大日蓮華山となっております。
後に、日蓮正宗の総本山大石寺が創建されますと、大石寺が「上の御坊」と呼ばれた一方で、「下の御坊」と呼ばれるようになったことが名前の由来となっております。
静かで落ち着いた雰囲気の境内となっております下之坊でございますが、良く晴れた日には富士山を望むことのできるロケーションとなり、美しい堂塔と富士山とのコラボレーションも見られます寺院となっております。
県内有数の藤の名所 下之坊の藤の花 見頃時期
静岡県内には蓮華寺池公園をはじめ、県内各地に藤の花を楽しむことができますスポットが存在いたしますが、富士山の西麓に位置しております下之坊の藤の花は、県内でも有数の藤の名所としまして、見頃の時期には多くの拝観者で賑わうスポットとなっております。
下之坊の藤の花の見頃の時期としましては、例年4月中旬から5月上旬頃が見頃の時期となっております。
見頃の時期には、たくさんの方が訪れます人気のスポットとなっておりますが、凛とした空気の張り詰める境内では、静かで落ち着いた雰囲気の中で藤の花を観賞できるようになっております。
尚、下之坊の藤の花の開花状況につきましては、公式に発信されておりますものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
下之坊の藤の花 見どころご紹介
美しい堂塔を背景に咲く藤の花
質素で落ち着いた雰囲気の美しい堂塔と鈴なりにしっとりと風になびく藤の花がよく似合い、和風な落ち着いた初夏の風景を肌で感じながら、境内を参拝散策できるようになっております。
背景に富士山を望む絶景ロケーション
お天気の良い日には、境内から富士山を望むことができ、本堂前の藤の花の背景には富士山も楽しむことができるようになっております。
また参拝者用駐車場の付近からも、藤棚越しに富士山を望むことができるようにもなっております。
圧巻の藤棚
下之坊の藤の花は、堂塔と共演する藤の花が美しいところとなっておりますが、それとは別に、境内には400mにも及ぶ藤棚が続き、涼しげに風になびく鈴なりの藤の花の下を練り歩くことができるようにもなっております。
境内を彩るツツジの花
藤の花ではございませんが、下之坊では藤の花と前後しまして咲きますツツジの花も美しいところとなっております。
美しく剪定された良く手入れのされておりますツツジが境内に並び、どちらかと申しますとシックな色合いの境内を華やかに演出してくれております。
下之坊 アクセスと駐車場
下之坊へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線富士宮駅より富士急静岡バスにて約30分、「下の坊入口」バス停下車、徒歩2分ほどとなっております。
静岡県富士宮市下条2021付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新富士インターより約13㎞、車で25分ほどとなっております。
参拝者用の無料の駐車場も設置されており、駐車場前から藤棚が続いております(駐車場入り口は境内の南側から)。
終わりに
今回のカタスミ日記は、静岡県内有数の藤の名所、下之坊の藤の花の咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
藤の花越しに富士山も見られますスポットとなりますので、良く晴れたお天気の日に訪れたいところかと思われます。
2024.04.13記