未病バレーBIOTOPIAビオトピアのイチョウ並木（ぎんなん並木）2024年見頃時期と色づき状況･アクセスと駐車場神奈川県大井町

2024年12月16日

　神奈川県が推進する「未病」の戦略的拠点として整備されました「BIOTOPIA（ビオトピア）」。ビオトピアの広大な敷地内には夫婦銀杏やぎんなん並木など知る人ぞ知るイチョウの名所となっております。今回のカタスミ日記は、ビオトピアのイチョウの秋の紅葉風景をご紹介いたします。

BIOTOPIA（ビオトピア）ってどんな施設？

　県としまして「未病」の改善に積極的に取り組んでおります神奈川県。

　「未病」とは、人間の体は「ここまでが健康、ここからが病気」と明確に線引きすることが難しく心身の状態は健康と病気の間を連続的に変化してゆくという概念で、病気になってから病院に行くのではなく、未病を改善してゆくことで病気を防ぐことを意図しております。

　神奈川県大井町に位置しております「BIOTOPIA（ビオトピア）」は、「県西地域活性化プロジェクト」に基づく未病の戦略的エリアの拠点となっており、自然の恵みが集まる「食」、身体を整える「運動」、五感を開放する「癒し」をコンセプトに未病改善を体験することができる施設となっております。

　施設内には、地元特産品を販売するマルシェやレストラン、森林セラピーロード、オートキャンプ場などが設置されてりますほか、各種イベントやワークショップなども随時開催されております。

　因みに、ビオトピア（BIOTOPIA）は「BIO」（いのち輝く社会の実現）と「UTOPIA」（未病改善の取り組みを実現する理想的な里）から成る造語となっております。

　ビオトピアではイチョウを中心に園内各所で樹木の紅葉を楽しむことができ、紅葉の見頃の時期としましては、例年11月下旬から12月上旬頃が見頃の時期となっております。

　広大な敷地面積を誇る施設でございますので、見頃の時期でも比較的混雑は少なく、紅葉した樹木の中をのんびりと散策することができるかと思われます。

　ビオトピアのイチョウの大きな見どころのひとつは、夫婦銀杏広場のイチョウの2本の大木になろうかと思われます。

　この大木は、もともとは皇居前の丸の内警察署横に植えられていた街路樹で地下鉄工事のためにこの地に移植されたものと言われております。

　また、駐車場からはかなり離れた場所となってしまいますが、敷地南端のオートキャンプ場の下の森林斜面に約100本のイチョウ並木（ぎんなん並木）が続き、イチョウのトンネルの下を散策することもできるようになっており、こちらもビオトピアの紅葉の大きな見どころとなっております。

　尚、ビオトピアのイチョウの紅葉の色づき見頃状況につきましては、ビオトピアのInstagramアカウント（@biotopia_japan）、もしくはFacebookアカウントにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

　ビオトピアへのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線新松田駅北口1番のりばより未病バレービオトピア行き富士急モビリティバスにて約10分、「BIOTOPIA未病バレービオトピア」バス停下車、すぐとなっております。

　神奈川県足柄上郡大井町山田300付近

　自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約3㎞、車で5分ほどとなっております。

　約400台駐車可能な無料の駐車場がございますが、イチョウ並木に近いエリアの駐車場はオートキャンプ場などの利用者向けとなっており、イチョウ並木散策では、マルシェ前の駐車場に車を駐車し、並木まで散策しながら向かうことになろうかと思われます。

　駐車場の利用時間は朝9時30分から17時30分まで、年末年始は休業となっております。

　今回のカタスミ日記は、ビオトピアのイチョウの紅葉風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

　森の中の並木ということもございまして、街路樹の並木とは雰囲気が異なり、富士山を横目に楽しく散策ができるものかと思われます。

2024.12.15記