【花だより】2021年6月28日現在 古代蓮(行田蓮)開花状況 行田古代蓮の里 アクセスと駐車場 埼玉県行田市
季節の花の開花状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、古代蓮の里で神秘的な美しさの古代蓮(行田蓮)を2021年6月28日に撮影しました開花状況をお届けいたします。
行田古代蓮の里 古代蓮(行田蓮)開花状況
埼玉県北部に位置しております行田市の古代蓮の里では、ピンクの神秘的な美しさを持つハスの花が咲き始めております。
行田市の古代蓮は、行田蓮とも呼ばれ、例年6月中旬から8月上旬にかけてハスの花を楽しむことができるようになっております。
行田蓮は、1400年前から3000年前のハスと言われ、ピンクの大輪を咲かせる原始的なハスの花の形態となっております。
古代蓮の里では、園内にそびえるランドマーク、古代蓮会館(展望タワー)があり、地上50mのタワーからは園内を上から見渡すことができるようになっております。
6月28日現在、古代蓮はかなり咲いてきており、見頃まであとわずかという雰囲気となっておりますが、現状でも充分にハスの花を楽しむことができる状況となっております。
約14haの広大な敷地の園内には、東側と西側に古代蓮池があり、澄み渡る空気の中、のんびりとハスの花を観賞しながら散策することができるようになっております。
また古代蓮池の中にも遊歩道が整備されており、手の届くほど間近に古代蓮の花を観ることができるようになっております。
行田古代蓮の里の6月28日現在の古代蓮(行田蓮)の開花状況としましては、見頃まであと少しとなりますが、現在でも充分に楽しむことができる状況となっております。
尚、ハスの花につきましては、早朝より花が開き始め、午後からは花が閉じてしまいます性質がございますので、午前中に訪れた方が宜しいかと思われます。
古代蓮の里 世界の蓮園 開花状況
今や古代蓮の代名詞と言いましても過言ではない「大賀ハス」。
千葉県の地層から出土した古代蓮の種子をハスの研究者、大賀一郎博士が発芽させ、現在では全国に広がった大賀ハスとなりますが、古代蓮の代表的なハスとなります。
行田古代蓮の里では、駐車場側に「世界の蓮園」を整備し、約40種類の様々なハスの花が育てられており、古代蓮の系統だけではなく、世界各地のハスの花を楽しむことができるようにもなっております。
「西湖蓮」。
花弁が100から200枚前後の八重のボリューミーな白い蓮の花となります。
「原始蓮」。
ピンクの神秘的な花で、行田蓮にも似た形容となっております。
梅雨の合間の青空に咲く白い「碧台蓮」。
「中国古代蓮」。
形容は行田蓮にも似ておりますが、花弁がスラっとしており、ややスマートな印象のハスの花です。
「紅万々」。
花弁が100から200枚前後の八重のハスの花で、鮮やかな色合いが印象的な花となっております。
6月28日現在の行田古代蓮の里園内に設けられております世界の蓮園の開花状況としましては、かなり咲いてきておりますが、見頃はこれからと言った開花状況となっております。
行田古代蓮の里 アクセスと駐車場
行田古代蓮の里へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR高崎線行田駅より市内循環バスの観光拠点循環コースにて「古代蓮の里」バス停下車すぐとなっております。
また、蓮の花が見頃となります6月19日から7月末までの土曜日・日曜日と7月22日(祝日)・23日(祝日)につきましては、JR高崎線行田駅より古代蓮の里まで無料シャトルバスも運行される予定となっておりますので、関連施設のHPなどにてご確認の程お願い申し上げます。
埼玉県行田市大字小針2375-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、、東北道羽生インターより約10㎞、車で20分ほど、もしくは関越道東松山インターより約18㎞、車で40分ほどとなっております。
大駐車場を完備しておりますが、蓮の花の開花期間中は有料となっております(普通車500円)のでご注意の程お願い申し上げます。尚、駐車場が有料となります時間帯は、早朝5時から14時まで。
今回のカタスミ日記は、神秘的な古代蓮の花が咲き始めております古代蓮の里の6月28日現在の開花状況を撮影したものをお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.06.30記