「巾着田曼殊沙華まつり」彼岸花の関東三大名所 日本一の群生を誇る巾着田曼殊沙華公園 2023年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 埼玉県日高市

 お彼岸の頃が近づいてまいりますと各地で真っ赤な彼岸花が咲き始めます。赤い彼岸花は、赤い花を意味する曼殊沙華とも呼ばれ多くの人を魅了する花となっております。今回のカタスミ日記は、彼岸花の関東三大名所でもあり、日本一の彼岸花の群生地とも言われます埼玉県日高市の巾着田曼殊沙華公園の秋の風景をご紹介いたします。

 

日本一の群生地 500万本の彼岸花が咲き誇る巾着田曼殊沙華公園 彼岸花の見頃時期

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 埼玉県日高市に位置しております巾着田曼殊沙華公園の彼岸花は500万本とも言われます圧倒的な群生で、日本一の群生地とも言われております。

 とにかく一面に赤い曼殊沙華が絨毯のように広がり、圧巻の風景を生み出してくれる彼岸花の名所となっており、彼岸花の見頃の時期には多くの方で賑わう人気の公園となっております。

 約22haとも言われます公園の敷地に一面に曼殊沙華の花が咲き誇りますので、華やかなのは勿論ですが、光の差し込み具合によりましては、何とも幻想的な風景を醸し出す瞬間もあり、写真愛好家の間でも人気の撮影スポットにもなっております。

 もともとは、高麗川(こまがわ)の上流から球根が流れ着いて群生したと言われております巾着田の彼岸花でございますが、その土地の形がきんちゃくの形に似ていることから巾着田と呼ばれるようになったと言われております。

 現在では周辺は巾着田曼殊沙華公園として整備され、秋の彼岸花の他にも季節の花が楽しめるようになっており、また、キャンプ場なども設置されておりますので、ご家族連れなどにも人気の公園となっております。

 巾着田曼殊沙華公園の彼岸花の見頃の時期としましては、例年9月中旬から10月上旬頃が見頃の時期となっております。

 尚、巾着田曼殊沙華公園の彼岸花の開花状況につきましては、日高市観光協会さん運営のHP「巾着田曼殊沙華まつり」内の「最新情報・ご案内」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。

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2023年「巾着田曼殊沙華まつり」開催決定

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 毎年、彼岸花の見頃の時期に合わせまして、「巾着田曼殊沙華まつり」が開催されておりましたが、コロナ禍で感染拡大防止の観点から、一時的に曼殊沙華まつりの中止、また人が集まらないように開花前に彼岸花を刈り取るという念の入れようで、密の状態を生み出すことを避けておりましたが、2022年より曼殊沙華まつりが復活し、2023年につきましても開催が決定しております。

 2023年「巾着田曼殊沙華まつり」の開催期間としましては、9月16日(土曜日)から10月1日(日曜日)までの開催期間となっており、開催時間は朝9時より16時30分までとなっております(入場は朝7時より可能)。

 曼殊沙華まつりでは、飲食の露店の出店や地元特産品の販売などが予定されております。

 また彼岸花の開花期間中は、入場料500円が必要となりますほか、撮影目的で訪れます場合には、三脚一脚の使用が禁止されておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

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巾着田曼殊沙華公園 アクセスと駐車場

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 巾着田曼殊沙華公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、西武池袋線高麗駅(こまえき)より徒歩15分ほど、もしくは、JR高麗川駅より高麗駅経由飯能行き国際興業バスにて、「巾着田」バス停下車、徒歩3分ほどとなっております。

 埼玉県日高市高麗本郷125-2付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道狭山日高インターより8㎞ほどとなっておりますが、彼岸花の開花の時期は周辺は混雑し、週末などは渋滞も発生することも多くなっておりますので、スムーズなアクセスを考えますと公共交通機関にてのアクセスの方が宜しいかと思われます。

 また、アクセス道となります県道15号から公園へ入る際には、周辺混雑回避のため右折入場禁止の表示が掲げられている場合もございますので、県道15号につきましては、高麗駅方面からのアクセスではなく、日高市街方面からのアクセスの方が駐車場に入りやすいかと思われます。

 駐車場の利用時間につきましては、朝7時から17時まで、駐車料金は普通車500円、自動二輪100円となっております(日高市民は駐車場無料のカードあり)。

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終わりに

 今回のカタスミ日記は、圧倒的な赤の世界を堪能することができます巾着田曼殊沙華公園の秋の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 神奈川県の日向薬師、同じく神奈川県の常泉寺と並び彼岸花の関東三大名所にも数えられている巾着田。その500万本を誇る群生は他では観ることのできない絶景かと思われます。

2023.09.01記