池生神社のソバの花 鳥居とそば畑の幻想世界 2023年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 長野県富士見町

 晩夏から初秋にかけまして各地でそばの花が見頃を迎えます。長野県富士見町の池生神社のそば畑でも可憐な花を咲かせ、秋の訪れを感じさせてくれます。今回のカタスミ日記は、そばの花咲く池生神社の初秋の風景をご紹介いたします。

 

池生神社(いけのうじんじゃ)ってどんな神社?

SIGMA sdQuattro iso100 F11 1/60sec 21mm

 長野県富士見町に位置しております池生神社は、平安時代に創基され、旧池袋村の氏神様として鎮座する神社となります。

 父神を建御名方命、母神八坂乃をご祭神として祀り、「農業の神」として信仰されております。

 かつては、境内に神池が存在しておりましたが、周辺環境の変化により水流が変わり、現在は水の無い状態となっております。

 この神池は、底なしの池で主がいると言われ、それに係る伝説も残っており、その伝説に因み境内の藤の古木は守護神として昔より大切にされてまいりました。

 そのような池生神社でございますが、鉄道遺構や桜のお花見で知る人ぞ知る神社にもなっております。

 

池生神社 そばの花の見頃時期

SIGMA sdQuattro iso100 F11 1/100sec 28mm

 池生神社には2つの鳥居が建立されており、こちらは一の鳥居。

 奥に二の鳥居も見えております。

SIGMA sdQuattro iso100 F8 1/125sec 54mm

 二の鳥居。

 二の鳥居の背後には、春には桜が咲き、知る人ぞ知るお花見スポットとなっておりますが、初秋には可憐なソバの花が咲き競います。

 株数など詳細は不明なそば畑でございますが、二の鳥居の背後(東側)と北側にそば畑が広がり、知る人ぞ知る絶景そば畑となっております。

 池生神社のそばの花の見頃の時期としましては、例年9月中旬から9月下旬頃が見頃の時期となっておりますが、見頃の時期でも比較的混雑の少ないそば畑で、神域特有の空気感の中でそばの花を観賞することができるようになっております。

SIGMA sdQuattro iso100 F11 1/60sec 75mm

 いかがでしょうか、この幻想世界。

 なかなかの映えスポットでございますが、あくまで神域でございますので、記念撮影等の際は節度あるご対応の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattro iso200 F5.6 1/400sec 33mm

 また、神社のすぐ北側をJR中央本線が通っておりますので、撮り鉄マニアの方も喜びそうなロケーションではなかろうかと思われます。

SIGMA sdQuattro iso200 F9 1/80sec 54mm

 鳥居の奥の林の方に進みますと、藤の古木の近くに狛犬が鎮座し、更に狛犬の後方の50段ほどの急な階段を上ってゆきますと、社殿となっております。

SIGMA sdQuattro iso200 F5.6 1/5sec 18mm

 社殿につきましては、どこにでもございますような氏神様の質素な建物となっておりますが、神社でございますので、参拝も忘れずに行いたいところかと思われます。

SIGMA sdQuattro iso100 F11 1/60sec 54mm

 2023年9月29日現在の池生神社のそば畑の開花状況としましては、エリアによりまして開花状況に差がございまして、既に花が散りつつございますエリアも見られますので、全体としましては見頃後半から終盤の開花状況になろうかと思われます。

 

池生神社 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattro iso100 F11 1/50sec 39mm

 池生神社へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR中央本線信濃境駅より約1㎞、徒歩にて15分ほどとなっております。

 長野県諏訪郡富士見町境6063付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道小淵沢インターより約4.3㎞、車で数分となっております。

 二の鳥居の南側に未舗装の無料駐車スペース(広場)がございます。

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、鳥居とそばの花が美しい池生神社の初秋の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 池生神社は長野県に位置しておりますが、県境を越えますとすぐに小淵沢のリゾートエリアもございますので、合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

2023.10.02記