【花だより】2023年12月4日現在 紅葉の色づき見頃状況 大日堂と宝蓮寺のもみじ アクセスと駐車場 神奈川県秦野市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年12月4日に撮影いたしました宝蓮寺と大日堂のもみじの紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。

 

大日堂と宝蓮寺のもみじ 紅葉の色づき見頃状況

SIGMA sdQuattro iso160 F8 1/25sec 18mm

 神奈川県秦野市に位置しております宝蓮寺は、鎌倉時代後期に創建されました薬音寺を起源とします寺院で、1669年(寛文9年)に領主の揖斐氏によって宝蓮寺と改称、再興されました臨済宗の寺院となっております。

 秦野市内では、宝蓮寺よりも県道を挟み向かいの大日堂の方が有名なところとなっておりますが、宝蓮寺は大日堂を所有・管理しております寺院でもございます。

 大日堂につきましては、奈良の東大寺大仏の造営に尽力されました行基が742年(天平14年)に建立し、大山の登山口に位置し、山岳信仰の拠点としまして信仰を集めた寺院となっております。

 蓑毛大日堂につきましては、大日堂や不動堂、地蔵堂、仁王門などが国登録有形文化財にも登録されております建物で歴史を感じることのできます境内となっておりますが、境内各所にもみじも植えられており秋の色づきも楽しむことができるようになっております。

 大日堂、ならびに宝蓮寺の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月中旬から12月上旬頃が見頃の時期となっており、秦野市内有数の紅葉の名所となっております。

 今回のカタスミ日記は、2023年12月4日に宝蓮寺と大日堂を訪れてみましたので、写真を交えながら、紅葉の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattro iso160 F8 1/60sec 24mm

 まずは大日堂から。歴史を感じるお堂の周りではもみじが色づき秋の装いとなっております。

SIGMA sdQuattro iso160 F8 1/60sec 21mm

 不動堂の傍にももみじが植えられておりますが、こちらの方は色づき始めの状況となっております。

SIGMA sdQuattro iso160 F8 1/25sec 39mm

 さて、大日堂から県道を挟みまして向かい側の宝蓮寺でございますが、本堂に続く参道に20本ほどのもみじが植えられており、紅葉の見どころの一つとなっております。

 参道のもみじにつきましては、まだ青葉もたくさん残っており、グラデーションを楽しむことができる色づき状況、今後の更なる色づきが期待されます状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattro iso100 F8 1/50sec 18mm

 宝蓮寺本堂に参拝いたします。

 本堂前の鐘楼堂の周りにもみじが植えられており、そちらのもみじの方は赤く染まり見頃を迎えております。

SIGMA sdQuattro iso160 F5.6 1/400sec 106mm

 2023年12月4日現在の大日堂と宝蓮寺のもみじの紅葉の色づき見頃状況としましては、真っ赤に色づいております見頃の木もございます一方で、全体としましては色づきが揃っていない印象の色づき状況となっております。

 

大日堂と宝蓮寺 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattro iso160 F8 1/10sec 63mm

 大日堂宝蓮寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線秦野駅より蓑毛行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約25分、「蓑毛」バス停下車、すぐとなっております。

 神奈川県秦野市蓑毛721付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速秦野中井インターより約8㎞、車で20分ほどとなっております。

 大日堂と宝蓮寺は、県道70号線を挟みまして向かいに位置しており、大日堂の北側(ヤビツ峠方面)県道沿いに無料の駐車場が設置されております。

 今回のカタスミ日記は、2023年12月4日現在の大日堂と宝蓮寺のもみじの紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 静かな山間の地域となりますが、更にヤビツ峠側に進んでまいりますと、秦野盆地から相模湾まで一望することができます菜の花台展望台もございますので、併せて秦野市内観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2023.12.06記