【花だより】2023年6月16日現在 紫陽花の開花状況 権現堂公園(権現堂桜堤)のアナベルの白い絨毯「幸手あじさいまつり」 アクセスと駐車場 埼玉県幸手市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年6月16日に撮影いたしました権現堂公園(権現堂桜堤)の紫陽花の開花状況をお届けいたします。

 

権現堂公園(権現堂桜堤) あじさいの開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/60sec 18mm

 埼玉県幸手市に位置しております権現堂公園は、桜堤を中心としまして調整池の水辺空間、多目的運動広場なども整備されております県営の公園となっております。

 1,000本とも言われますソメイヨシノの並木が約1㎞続き、黄色い菜の花とのコントラストが美しい全国的にも知名度の高い人気のお花見スポットとなっております。

 権現堂公園では、春の桜と菜の花だけではなく、梅雨時の紫陽花、夏のひまわり、秋の彼岸花、冬の水仙など四季折々の花木を楽しむことができる公園となっております。

 権現堂公園では、桜並木の足元に1万株以上とも言われております紫陽花が植えられ、梅雨時の堤をしっとりと彩ってまいります。

 権現堂公園のあじさいの見頃の時期としましては、例年6月上旬から6月下旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして、「あじさいまつり」も開催されております。

 2023年の「幸手あじさいまつり」の開催期間としましては、6月3日(土曜日)から6月25日(日曜日)までの開催期間となっており、あじさいの展示販売を行うテントが設置される予定となっております。

 今回のカタスミ日記は、2023年6月16日に権現堂公園(権現堂桜堤)を訪れてみましたので、写真を交えながら、あじさいの開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso160 F9 1/320sec 18mm

 先ずは人気のアナベルエリアから。

 真っ白い花を咲かせる「アナベル」は、北アメリカ原産の品種で、土壌が酸性かアルカリ性かによって花の色が変わることもなく、どのような場所でも純白の花を咲かせますことから、「ひたむきな愛」が花言葉となっております。

 近年、特に人気の品種となっておりますアナベルでございますが、関東周辺のアナベルスポットとしましては、権現堂公園のほかに、臨海副都心のシンボルプロムナード公園やあきる野市のわんダフルネイチャーヴィレッジ、相模原市の相模原北公園などが有名なところとなっております。

 権現堂公園では、第1駐車場からすぐの堤の斜面に真っ白いアナベルが広がっておりますので、迷うことはないとは思われますが、桜堤の西側半分があじさいエリアとなり、アナベル以外にも西洋アジサイやガクアジサイなど様々な品種の紫陽花が桜の木の下の斜面に植えられております(公園東側半分の桜の木の下は彼岸花)。

SIGMA sdQuattroH iso125 F5.6 1/1000sec 46mm

 6月16日現在のアナベルの開花状況としましては、8分、あるいは9分咲き程度の開花状況かと思われ、若干白く色づいていない花も見受けられますが、見頃の状況となっております。

SIGMA sdQuattroH iso125 F6.3 1/100sec 89mm

 訪問日は平日でございましたが、大変な盛況ぶりで、みなさん思い思いにあじさい散策を楽しんでいらっしゃいましたが、あじさいエリアを時計回りに散策してまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso160 F6.3 1/60sec 33mm

 遅咲きのアナベルに対しまして、西洋アジサイなどは既に見頃の開花状況となっており、色とりどりの花を楽しむことができるようになっておりますが、株数の割りには花数はそれほど多くはなく、少々肩透かしを食らったようにも感じられるところもございますので、やはり最大の見せ場はアナベルエリアという事になろうかとも思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/60sec 18mm

 堤を横切り反対側の斜面にも紫陽花が植えられております。

 久しぶりの気持ちの良い青空となっておりますが、30℃を超える真夏日の中での散策となってしまいましたので、時間をかけずに駆け足での散策となってしまっております。

SIGMA sdQuattroH iso200 F6.3 1/50sec 46mm

 ピンク、紫、青、白と彩りは豊かでございますので、来シーズンは花数がもう少し増えてくれますことを期待したいところか思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/60sec 18mm

 折角、権現堂公園までやってまいりましたので、ひまわり畑の様子も少し覗いてみました。

 すくすくと成長中のひまわりの見頃の時期としましては、7月中旬から8月上旬頃が見頃の時期となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/100sec 125mm

 真夏日に刺激を受けましたのか、一輪だけひまわりが咲いておりました。

SIGMA sdQuattroH iso160 F6.3 1/50sec 89mm

 2023年6月16日現在の権現堂公園(権現堂桜堤)のあじさいの開花状況としましては、品種によりまして開花状況に差がございますものの、全体としましては見頃の開花状況となっており、人気のアナベルにつきましては、ピークよりも若干手前ではございますが、ほぼ見頃の状況となっております。

 

権現堂公園(権現堂桜堤) アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/50sec 75mm

 権現堂公園(権現堂桜堤)へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、東武日光線幸手駅より五霞町役場行き朝日バスにて約10分、「権現堂」バス停下車、徒歩5分ほどとなっております。もしくは幸手駅より約2㎞、徒歩にて30分ほどとなっております。

 埼玉県幸手市大字内国府間(うちごうま)867付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、圏央道幸手インターより約5㎞、車で10分ほどとなっております。

 150台ほど駐車可能な無料の大駐車場が完備されており(桜まつり期間中は有料)、駐車場の開門時間は朝8時30分より19時までとなっております(3月・9月は18時まで、冬季は17時まで)。

 今回のカタスミ日記は、2023年6月16日現在の権現堂桜堤(権現堂公園)のあじさいの開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 特に週末などは駐車場の混雑も予想されますので、お時間に余裕をもってお出掛になっていただきますようお願い申し上げます。

2023.06.18記