【花だより】2022年10月11日現在 酔芙蓉の開花状況 ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道 アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年10月11日に撮影いたしました南足柄市ふくざわ公園脇の農道の酔芙蓉の開花状況をお届けいたします。

 

ふくざわ公園脇の「酔芙蓉農道」 酔芙蓉の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso125 F9 1/60sec 18mm

 神奈川県南足柄市に位置しておりますふくざわ公園は、南足柄市原産の早咲きの桜「春めき桜」のお花見を楽しむことができます公園としまして有名なところかと思われますが、公園のすぐ脇の農道では、約1㎞に渡り酔芙蓉の並木が続き、「酔芙蓉農道」とも呼ばれる酔芙蓉の名所となっております。

 酔芙蓉農道では、約700本の酔芙蓉と100本の芙蓉が植えられ、酔芙蓉の花の見頃の時期としましては、例年9月中旬から10月下旬頃が見頃の時期となっており、のどかな田園地帯の秋の風物詩としまして、多くの方が訪れます人気の農道となっております。

 酔芙蓉の花の見頃の時期に合わせまして、「酔芙蓉まつり」も開催され、地場産品の販売なども行われますが、2022年の開催期間としましては、9月23日(金曜日)から10月2日(日曜日)までの開催となっており、既にまつり自体は終了してしまっております。

 まつり自体は終了してしまっておりますものの、実は地元の方より、毎年酔芙蓉まつりが終わった頃に盛りを迎えるとのお話を伺い、酔芙蓉農道を再訪してまいりました。

 今回のカタスミ日記は、2022年10月11日にふくざわ公園脇の酔芙蓉農道を訪れてみましたので、写真を交えながら、酔芙蓉の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso160 F8 1/80sec 63mm

 ふくざわ公園近くの無料の臨時駐車場に車を駐車し、農道に向かいます。

 前回訪れました際には、たわわに実った金色の稲穂と真っ赤な彼岸花のコントラストが美しいところでございましたが、稲刈りも終わり、季節の移ろいを感じさせてくれます風景となっております。

SIGMA sdQuattroH iso200 F8 1/160sec 106mm

 ふくざわ公園前から北側(山北方面)を望みます。

 真っ直ぐに酔芙蓉の並木が続いておりますのが見て取れるかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso250 F9 1/125sec 200mm

 酔芙蓉農道にて。

 前回訪問時よりも明らかに花数が増え、農道の両側にたくさんの花を咲かせております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/250sec 89mm

 酔芙蓉の花は、朝に咲いて夕方に萎んでしまう所謂「一日花」で、咲き始めは白く、時間とともに色づき、夕方にはピンク色に変化する花となっており、その様子があたかも酔っぱらった人が頬を赤らめるかのようで、「酔芙蓉」と名づけられております。

 紅い花は昨日の花、白い花は今日の花。むしろ白一色でない方が可愛らしく、白とピンクの花が農道に彩を与えてくれております。

SIGMA sdQuattroH iso250 F8 1/200sec 125mm

 ピンクに色づきつつある花の色合いが美しかったので一枚撮影。

SIGMA sdQuattroH iso160 F9 1/125sec 75mm

 実は、今回は酔芙蓉農道の全区間をのんびりと散策させていただきました。

 ふくざわ公園付近で農道の並木が一旦途切れているようにも感じられますが、そこから更に南側にも農道は続き、今度は南方向(道の駅足柄・金太郎のふるさと方面)に散策してまいりたいと思います。

 因みに冒頭の写真も南側の農道で撮影いたしました写真となっておりますが、公園の北側よりも南側の方が長く、たくさんの酔芙蓉の花を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/100sec 18mm

 まだ刈られていない田んぼを見つけましたので、金色の稲穂を背景に撮影。

SIGMA sdQuattroH iso160 F9 1/100sec 63mm

 稲刈りの終わりました田んぼでは、藁干しも行われており、秋らしい風景を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/125sec 63mm

 酔芙蓉農道では、酔芙蓉の花が中心となっておりますが、芙蓉の花も咲いており見頃を迎えております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/80sec 21mm

 永遠と続く酔芙蓉の並木。

 まるで飴玉のようにたくさんの花が咲き誇っております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/250sec 33mm

 酔芙蓉農道の南端にて。

 筆者が散策中にも路上駐車を若干お見掛けいたしましたが、周辺地域のご迷惑となりますので、ふくざわ公園近くの無料の臨時駐車場をご利用になっていただきますようにお願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/100sec 28mm

 酔芙蓉農道の南端にて、更に南側を望みます。

 こちらは3月中旬頃に見頃を迎えます春めき桜の並木が続いております。

 尚、春めき桜につきましては、ふくざわ公園内でも楽しむことができますし、車で5分ほどの怒田丘陵の一の堰ハラネや南足柄市運動公園でも楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/100sec 54mm

 2022年10月11日現在のふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況としましては、満開に近い開花状況となっており、見頃のピークかと思われます状況となっております。

2023年9月24日現在 最新開花状況

 

ふくざわ公園脇の「酔芙蓉農道」 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/200sec 89mm

 ふくざわ公園脇(東側)の酔芙蓉農道へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山駅よりバスにて約10分、「まました」バス停下車、徒歩20分ほどとなっております。

 神奈川県南足柄市千津島1845付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.8㎞、車で10分ほどとなっております。

 ふくざわ公園近くに無料の臨時駐車場が設置され、「道の駅足柄・金太郎のふるさと」の前の道を北側(山北方面)へ約2.3㎞進みました道路沿いに設置されております(足柄観光バスさん南隣の空き地)。

 今回のカタスミ日記は、2022年10月11日現在のふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

2023年9月24日現在 最新開花状況

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.10.13記