「熱海梅園梅まつり」日本一早咲きの梅園 熱海梅園 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 静岡県熱海市
日本で最も早咲きの梅と言われております熱海の梅。熱海梅園では早咲きから遅咲きまで豊富な品種の梅の木が植えられており、長い期間に渡り梅の花を楽しむことができるようになっております。今回のカタスミ日記は、一足早い春の訪れを告げる熱海梅園の梅の花の咲く風景をご紹介いたします。
熱海梅園ってどんなところ？
熱海市内でも人気の観光地となっております熱海梅園。
もともとは明治初期に医祖長与専斎が「国民の健康の元をつくるには温泉と自然に親しむことが第一」と提唱し、それに応える形で1886年（明治19年）に開園しました梅園となり、当時は約2.5haの山林を開いて、梅や桜、桃、松など約3千本を植えたことが始まりと言われております。
現在では、初川を挟み約4.4haまで広がり、樹齢100年を超える古木をはじめ、早咲きから遅咲きまで長い期間に渡り梅の花を楽しむことができるようになっております。
また、熱海梅園では早春の梅だけでなく、秋には約380本のカエデ類が織りなす紅葉も有名なところとなっており、四季折々の花木を楽しむことができるようになっております。
「熱海梅園梅まつり」見頃時期
日本で最も早咲きと言われております熱海の梅でございますが、熱海梅園では早咲きから遅咲き品種まで60品種・469本の梅の木が植栽されており、初川に架かります「梅園五橋」を中心に観梅を楽しむことができるようになっております。
因みに、「梅園五橋」とは、下流から「漸佳（ざんか）」、「迎月（げいげつ）」、「雙眉（そうび）」、「香浮（こうふ）」、「駐杖（ちゅうじょう）」の五つの橋の事となっております。
熱海梅園の梅の花の見頃の時期としましては、早いものでは11月下旬から咲き始めますが、例年1月初旬から3月初旬頃までが見頃の時期となっており、見頃のピークの時期としましては、その年の気候にも左右されますが2月後半が見頃のピークとなります年が多いかと思われます。
熱海梅園では梅の花の見頃の時期に合わせまして、「梅まつり」も開催され、2024年の「熱海梅園梅まつり」の開催期間としましては、1月6日（土曜日）から3月3日（日曜日）までの開催期間となっており、まつり期間中は土産店の出店や大道芸・熱海芸妓連演芸会などのイベントも実施される予定となっております。
尚、熱海梅園の梅の花の開花状況につきましては、熱海市観光協会さん運営のHP「あたみニュース」内の「第80回熱海梅園梅まつり（2024）」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
また、梅まつりの時期に前後しまして熱海市内では、日本一早咲きの桜「あたみ桜糸川桜まつり」（1月6日（土）から2月4日（日））も開催されており、メインの会場としましては糸川沿いとなってしまいますが、梅園内に4本、梅園前市道に23本のあたみ桜が植えられており、梅と桜を同時に楽しむこともできるようになっておりますので、併せて楽しみたいところかと思われます。
熱海梅園 アクセスと駐車場
熱海梅園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR伊東線来宮駅より徒歩にて10分ほど（約600m）、もしくはJR東海道本線熱海駅より相の原団地行き伊豆箱根バスにて約15分、「梅園」バス停下車、すぐとなっております。
静岡県熱海市梅園町8-11付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス石橋インターより約25㎞、車で40分ほどとなっております。
梅園前駐車場が道路を挟みまして向かい側に設置され、梅まつり期間中は駐車料金は600円となっております。
また、梅まつり期間中は梅園入園料が必要となり、一般入場料300円となっております。
終わりに
今回のカタスミ日記は、春の訪れを告げます熱海梅園の梅の咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
梅、桜と一足早い熱海の春を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2024.01.05記