開成町あじさいの里「開成町あじさいまつり」2023年紫陽花の見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 神奈川県開成町
のどかな田園地帯で5,000株の紫陽花が咲く開成町あじさいの里。その彩り豊かな開放的な空間は他では味わうことのできない風景を奏でてくれます。今回のカタスミ日記は、のどかな田園風景が印象的な開成町の紫陽花の咲く初夏の風景をご紹介いたします。
開成町あじさいの里ってどんなところ？
梅雨時の花と申しますと「紫陽花」。
神奈川県開成町のあじさいの里では、6月を迎えますと5,000株とも言われております紫陽花がのどかな田園風景を彩ってまいります。
やはり紫陽花を日差しの降り注ぐ田園で育ててゆくのには手間がかかるもののようではございますが、開成町では多くの方のボランティア、地域住民のみなさんのご協力によって手入れがなされ、毎年美しい紫陽花を咲かせてくれております。
17haとも言われる水田の水路に沿って、あるいはあぜ道に沿って色とりどりの紫陽花が、田植えの終わった田んぼに花を添えてくれます。
雨の日が似合う花のイメージでございますが、ここ開成町では、広々とした開放的な田園風景を彩る紫陽花となり、華やかで良く晴れたお天気の日が似合う、他ではあまり見られない紫陽花の名所となっております。
1977年（昭和52年）に紫陽花の花が開成町の町の花として制定されてから、のどかな田園の「あじさいの里」では毎年紫陽花が咲き誇り、神奈川県内有数の紫陽花スポットとなっております。
やはり一番の見どころとしましては、田植えの終わった緑の田んぼ脇に咲くのどかな紫陽花の風景。
色とりどりの紫陽花の花を楽しむことができますあじさいの里でございますが、真っ白いアナベルの花が咲く通りもございまして、人気の記念撮影スポットにもなっております。
開成町あじさいの里 紫陽花の見頃時期とあじさいまつり
開成町あじさいの里の紫陽花の見頃時期としましては、例年6月上旬から中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして、あじさいまつりも開催されております。
2023年の「開成町あじさいまつり」の開催期間としましては、6月10日（土曜日）から6月18日（日曜日）までの開催期間が予定されており、地元野菜の販売やキッチンカーの出店、ジャズコンサートなどの音楽イベントなどが実施される予定となっております。
まつり期間中は、見晴台（100円）の設置、有料臨時駐車場の設置、また小田急小田原線開成駅より有料シャトルバスの運行（片道220円）が予定されております。
また、以前は「あじさいまつり」と並び、「瀬戸屋敷風鈴まつり」も開催されておりましたが、2022年より風鈴まつりは独立したイベントではなく、「あじさいまつり特別展～歴史ある建造物・庭園で初夏のたしなみを～」としまして、瀬戸屋敷にて生け花や屋内外で風鈴の展示を行われます（10時から17時、入場料300円）。
開成町あじさいの里 アクセスと駐車場
開成町あじさいの里へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線開成駅より有料シャトルバスにて10分ほどとなっております（片道220円、まつり期間中のみ運行）。
もしくは、小田急小田原線新松田駅より箱根登山バスにて「吉田神社入口」バス停下車、すぐとなっております。また新松田駅から徒歩で30分ほどとなっておりますので、のんびり歩いて行くこともできるかとも思われます。
神奈川県足柄上郡開成町延沢2512付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約4.5㎞、車で15分ほどとなっております。
あじさいまつり期間中は、会場周辺に有料臨時駐車場が数か所設けられ、県道720号沿いなどに駐車場案内が表示されますので、それに従い進みますと迷うことはないかと思われます。
ただ、有料臨時駐車場に関しましては注意点がございまして、会場に近い駐車場は普通車1,000円、会場から離れております駐車場は500円となり、料金の異なる駐車場が混在しておりますので、事前に公式HP内のマップにて駐車場の場所と料金のご確認をお願い申し上げます。
また瀬戸屋敷の場所につきましては、神奈川県足柄上郡開成町金井島1336付近となっており、あさじさいの里より徒歩15分ほどとなりますが、瀬戸屋敷駐車場はあじさいまつり臨時駐車場も兼ねますので、あじさいの里と瀬戸屋敷を自家用車にて移動いたしますと駐車料金が2回必要となってしまいますので、ご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、紫陽花の咲くのどかな田園風景が広がる開成町あじさいの里の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
雨の日ではなく、良く晴れたお天気の日に楽しみたい紫陽花スポットとなっております。
2023.05.28記