富士宮の「ミニ巾着田」沼久保地区水辺の学校の彼岸花 2025年見頃時期と開花状況・アクセスと駐車場 静岡県富士宮市
富士宮市の彼岸花の名所と申しますと興徳寺が有名なところかと思われますが、SNS等の影響もございまして同市内で注目度が高まってきています沼久保地区の水辺の学校の曼殊沙華。今回のカタスミ日記は、沼久保地区の水辺の学校の彼岸花の咲く秋の風景をご紹介いたします。
水辺の学校ってどんなところ?
静岡県富士宮市に位置しております沼久保地区水辺の学校は、2010年(平成22年)8月に完成しました約1.6haの広さの施設となっております。
「水辺の学校」は、国土交通省が、子供が安全に水辺に近づけ、環境学習や地域交流などの活動を推進するための親水護岸などの整備をプロジェクトとして実施、また国土交通省・文部科学省・環境省の3省が連携する「子どもの水辺」再発見プロジェクトを支援するものとしまして整備されており、全国に288か所設置されております(2021年3月現在)。
そのような水辺の学校でございますが、富士宮市沼久保地区では、富士川沿いに親水護岸を整備しましたほか、敷地内にはゲートボールなどを楽しむことができます芝生グラウンド、散策路や東屋を整備し、レクリエーションを楽しむことができる憩いの場となっております。
沼久保地区水辺の学校 彼岸花の見頃時期
そのような沼久保地区の水辺の学校でございますが、散策路沿いに酔芙蓉が植えられておりますほか、木立の下では彼岸花も楽しむことができ、知る人ぞ知る彼岸花の名所となっております。
彼岸花の株数等の詳細は不明でございますが、木漏れ日が差し込む木立の間に真っ赤な曼殊沙華が一面に広がる様子は、まるで「ミニ巾着田」の様相で、雰囲気としましては神奈川県相模原市の相模原北公園の郷土の森の彼岸花の群生にも相通ずる幻想的な雰囲気の群生地となっております。
沼久保地区水辺の学校の彼岸花の見頃の時期としましては、例年9月中旬から10月上旬頃が見頃の時期となっており、興徳寺と並び市内有数の彼岸花の名所となっております。
尚、沼久保地区水辺の学校の彼岸花の開花状況につきましては、公式に発信されているものが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
沼久保地区水辺の学校 アクセスと駐車場
沼久保地区水辺の学校へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線沼久保駅より約1.6㎞、徒歩にて20分ほどとなっております。
静岡県富士宮市沼久保289付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速富士川SAスマートインターより約6.8㎞、車で15分ほどとなっております。
富士川に架かっております蓬来橋の東側交差点を南に入りましてすぐのY字路を右折、更に100mほど先の次の分岐も右折しますと向かうことができるようになっておりますが、周辺道路は狭小な道路となっておりますので、車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
駐車スペースにつきましては、彼岸花の群生地のすぐ前が広くなっており、みなさんそちらに駐車しておりますが、奥のグラウンド側にも駐車スペースがございますので、混雑状況に合わせまして使い分けしていただいた方が宜しいかと思われます。
また、開門時間につきましては朝7時より18時までとなっております(冬期は8時より17時まで)。
終わりに
今回のカタスミ日記は、沼久保地区水辺の学校の曼殊沙華の咲く秋の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
水辺の学校から10㎞少々のところには興徳寺もございますので、併せて彼岸花巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2025.10.05記

