【花だより】2023年2月27日現在 河津桜の開花状況 おおいゆめの里 富士山と河津桜の共演 アクセスと駐車場 神奈川県大井町

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2023年2月27日に撮影いたしましたおおいゆめの里の河津桜の開花状況をお届けいたします。

 

富士山を望む絶景お花見 おおいゆめの里 河津桜の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/50sec 24mm

 神奈川県大井町に位置しております「おおいゆめの里」は、約19haの地域を対象に荒廃しつつある山林を里山へと復元させる活動を行っております地域のことを指し、その中心的拠点としまして、「農業体験施設 四季の里」を設け、自然観察会や農業体験会、また地元野菜の販売なども行われております。

 おおいゆめの里は、大井町の丘陵地の長閑な風景を楽しむことができ、普段は静かに自然散策を行ったり、富士山を眺めたりと、のんびりと過ごすことのできる場所となっております。

 そのようなおおいゆめの里でございますが、近年注目度が高まってきておりますのが、河津桜。

 神奈川県の河津桜のお花見スポットと申しますと、松田町の西平畑公園(松田山ハーブガーデン)か三浦市の三浦海岸などが有名なところとなっておりますが、おおいゆめの里では河津桜を中心に約170本の早咲きの桜が植えられており、富士山を望むロケーションから、少しずつ知名度も高まってきておりますスポットとなっております。

 おおいゆめの里の河津桜の見頃の時期としましては、例年2月中旬から3月上旬頃が見頃の時期となっており、2月25日(土曜日)、26日(日曜日)には「里山花まつり」も開催され、キッチンカーや模擬店の出店、そば打ち、ピザ作りなどの体験イベントも行われておりました。

 今回のカタスミ日記は、2023年2月27日におおいゆめの里を訪れてみましたので、写真を交えながら、河津桜の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/60sec 28mm

 ますは、おおいゆめの里に隣接しておりますいこいの村あしがら多目的スポーツ広場がお花見用の臨時駐車場として利用できますので、そちらに駐車し、お花見散策をしてまいります。

 朝一番の雲のないお天気の時に、富士山の写真を収めておきたいところでございますが、お天気が崩れなさそうな予報でございましたので、富士山よりも先に記念植樹エリアに向かいます。

 記念植樹エリアの線引きは曖昧なものとなっておりますが、概ね河津桜が植えられております場所の東側半分だと思っていただきましても宜しいかと思われます。

 記念植樹エリアでは、一定間隔で河津桜が植えられており、自由に散策ができますことから、ビニールシートを広げたくなってしまうようなエリアとなっております。

 遮るものが何もございませんので、撮影目的で訪れます場合には、人の少ない朝一番がお勧めの時間帯になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/40sec 18mm

 記念植樹エリアは、全体的に勾配が付いたエリアとなっております。

 それにしましても青空が気持ちの良いお天気となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/60sec 18mm

 おおいゆめの里は、どうしても富士山の見られます花木園の方が注目されますが、記念植樹エリアの河津桜もなかなかの本数が植えられており、少し引いて遠巻きに眺める風景も美しいものとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/50sec 28mm

 おおいゆめの里の記念植樹エリアの河津桜は、若干咲き揃っていない印象の開花状況となっており、まだ蕾も残ってはおりますものの、よく見ると既に散ってしまっている花も多く、見頃のピークは若干過ぎつつございます状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso160 F10 1/125sec 89mm

 記念植樹エリアのお花見散策を楽しみました後は、西側の花木園にて存分に富士山と河津桜の絶景を楽しんでまいります。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/50sec 33mm

 河津桜越しに見る足柄平野の街並みと富士山。

 おおいゆめの里では、様々なアングルで河津桜越しに富士山を楽しむことができるようになっておりますので、写真が好きな方は時間が過ぎるのが早く感じるのではないでしょうか。

 また隣町の西平畑公園(松田山ハーブガーデン)ほどの混雑はなく、ゆったりとした中でお花見を楽しむことができますかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/80sec 18mm

 おおいゆめの里の花木園の河津桜の開花状況としましては、満開、見頃のピークを迎えていおります状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/30sec 18mm

 河津桜を楽しみました後は、梅園の白梅も楽しんでまいります。

 前回訪問時に既に見頃を迎えておりました梅園でございますが、見頃は続き、満開の状況が続いております。

SIGMA sdQuattroH iso125 F10 1/125sec 89mm

 それほど大きな梅園ではございませんが、梅園の中央付近からは富士山も望むことができますので、河津桜のお花見と併せて観梅も楽しみたいところかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/60sec 18mm

 2023年2月27日現在のおおいゆめの里の河津桜の開花状況としましては、エリアによりまして開花状況に差がございますものの、全体としましては満開の開花状況となり、見頃の状況となっております。記念植樹エリアの河津桜の開花状況につきましては、若干咲き揃っていないまま、散り始めております花も見受けられ、若干見頃のピークは過ぎつつあろうかと思われますので、見頃後半に差し掛かっている状況かと思われ、花木園の河津桜の開花状況としましては、木によりましてバラつきはございますものの、ほぼ満開の開花状況、また梅園の白梅につきましても見頃の状況となっております。

2024年2月6日現在 最新開花状況

 

おおいゆめの里 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso200 F11 1/125sec 75mm

 おおいゆめの里へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線新松田駅よりタクシーで15分ほどとなっております。

 また河津桜の見頃の時期に合わせまして、小田急小田原線新松田駅よりおおいゆめの里(農業体験施設四季の里)まで臨時バスが運行(片道300円)されております(2023年2月18日(土)より3月12日(日)まで、9時から16時)。

 神奈川県足柄上郡大井町柳265付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.3km、車で10分ほどとなっております。

 駐車場につきましては、通常時は大井町農業体験施設「四季の里」の駐車場が利用可能とされておりますが、四季の里は月曜日が定休日で、月曜日には駐車場が閉鎖され利用できなくなっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 また河津桜の見頃の時期に合わせまして、お花見用の臨時駐車場が花木園に隣接しますいこいの村あしがら多目的広場(グラウンド)に設置されておりますので、路上駐車などはお控えいただきますようお願い申し上げます(案内板あり、2023年2月18日(土)から3月12日(日)まで、平日無料、土日祝日有料500円)。

 今回のカタスミ日記は、2023年2月27日現在のおおいゆめの里の河津桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

2024年2月6日現在 最新開花状況

 コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染防止策を心がけ、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2023.02.28記