【花だより】2021年11月25日現在 もみじの色づき見頃状況 長泉院の紅葉 アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2021年11月25日に撮影しました小田原南足柄エリアの紅葉穴場スポットである長泉院の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
南足柄の紅葉穴場スポット 長泉院の紅葉 色づき見頃状況
南足柄市の山間にひっそりと佇む長泉院は、曹洞宗の寺院で、山号は玉峯山となっております。
長泉院は、文明2年、室町時代に戦国時代の武将、相模小田原城城主の大森実頼により開基された禅寺で、以後、大森氏の菩提寺とされております(一説には実頼の父氏頼の開基とも言われております)。
南足柄市内では、知る人ぞ知る紅葉スポットとなっております長泉院ですが、同じ南足柄市の有名紅葉スポットとしましては、大雄山最乗寺の名前が挙がるところかと思われます。
長泉院は大雄山最乗寺から数キロほど離れた場所となり、撮影当日は筆者も大雄山最乗寺を参拝した後に、長泉院にも立ち寄らせていただき参拝と紅葉の撮影をさせていただきました。
同日は、最乗寺の方は紅葉を楽しむ多くの方が参拝に来ておられましたが、長泉院の方は筆者ひとりだけ、他に参拝していらっしゃる方はお見掛けせず、静けさの中でしっとりと紅葉参拝をさせていただきました。
長泉院は紅葉は楽しみたいけど、人混みは避けたいと思っていらっしゃる方にはお勧めの静かな紅葉の美しい寺院となっております。
長泉院の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月中旬から12月初旬頃となっており、11月25日現在、長泉院の紅葉の色づき見頃状況としましては、一部で見頃を迎えている状況となっております。
境内に色づくもみじが陽の光を浴びて鮮やかに輝いております。
時間帯としましては、お昼過ぎ頃の時間帯となり、肉眼で見る分には輝く紅葉を楽しむことのできる時間帯となろうかと思われますが、撮影目的で訪れます場合には、逆光のシチュエーションが多くなろうかと思われますので、ご注意の程お願い申し上げます。
色づくもみじと本堂。
質素な外観の本堂に色づくもみじが映える寺院となっております。
禅寺らしく派手さのない境内で、白い築地塀と竹林の美しい寺院となっております。
本堂前の奥のもみじは見頃を迎えておりますが、手前の一番早く色づくもみじの木は既に散ってしまっております。
こちらは11月17日に撮影しました境内の様子。
11月25日時点で既に散ってしまっている手前のもみじが見頃であったことがお判りいただけるかと思われます。例年、この木だけは色づきが早く、他の木々が色づく頃には散ってしまっている木となります。
こちらも11月17日に撮影したものとなります。
こちらも11月17日時点に撮影した色づくもみじと竹林、センベルセコイア。
センベルセコイアは、セコイアメスギとも呼ばれるアメリカ原産の植物で、大きなものでは高さが100mにも及ぶ世界一高くなる植物と言われております。
長泉院のセンベルセコイアは、樹齢が100年ほどと言われ、高さが37mの大木となっており、南足柄市指定天然記念物にもなっております。
11月25日のセンベルセコイアと色づくもみじ。もみじの赤い色と緑のコントラストが美しい紅葉風景となっております。
この写真は11月17日に撮影したものとなりますが、25日時点でも山門前のもみじにつきましては、まだ青葉の状況となり、赤く色づいてはいない状況となっております。
南足柄市の紅葉穴場スポットの長泉院の11月25日現在の紅葉の色づき見頃状況としましては、本堂前の一部のもみじが見頃を迎えており、しっとりとした雰囲気の中で紅葉参拝を楽しむことができる状況となっておりますが、全体的には色づきが揃っていない見頃状況となっております。
長泉院 アクセスと駐車場
長泉院へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山線富士フイルム前駅より約2㎞、徒歩にて30分ほどとなっております。
山間になりますので、行きは上り坂となり、体力に自信のない方などは、駅よりタクシーなどの利用がお勧めとなります。
神奈川県南足柄市塚原4440付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約9㎞、車で20分ほどとなっております。
参道の坂を上りきったところにあります山門の裏手に参拝者用の無料駐車スペースもございますので、自家用車にてのアクセスが便利かとは思われます。
しかしながら付近の参道につきましては、道幅の狭い道路となりますので、くれぐれも車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、一部で紅葉が見ごろを迎えております南足柄市の長泉院の11月25日現在のもみじの色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2021.11.26記