寄ロウバイ園「寄ロウバイまつり」2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 神奈川県松田町

 寒さも厳しい季節となってまいりましたが、1月にはロウバイの花が咲き始めてまいります。今回のカタスミ日記は、2万本以上のロウバイが植栽されております日本最大級のロウバイ園、寄ロウバイ園の美しい里山の風景をご紹介いたします。

 

寄ロウバイ園ってどんなところ?

SIGMA SD15 iso100 F8 1/100sec 39mm

 飴細工のような繊細な花。日光が当たりますと向こう側が透ける半透明の花弁のロウバイの花。

 飴細工ではなく、よく蝋細工のような花と例えられますことの方が多いかとも思われますが。

 もともとは中国原産の花で、特徴的な甘い香りがあり、見頃の時期を迎えますと辺りを甘い香りに包み込み、香りが目的でロウバイ散策を楽しむ方もいらっしゃるかと思われます。

 そのようなロウバイの花ではございますが、山間の美しい里山風景を楽しむことができます松田町の寄(やどりき)地区では、2万本を超えるロウバイの花が山の斜面に咲き誇り、斜面を金色に染める風景を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/25sec 18mm

 現在では13,000㎡以上とも言われます敷地の寄ロウバイ園でございますが、もともとは標高380m付近の荒廃農地を整備し、2005年(平成17年)に寄中学校卒業生が250株のロウバイを植樹したのが始まりと言われております。

 普段は静かな山間の里山の地域となりますが、ロウバイの見頃の時期には多くの方が訪れ賑う関東有数のロウバイの名所となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/160sec 200mm

 

寄ロウバイ園 ロウバイの見頃時期と「ロウバイまつり」

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/125sec 75mm

 2万本以上のロウバイを楽しむことのできます寄ロウバイ園でございますが、ロウバイの見頃の時期としましては、例年1月中旬から2月中旬頃が見頃の時期となっております。

 ロウバイの見頃の時期に合わせまして、「ロウバイまつり」が開催され、地元農産物や加工品、お土産品販売店の出店などが行われる予定となっております。

 2024年の「寄ロウバイまつり」の開催期間としましては、1月13日(土曜日)~2月12日(月曜祝日)までが予定されており、開園時間は朝9時より16時までとなっております。

 ロウバイまつり用の臨時駐車場は無料となっておりますが、入園料は1回500円となっております。

 またロウバイ園に向かいます急勾配の坂道が大変だという方は、「寄」バス停からロウバイ園までの無料送迎車のご利用もお勧めとなっております。

 寄ロウバイ園の大きな見どころとしましては、下の写真上方に写っております展望台からの眺望(写真2枚目)と緑の茶畑と金色のロウバイの美しいコントラスト(写真1枚目)になろうかと思われますので、のんびりと散策を楽しんでいただきたいところかと思われます。

 尚、寄ロウバイ園のロウバイの開花状況につきましては、「寄ロウバイまつり松田町」のInstagramアカウントにて随時発信してくれておりますので、気になられます方は、ご確認の程お願い申し上げます。

2024年1月27日現在 最新開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/10sec 125mm

 

寄ロウバイ園 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/15sec 46mm

 寄ロウバイ園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線新松田駅北口より「寄」行き富士急湘南バスにて約30分、終点「寄」バス停下車、徒歩8分ほどとなっております。

 神奈川県足柄上郡松田町寄3415付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約10㎞、車で20分ほどとなっております。

 駐車場につきましては、まつり期間中は上記住所向かいの「みやま運動広場」に臨時無料駐車場が設置されます。臨時駐車場の開門時間につきましても朝9時より16時までとなっておりますので、午後から訪れます場合には、下山にかかる時間も御考慮いただき、お時間に余裕をもって楽しんでいただきたいところかと思われます。

 また、駐車場もしくはバス停よりロウバイ園までは急勾配の坂道となっており、坂を上ってゆくのが辛い方は、バス停前からロウバイ園入口まで無料送迎車が運行いたしますので、ご利用されるのも宜しいかと思われます。

2024年1月27日現在 最新開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/60sec 106mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、山間の里山、松田町の寄地区にございます寄ロウバイ園のロウバイが咲く風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 のんびりとした雰囲気の中で甘い香りに包まれて散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2023.12.20記