田貫湖と白糸の滝の紅葉 富士山を望む色づく秋の風景 2024年見頃時期とアクセス・駐車場 静岡県富士宮市
朝晩は涼しいと感じるような日が少しずつ増えてまいりました。やはりこれからの季節、紅葉の色づきが期待されるところとなりますが、空気も澄んでまいりますので、富士山が綺麗に観られる日も増えてまいります。今回のカタスミ日記は、色づく紅葉と雄大な富士山のコラボレーションを楽しむことができます富士宮エリアから、田貫湖と白糸の滝の色づく秋の風景をご紹介いたします。
富士山との絶景コラボレーション紅葉 田貫湖の秋の風景
「逆さ富士」の名所 田貫湖の紅葉 見頃時期
富士山の麓、朝霧高原の一角に位置しております田貫湖は、標高が650mに位置し、周囲が約3.3㎞の人造湖となります。
もともとは狸沼という沼があり、農業用水の需要を満たすために、狸沼に堤防を造り、沼を拡大させて造った人造湖となりますが、富士山を真東に望むことができる富士山ビューズポットとしまして、人気のスポットとなっております。
特に、富士山の山頂から朝日が昇るダイヤモンド富士が観られるスポットとしまして有名で、その他にも逆さ富士の名所でもございますし、赤富士を望むスポットとしましても人気があり、多くの写真愛好家が訪れる撮影スポットとなっております。
写真撮影の側面以外では、ヘラブナ釣りを楽しむ人でも賑わい、あるいは湖畔にキャンプ場やレストハウスなどもあり、アウトドアを目的に訪れる方も多いところとなっております。
また、湖を一周できるサイクリングロードも整備されており、様々な角度から富士山を望むことができるようになっております。
秋を迎えますと湖畔ではカエデやナナカマドなどが色づき、富士山と共に紅葉も楽しむことができるスポットとなっております。
田貫湖の紅葉の見頃の時期としましては、その年の気候にも左右されますが、例年11月上旬から11月下旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となっております。
田貫湖 アクセスと駐車場
田貫湖へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線富士宮駅より猪之頭行き路線バスにて約50分、「休暇村富士」バス停下車すぐとなっております。
静岡県富士宮市佐折634付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新富士インターより車で約25㎞、車で40分ほどとなっており、白糸の滝からも比較的近くのスポットとなっておりますので、併せて楽しみたいところかと思われます。
富士山との絶景コラボレーション紅葉 白糸の滝の秋の風景
名瀑 白糸の滝の秋の紅葉と富士山 見頃時期
富士山と紅葉のコラボレーションスポットしまして、田貫湖をご紹介いたしましたが、富士宮市周辺では富士山と紅葉を楽しむことができるスポットは他にもございます。
白糸の滝も富士山とのコラボレーションを楽しむことができるスポットとなります。意外に思われる方もいらっしゃるかとも思われますが、知る人ぞ知る「富士山と滝」のコラボレーションスポットにもなっております。
白糸の滝は、全国各地に存在しておりますが、昔より有名な名瀑としましては、やはり富士宮市の白糸の滝になろうかと思われます。
白糸の滝は、高さが20mほど、幅が150m以上もある滝となっておりますが、絹糸のように流れ落ちる姿から、正しく「白糸の滝」という名前が相応しい美しい滝となっております。
この柔らかな水の流れ落ちる様は、伏流水によるところも大きいのではないでしょうか。
一部には芝川支流も白糸の滝に流れ込んでいるようですが、主には富士山の雪解け水が火山層の境目より伏流水として湧き出し流れ落ちている滝となっております。
その美しさからか、国の名勝及び天然記念物にも指定されており、また日本の滝百選にも選定されております。
また古来より修行・巡礼も場にもなっていたこともあり、富士山「信仰の対象」としまして世界遺産の構成資産にもなっております。
その白糸の滝ですが、紅葉の見頃の時期としましては、例年11月中旬から11月下旬頃が見頃の時期となっております。
白糸の滝 アクセスと駐車場
白糸の滝へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線富士宮駅より白糸の滝行き富士急静岡バスにて約30分、「白糸の滝」バス停下車、遊歩道を徒歩数分となっております。
静岡県富士宮市上井出273-1付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新富士インターより約17㎞、車で30分ほどとなっております。
有料大駐車場が設置されており、普通車500円、二輪車200円となっておりますが、駐車場は朝8時30分より16時30分までの営業となっておりますので、営業時間にご注意の程お願い申し上げます。
駐車場より遊歩道を数分歩いてゆきますと白糸の滝の滝壺付近まで向かうことができますが、時計回りに進みますと途中に高さ25mほどの音止の滝も併せて楽しむことができるようになっております。
また、白糸の滝と富士山のコラボレーションにつきましては、駐車場より遊歩道右手にあります展望台より望むことができるようになっております(滝の西側)。
終わりに
今回のカタスミ日記は、富士山と紅葉のコラボレーションを楽しむことができますスポットとしまして、富士宮市の田貫湖と白糸の滝をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
山梨県の河口湖の紅葉トンネルなども富士山とのコラボレーションスポットとなりますが、額縁的な構図になります河口湖とは異なり、雄大な雰囲気の構図で撮影できるスポットかとも思われます。
若干、白糸の滝が日陰に入りやすいので、撮影にベストな時間帯は限られている部分もございますが、この雄大な風景は他ではなかなか観ることのできない風景かと思われます。
2024.09.09記