身近な公園で紅葉を楽しもう 多摩中央公園の秋の風景 紅葉の見頃時期とアクセス、駐車場 東京都多摩市

 北海道、東北、日光、信州各地より紅葉の色づきのニュースが連日聞こえてまいります日々を迎えておりますが、コロナウイルスの影響で遠方への外出を控えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。しかしながら、四季折々の美しい風景を楽しみたい気持ちはみなさんお持ちかと思われますので、身近な公園などでのんびりと紅葉散策をしてみるのも宜しいかと思われます。今回は身近なところで、東京のベッドタウン、多摩市にあります市民のオアシス、多摩中央公園の秋の色づく風景をご紹介いたします。

 

市民のオアシス 多摩中央公園の秋の紅葉風景

多摩中央公園ってどんなところ?

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/60sec 38mm

 東京のベッドタウン多摩市、その中心となります多摩センター駅から徒歩数分の所に、多摩中央公園はございます。

 市民のオアシスとしまして、11万㎡の広大な敷地の都市公園で、駅前の商業施設を抜け、パルテノン多摩の背後に位置する丘の上にあり、大きな池と広い芝生エリアが魅力の開放感あふれる公園となっております。

 遊具類はございませんが、開放的な広場で楽しむ家族連れなど、お天気の良い日には多くの市民が思い思いに楽しんでおられます憩いの公園となっております。

 公園のすぐ外は、商業施設や駅があるためか都会の雑踏という雰囲気となりますが、一歩公園に入りますと、正しく都会のオアシス、喧騒から逃れられる貴重な空間となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F5 1/25sec 24mm

 

多摩中央公園 紅葉の見頃時期

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/15sec 31mm

 実は、多摩市は都会の中にありまして、意外と紅葉スポットの豊富な街で、街中でもカエデの並木の美しい通りやメタセコイア並木の美しい通りなどもあり、秋になりますと順次紅葉が色づいてまいります。

 多摩中央公園では、ケヤキやカエデの色づきが美しく、特に午後の時間帯の陽に当たりキラキラと輝く紅葉は、澄んだ空気とともに季節を感じさせてくれるものとなっております。

 多摩中央公園の紅葉の見頃時期としましては、その年の気候にも左右されますが、例年11月の中旬頃が見頃の時期となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F4 1/60sec 105mm

 

旧富澤家住宅と日本庭園「くつろぎの広場」

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/50sec 38mm

 多摩中央公園は、開放的な空間が特徴的な広々とした公園となっておりますが、その中にあって、少し趣の異なる落ち着いたエリアが日本庭園の「くつろぎの広場」となります。

 くつろぎの広場は、木立に囲まれておりまして開放的な他のエリアとは異なり、箱庭的な雰囲気で、エリア内には、旧連光寺村の名主、駿河今川氏家臣富澤家の建物も移築されております。

 古民家が日本庭園によく似合い、趣のある落ち着いた佇まいで、静かな時間を過ごしたい方にはお勧めのスポットとなっております。

 また、秋になりますと庭園の池を囲むようにもみじが赤く染まり、美しい紅葉を楽しむことができるようにもなっております。

 旧富澤家住宅につきましては、朝9時30分より夕方16時30分まで、月曜日は休館となっておりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/13sec 35mm

 

多摩中央公園 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 3/10sec 35mm

 多摩中央公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急多摩線多摩センター駅より徒歩5分ほどとなっております。

 東京都多摩市落合2-35付近

 公園専用の駐車場は設置されておりませんので、自家用車にてのアクセスの場合は、周辺エリアの有料駐車場を利用することになりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 因みに、筆者が利用しました駐車場は、タイムズ多摩センター中央第1(東京都多摩市落合1-46付近)になります。

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/30sec 35mm

 

終わりに

 今回のカタスミ日記は、身近なところで紅葉を楽しみたいというところで、東京は多摩市にあります多摩中央公園の秋の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 昨今は遠方への外出もなかなか大変な一面もございますので、身近なところで季節の移ろいを楽しむのも良いものかもしれません。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2021.10.27記