【花だより】2022年2月11日現在 梅の開花状況 「小田原梅まつり」 関東三大梅林 曽我梅林の観梅散策 アクセスと駐車場 神奈川県小田原市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、関東三大梅林のひとつにも数えれれております小田原市の曽我梅林を2022年2月11日に撮影しました開花状況をお届けいたします。
「小田原梅まつり」関東三大梅林 曽我梅林 梅の開花状況
茨城県水戸市の偕楽園、埼玉県越生町の越生梅林と並び関東三大梅林のひとつにも数えられております神奈川県小田原市の曽我梅林。
「関東の富士見百景」にも選出されております通り、梅の花と富士山のコラボレーションの美しい梅林となっており、毎年見頃の時期に合わせまして、「小田原梅まつり」の会場の一つとして、多くの方が観梅に訪れる人気のスポットとなっております。
2022年の「小田原梅まつり」につきましては、2月5日(土曜日)から2月27日(日曜日)までの開催期間となっており、小田原城址公園と曽我梅林別所会場の2会場で梅まつりが開催されております。
まつりでは、梅加工品などの地元特産品の販売や食堂や露店の出店などが行われております。
曽我梅林では、白梅を中心として約35,000本の梅の花が咲き競い、曽我地域全体を梅の香りと白い花で覆いつくす風景が早春の風物詩となっております。
主に梅干しに使用する「十郎」から開花が始まり、「南高梅」や「しだれ梅」が続き、見頃終盤には「白加賀」など、多様な品種を楽しむことができる梅林となっております。
それでは、2月11日に散策いたしました小田原曽我梅林の開花状況を写真を交えてお届けしてゆきたいと思います。
曽我梅林の見どころの中心となりますのは、梅まつりの会場の「別所会場」になろうかと思われますが、曽我梅林は「梅園」ではなく「梅林」。
嚙み砕いた表現をいたしますと、梅林のほとんどが「農業用の梅の畑」となっております。
駅名で言いますと、上曾我駅から下曽我駅周辺のエリアとなり、梅の畑がたくさん存在し、曽我地域のいたるところで梅の花が咲き始めます。
今回のカタスミ日記は、上曾我の瑞雲寺から下曽我の別所会場までをのんびりと観梅散策してゆきます。
梅まつりの会場とはなってはおりませんが、梅の名所、瑞雲寺へ向かう途中の畑で梅の花が咲いておりますのを見つけ、気分も盛り上がってゆきます。
瑞雲寺の前に、宗我神社にも参拝いたします。
相変わらずヤドリギがたくさん宿っております。
瑞雲寺の鐘楼の前には、黄色いロウバイと紅梅が植えられており、少し咲き始めておりますが、梅の花はまだ咲き始めの開花状況となっております。
屋根の高い立派な本堂に参拝。
瑞雲寺は山の上に位置している訳ではございませんが、境内からは小田原市街地越しの相模湾も望むことができるようになっております。
瑞雲寺の本堂の隣には、梅林が広がり、見頃の時期には梅の香りに包まれる梅の名所となっておりますが、2月11日現在、まだ殆ど咲いておらず、見頃までもう少し時間がかかりそうな開花状況となっております。
さて、今度は場所を移しまして、まつりの中心となる別所会場へ。
3連休の初日の訪問でございましたが、観梅を楽しむ人は意外と多くはなく、混雑は見受けられない状況となっております。
食堂や特産品の販売店が出店しているエリアにて。
紅梅が若干咲き始めております。
別所会場の中を散策し、咲いている梅の木を探してみます。
2月11日現在の曽我梅林別所会場の開花状況としましては、まだほとんど咲いておらず、早い木が少し咲いているだけの状況となっており、全体としましてはまだ1分咲きになろうかどうかという、これからの開花に期待をする状況となっております。
数少ない咲いている木を探して、花数の多い枝を撮影。
青空に白梅が映えます。
なるべく綺麗な写真を掲載したいと考えておりますので、綺麗に咲いている木を探して撮影しておりますが、今回の曽我梅林の大部分はまだこの様な状況となっており、開花していない木の方がまだ多い状況となっております。
曽我梅林 アクセスと駐車場
曽我梅林へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線下曽我駅より徒歩15分ほどとなっております。
神奈川県小田原市曽我別所194-12付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約6.8㎞、車で15分ほどとなっております。
観梅用の臨時有料駐車場につきましては、例年何ヵ所か設置されますが、メインの駐車場としましては、上記住所の小田原牧場アイス工房さんの裏手の駐車場になろうかと思われます。
今回のカタスミ日記は、2022年2月11日現在の小田原曽我梅林の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。
2022.02.12記