【花だより】2022年4月28日現在 藤の開花状況 藤の名所 下之坊 アクセスと駐車場 静岡県富士宮市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年4月28日に撮影いたしました富士宮市の下之坊の藤の花の開花状況をお届けいたします。

 

藤の名所 下之坊 藤の花の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/13sec 200mm

 富士山の西麓、静岡県富士宮市に位置しております下之坊は、1289年に南条時光により開基、日興により開山された寺院となり、日蓮正宗発祥の地と言われております。

 「下之坊」とは、1290年に現在日蓮正宗の総本山となっております大石寺が創建されましてからは、大石寺を「上の御坊」と呼び、こちらの寺院を「下の御坊」と呼ぶようになったことに由来しております。

 下之坊では、約400m続く藤棚をはじめ、境内に藤の木がたくさん植えられており静岡県東部地域有数の藤の名所となっております。

 下之坊の藤の花の見頃の時期としましては、例年4月中旬から5月上旬頃が見頃の時期となっており、藤の花を楽しむ方が多く拝観に訪れます人気のスポットとなっておりますが、境内は寺院特有の静寂の空間が保たれており、静かな雰囲気中で藤の花を楽しむことができるようになっております。

 今回のカタスミ日記は、2022年4月28日に下之坊を訪れてみましたので、写真を交えながら、藤の開花状況をお届けしてゆきたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso100 F6.3 1/200sec 200mm

 結論から先に申し上げておきますと、2022年4月28日現在、下之坊の藤の花の開花状況としましては、木によりましてはまだ綺麗に花を咲かせ、見頃を保っております木もございますが、全体的には見頃終盤から見頃過ぎに差し掛かろうかという開花状況となっております。

 かなり散ってしまっております場所もございますので、綺麗に咲いております花だけを切り撮るように心がけながら撮影してまいります。

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 1/8sec 106mm

 駐車場前の藤棚。

 ぐるりと回り込むようにして本堂前まで繋がっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/13sec 170mm

 駐車場傍のもみじの新緑が美しかったので一枚。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/10sec 147mm

 新緑を背景に風になびく鈴なりの藤の花。

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/25sec 89mm

 竹林を背景に咲く藤の花。

 この藤の木に限りましては開花が遅く、満開には至っていない部分もございました。

 竹林の足元にはニョキニョキと筍が顔を覗かせておりました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/30sec 200mm

 駐車場側からぐるりと回り込んだ先の藤棚の一番東側では花自体は綺麗な状態の花が多く残ってはおりましたが、先日の強風のために散ってしまったと思われます花弁も地面を覆っておりました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/50sec 75mm

 本堂に向かって右手(東側)の藤の木。

 藤棚ではない、ボリューム感のある花房が印象的な木となっております。

 本堂正面にも、同様の藤の木がございますが、そちらの藤の木につきましては、見頃過ぎの開花状況となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F5.6 1/200sec 63mm

 富士宮市の下之坊の2022年4月28日現在の藤の花の開花状況としましては、木によりましてはまだ綺麗に花を咲かせ、見頃を保っております木もございますが、全体的には見頃終盤から見頃過ぎに差し掛かろうかという開花状況となっております。

 

藤の名所 下之坊 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 1/40sec 89mm

 下之坊へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR身延線富士宮駅より富士急静岡バスにて約30分、「下の坊入口」バス停下車、徒歩2分ほどとなっております。

 静岡県富士宮市下条2021付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新富士インターより約13㎞、車で25分ほどとなっております。

 参拝者用の無料の駐車場も設置されており、駐車場前から藤棚が続いております。

 今回のカタスミ日記は、静岡県内有数の藤の名所、下之坊の2022年4月28日現在の藤の花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.04.29記