【花だより】2024年3月15日現在 中日桜の開花状況 西方寺のお彼岸の頃に咲く桜 アクセスと駐車場 神奈川県横浜市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年3月15日に撮影いたしました西方寺の中日桜の開花状況をお届けいたします。
西方寺の中日桜 開花状況
神奈川県横浜市に位置しております西方寺は、もともとは約800年前に鎌倉で創建されました古刹で、500年ほど前に現在の地、横浜市新羽へ移ってまいりました寺院となっております。
西方寺は、真言宗の寺院で、山号は補陀洛山(ふだらくさん)となり、江戸時代に建立されました茅葺き屋根の本堂は、市指定有形文化財にもなっております。
本堂の他にも、江戸時代建立の茅葺き屋根の山門や鐘楼堂も市指定文化財に登録されており、しっとりと落ち着いた雰囲気の境内となっております。
西方寺では、四季折々の花木を楽しむことができるようになっておりますが、秋のお彼岸の頃に見頃を迎えます赤・ピンク・白・黄色の4色の色鮮やかな彼岸花が特に有名なところとなっており、見頃の時期には多くの参拝者、拝観者で賑わう寺院となっております。
秋の彼岸花に対しまして、春のお彼岸の頃には参道に「中日桜」が咲き、一足早いお花見を楽しむことができるようになっております。
西方寺の中日桜は、地元の檀家さんが彼岸の頃に咲く桜を植えてくださったもので、お彼岸の頃に咲くことからご住職が「中日桜」と名付けたものとなっており、恐らく大寒桜(安行寒桜)ではないかと推測される早咲きの桜となっております。
西方寺の中日桜の見頃の時期としましては、例年3月上旬から中旬頃が見頃の時期となっており、茅葺き屋根の山門に続きます参道に咲き誇ります。
今回のカタスミ日記は、2024年3月15日に西方寺を訪れてみましたので、写真を交えながら、中日桜の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。
参拝者用無料駐車場に車を駐車し、先ずは本堂に参拝いたします。
神社仏閣にて花の名所はたくさんございますが、感謝の気持ちを込めて必ず参拝はしておきましょう。
中日桜は駐車場の脇に植えられており、参道側に枝が伸びておりますが、今シーズンにつきましては、大胆に枝打ちがなされましたようで、以前のように参道を覆うようには枝が伸びてきていないのは少々残念なところかと思われます。
花自体は満開ではございますが、若干ピークを超えつつございます雰囲気となっておりますが、かなり枝打ちの影響が感じられ、全体的に痩せてしまった印象となっております。
また、駐車場南側の道路沿いには、花桃が植えられており、満開のピンクの春色を楽しむことができるようにもなっております。
そのほか、ミモザの花も見頃を迎えております。
2024年3月15日現在の西方寺の中日桜の開花状況としましては、満開の開花状況ではございますが、若干見頃のピークは超えつつございますようで、少しばかり散り始めております状況となっております。
西方寺 アクセスと駐車場
西方寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、横浜市営地下鉄ブルーライン新羽駅より徒歩5分ほどとなっております。
神奈川県横浜市港北区新羽町2586付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、第三京浜港北インターより約2.2㎞、車で6分ほどとなっております。
また参拝者用の無料駐車場には20台ほど駐車可能となっておりますが、週末などは混雑が予想されますので、ご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2024年3月15日現在の西方寺の中日桜の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
若干散り始めてきておりますので、気になられます方はお急ぎになられました方が宜しいかと思われます。
2024.03.18記