【花だより】2025年2月5日現在 梅の開花状況「渓流の梅園 梅まつり」小田原フラワーガーデン アクセスと駐車場 神奈川県小田原市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2025年2月5日に撮影いたしました小田原フラワーガーデンの梅の開花状況をお届けいたします。

 

小田原フラワーガーデン「渓流の梅園 梅まつり」開花状況

Canon EOS7D iso100 F8 1/80sec 18mm

 神奈川県小田原市の小高い丘陵地に位置しております小田原フラワーガーデンは、1995年(平成7年)に開園した植物園で、ランドマークとなる「トロピカルドーム温室」をはじめ、渓流の梅園や花菖蒲、バラ園など、四季折々の花木を楽しむことのできる植物園となっております。

 「植物園」と表現してしまいましたが、実際には「花の咲いているガーデン」と表現した方が適切かとも思われます。

 トロピカルドーム温室は入場料が必要となってしまいますが、その他は入場無料で自由に散策することができ、花の咲いている空間を楽しくお散歩することができるようになっております。

 トロピカルドーム温室につきましては、近隣の小田原市環境事業センターのゴミ焼却熱を利用した温室となり、入場料200円が必要となりますが、季節を問わず約300種類の熱帯植物を楽しむことができるようになっております。

 またトロピカルドーム棟には、展示室やフラワーショップなども併設されており、オリジナルはちみつやバラの新苗なども販売されております。

 春と秋の1年に2回楽しむことができますバラ園は、神奈川県西部地域有数のバラ園となっており、見頃の時期にはバラ観賞を楽しむ人で賑わう人気のシーズンにもなっております。

 そのような小田原フラワーガーデンでございますが、園内の梅園は、流れや池が整備された築山式園地となっており、「渓流の梅園」と名づけられております。

 小田原市内の観梅と申しますと、関東三大梅林にも数えられております曽我地域の曽我梅林が有名なところとなっておりますが、梅林とは少々雰囲気が異なり、良く整備された庭園風の梅園となっております。

 目の前に圧倒的な数の梅の木が乱立するのではなく、比較的箱庭的な美しさを楽しむ梅園となっており、小田原フラワーガーデンでは早咲きから遅咲きまで約300品種500本の梅が植えられ、関東有数の品種数を誇る梅園となり、見頃の時期としましては例年1月下旬から3月上旬頃が見頃の時期となっており、長い期間に渡り観梅を楽しむことができることが特徴となっております。

 小田原フラワーガーデンの渓流の梅園では、例年見頃の時期に合わせまして、「梅まつり」が開催されております。

 2025年の「渓流の梅園 梅まつり」の開催期間としましては、1月25日(土曜日)から3月2日(日曜日)までの開催期間となっており、梅園は入場無料で楽しむことができるようになっております。

 また、梅まつり期間中は、梅加工品やオリジナル商品の販売や梅に関するクラフトイベント、キッチンカーの出店などが行われる予定となっております。

 今回のカタスミ日記は、2025年2月5日に小田原フラワーガーデンを訪れてみましたので、写真を交えながら、梅の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

Canon EOS7D iso100 F7.1 1/250sec 20mm

 アルカディア広場側から梅園に入りますと、すぐに見頃を迎えております白梅が出迎えてくれます。

Canon EOS7D iso100 F10 1/80sec 28mm

 可愛らしいピンクの紅冬至と赤い八重寒紅、白い八重野梅。

 特に早咲き品種の八重野梅と八重寒紅は園内各所で開花が進んでおります。

Canon EOS7D iso100 F8 1/125sec 36mm

 こちらも八重寒紅。

Canon EOS7D iso100 F8 1/100sec 28mm

 梅園の端に植えられております辻村早咲も見頃を迎えております。

Canon EOS7D iso100 F8 1/200sec 18mm

 そうは申しましても、見頃を迎えておりますのは早咲き品種のみとなり、中咲き、遅咲き品種につきましてはまだ開花していない状況となっております。

Canon EOS7D iso100 F8 1/250sec 41mm

 2025年2月5日現在の小田原フラワーガーデンの梅の開花状況としましては、品種によりまして開花状況に差がございますが、全体としましては2分あるいは3分咲き程度の開花状況、早咲き品種に限りましては見頃の開花状況となっております。

 

小田原フラワーガーデン アクセスと駐車場

Canon EOS7D iso100 F6.3 1/400sec 36mm

 小田原フラワーガーデンへのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線小田原駅東口2番乗り場より、フラワーガーデン・県立諏訪の森公園行き伊豆箱根バスにて約30分、「フラワーガーデン」バス停下車、すぐとなっております。

 もしくは、伊豆箱根鉄道大雄山線飯田岡駅より徒歩にて20分ほどとなりますが、アクセス道は急な坂道となりますので、体力に自信のない方は小田原駅よりバスのご利用がお勧めとなっております。

 神奈川県小田原市久野3798-5付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、小田原厚木道路小田原東インターより約4.7㎞、車で15分ほどとなっております。

 140台駐車可能な無料の駐車場が完備され、開門時間は朝9時より17時までとなっております。

 また、基本的には休園日は月曜日となっておりますが、季節により休園日の変動が見受けられますので、お出掛け前に関連施設のHP内に掲示されております「休園日のお知らせ」をご確認していただきますようお願い申し上げます(梅まつり期間中は無休となっております)。

 今回のカタスミ日記は、2025年2月5日現在の小田原フラワーガーデンの梅の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 早咲きから遅咲きまで品種が豊富で長い期間に渡り観梅を楽しむことができますので、一度だけではなく、二度三度と足を運びたいところかと思われます。

2025.02.08記

次世代スマート名刺「Share-Me」