【花だより】2024年12月6日現在 紅葉の色づき見頃状況 洒水の滝 アクセスと駐車場 神奈川県山北町
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年12月6日に撮影いたしました洒水の滝の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたします。
洒水の滝 紅葉の色づき見頃状況
神奈川県山北町に位置しております洒水の滝は、滝沢川に架かる3段の滝で、一の滝は69m、二の滝16m、三の滝29mと高さのございます滝となり、「日本の滝百選」にも選出されております名瀑となっております。
また、1979年(昭和54年)に「かながわの景勝50選」、1985年(昭和60年)に「名水百選」、2001年(平成13年)に「かながわ未来遺産100」にも選ばれております景勝地となっております。
洒水の滝は、鎌倉時代に名僧文覚上人が修業した滝と伝えられており、過去には「蛇水の滝」と呼ばれていたこともあるようでございますが、相模国第一の滝として親しまれてきた滝となっております。
高低差のございます滝で水の勢いが強く、また周りの地盤も緩いこともございまして、落石のため滝壺に行くことはできませんが、2022年(令和4年)には長さ118m、226段の階段の先に観爆台が設けられ、上から滝の全体を見下ろすことができるようにもなっております。
洒水の滝では、流れ落ちる岩肌の木々が赤く染まってゆきますほか、遊歩道途中の広場のもみじ、駐車場付近でももみじの紅葉を楽しむことができるようになっております。
洒水の滝の紅葉の見頃の時期としましては、例年11月中旬から12月上旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期でも比較的混雑の少ない穴場的紅葉スポットとなっております。
今回のカタスミ日記は、2024年12月6日に洒水の滝を訪れてみましたので、写真を交えながら、紅葉の色づき見頃状況をお届けしてまいりたいと思います。
先ずは無料の観光用駐車場に車を駐車し、滝まで散策をしてまいりたいと思います。
駐車場の傍にももみじが植えられており赤く色づいておりますが、観賞ポイントの和合橋付近の道路は狭い道路となっておりますので、車の往来にご注意の上、紅葉を楽しんでいただきたいところかと思われます。
遊歩道を奥まで進んでまいりますと赤い太鼓橋があり、そこから先は崩落のため立ち入ることはできないようになっております。
ちょうど日が上った直後の時間帯に訪れましたので、中途半端に日が差し込んでおりますが、撮影目的で訪れます場合は早朝はこのように日差しの加減がございますので、もう少し日が高くなって滝全体に日が差し込む時間帯の方がお勧めの時間帯になろうかと思われます。
こちらは226段の階段の先にございます観爆台からの紅葉風景。
観爆台からも洒水の滝の全体を見渡すことができるようになっておりますが、こちらも同様に日の差し込み具合の関係もございまして、日が当たっている部分のみ撮影。
そのほか遊歩道の途中の広場のもみじにつきましては、例年通り色づきが遅く、今後の色づきが期待されます状況となっております。
2024年12月6日現在の洒水の滝の紅葉の色づき見頃状況としましては、遊歩道途中の広場のもみじにつきましては色づきが淡い状況となっておりますが、駐車場付近や滝の周辺では赤く色づき見頃の色づき状況となっております。
洒水の滝 アクセスと駐車場
洒水の滝へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線山北駅より山北町内循環バスにて、「平山」バス停下車、徒歩15分ほどとなっております。
神奈川県足柄上郡山北町平山1180付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約9.5㎞、車で15分ほどとなっております。
洒水の滝への入口に位置しております和合橋の両側に観光用の無料の駐車場が設置されており、橋の手前の駐車場はトイレのございます舗装された駐車場で、橋の奥の駐車場は未舗装の駐車場となっております。
尚、和合橋周辺の道路につきましては、狭い道路となっておりますので、車の運転にはご注意の程お願い申し上げます。
今回のカタスミ日記は、2024年12月6日現在の洒水の滝の紅葉の色づき見頃状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
関東平野部でも紅葉がそろそろ後半戦となってまいりましたので、今年は紅葉を見逃したという方にはお勧めの紅葉スポットになろうかと思われます。
2024.12.09記
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