関東の富士見百景 丹沢湖の紅葉 2024年見頃時期と色づき状況・アクセスと駐車場 神奈川県山北町
三保ダムによりまして誕生しました丹沢湖。自然との調和が美しい人造湖で、秋にはもみじやケヤキなどの紅葉を楽しむことができるようになっております。今回のカタスミ日記は、丹沢湖の紅葉風景をご紹介いたします。
丹沢湖ってどんな湖?
神奈川県山北町に位置しております丹沢湖は、1978年(昭和53年)に酒匂川水系の河内川に建設されました三保ダムにより誕生しました人造湖となっております。
三保ダムは、氾濫をよく起こしておりました酒匂川の治水のためと、神奈川県の水がめとして水道水の利用、水力発電のために建設されましたロックフィルダムで、丹沢湖は、津久井湖(城山ダム)、相模湖(相模ダム)、奥相模湖(道志ダム)、宮ヶ瀬湖(宮ケ瀬ダム)と並びまして「やまなみ五湖」と呼ばれ親しまれております。
湖畔には、丹沢湖誕生の歴史を学ぶことができる「丹沢湖記念館」やダム広場公園、千代の沢園地なども整備されておりますほか、ボートやサイクリング、釣り、キャンプなども楽しむことができるようになっております。
また、丹沢湖は自然と調和した美しい景観から、「かながわの景勝50選」、「関東の富士見百景」、「ダム湖百選」にも選出されている湖となっております。
丹沢湖 紅葉の見頃時期
丹沢湖では、もみじやケヤキ、クヌギ、ナラなどの紅葉を楽しむことができ、紅葉の見頃の時期としましては、例年11月上旬から11月下旬頃が見頃の時期となっております。
尚、丹沢湖の紅葉の色づき見頃状況につきましては、公式に発信されているのもが見当たらず、SNS等の投稿を参考にするしかない現状になろうかと思われます。
また、紅葉の見頃の時期に合わせまして「西丹沢もみじ祭り」も開催され、2024年の開催日時につきましては11月16日(土曜日)の11時より14時までの開催となっており、既に終了してしまっておりますが、旧三保中学校グラウンドにて地元産野菜と猪肉を使った千人鍋(しし鍋)を食するイベントが開催されておりました。
丹沢湖の紅葉の見どころとしましては、まず千代の沢園地周辺のもみじになろうかと思われます。
千代の沢園地では駐車場の周りに約10本、駐車場前の湖畔の道路沿いに約60本のもみじが植えられ、真っ赤に染まる紅葉を楽しむことができるようになっております。
また、階段遊歩道を上ってまいりますと2つの展望台が整備され、湖畔のもみじや遠くは富士山までも一望することができるようになっております。
千代の沢園地と並びまして、紅葉のもうひとつの見どころとしましては、三保ダム周辺になろうかと思われます。
三保ダムでは、ダムの上と下に駐車場が設置されておりますが、上側の駐車場脇(ダム管理事務所北側)では真っ赤に染まるもみじの紅葉を楽しむことができるようになっております。
また、ダムの上からダムの下側の「ダム広場公園」に続いております遊歩道兼管理道路を下りてまいりますと、広場でもみじやケヤキ、イチョウ、桜の紅葉も楽しむことができるようになっております。
丹沢湖 アクセスと駐車場
丹沢湖千代の沢園地へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR御殿場線谷峨駅より西丹沢ビジターセンター行き富士急湘南バスにて約25分、「学校入口」バス停下車徒歩数分(約600m)となっております(ダム広場公園の場合は、「丹沢湖」バス停下車となります)。
千代の沢園地
神奈川県足柄上郡山北町中川921-82(山北町三保支所)より東へ約300m
三保ダム・ダム広場公園
神奈川県足柄上郡山北町神尾田734(ダム管理事務所)
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約20㎞、車で40分ほどとなっております。
観光用無料駐車場につきましては、ダム広場傍とダム管理事務所北側、千代の沢園地傍に設置されておりますが、ダム広場傍の駐車場につきましては冬期は水曜日は閉鎖となりますので、ご注意の程お願い申し上げます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、秋の丹沢湖の紅葉風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
富士山も望むことができますスポットでございますので、良く晴れたお天気の日に訪れたいところかと思われます。
2024.11.21記
【ZEROピッチャー】