【花だより】2024年9月29日現在 酔芙蓉・彼岸花の開花状況 ふくざわ公園酔芙蓉農道「酔芙蓉まつり」アクセスと駐車場 神奈川県南足柄市
季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2024年9月29日に撮影いたしました南足柄市酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況をお届けいたします。
ふくざわ公園酔芙蓉農道 酔芙蓉と彼岸花の開花状況
神奈川県南足柄市に位置しております酔芙蓉農道は、ふくざわ公園脇の約1㎞続く未舗装の農道となっております。
一見どこにでもございます長閑な田園地帯の何の変哲もない農道でございますが、農道に沿って酔芙蓉が約700本、芙蓉が約100本植えられており、「酔芙蓉農道」と呼ばれ親しまれております。
さて、その様な酔芙蓉農道でございますが、そもそも「酔芙蓉」の花とはどのような花なのか、ご存じない方も多いかと思われますので簡単にご説明いたします。
酔芙蓉は、八重の大型の花を咲かせ、朝に花開き、夜には枯れてしまう一日花となっておりますが、次々に花を咲かせます事から比較的長い期間に渡り花を楽しむことができるようになっております。
中でも特徴的なのは、花が朝は白く、時間と共に色づいてゆき、夕方にはピンク色に染まる事で、その様子が酔っぱらいのように色づいてまいります事から、「酔芙蓉」と名付けられた花となっております。
朝の早い時間帯に訪れましたので、酔芙蓉はまだ花が白い状態(写真手前の花)、写真後方に写っておりますピンクの花は酔芙蓉ではなく、恐らく芙蓉の花かと思われます。
ふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉の見頃の時期としましては、例年9月中旬から10月中旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして「酔芙蓉まつり」も開催されます。
2024年の「酔芙蓉まつり」の開催期間としましては、9月21日(土曜日)から29日(日曜日)までの土日祝日と26日(木曜日)の開催期間となっており、まつり自体は最終日に訪れることとなってしまいましたが、まつりでは地場産品の販売テントなどが設置される予定となっております(10時から15時)。
ふくざわ公園より100mほど西側に酔芙蓉観賞用の無料臨時駐車場が設置され、駐車場側から望みますとこの様になっております。
写真右奥に写っております木立の向こう側がふくざわ公園で広場には地場産品販売のテントが設置されております。
ふくざわ公園の東隣りが酔芙蓉農道となり、公園より北側(冒頭の写真)だけでなく、公園の南側にも酔芙蓉が農道沿いに咲き誇っております。
例年でございますと、酔芙蓉の花がピークを迎える前に田んぼの畔の彼岸花が満開になるところでございますが、今シーズンにつきましては猛暑のためか彼岸花の開花が遅れ、まだ蕾も残ってはおりますが、ちょうど彼岸花が見頃を迎え、酔芙蓉の花との共演も楽しむことができるようになっております。
こちらは公園の南側の酔芙蓉農道。
南側でもたくさんの酔芙蓉の花が咲いておりますが、南側は比較的混雑は少なく、のんびりと酔芙蓉の花を楽しみたい方には南側の方がお勧めになろうかと思われます。
2024年9月29日現在の南足柄市酔芙蓉農道の酔芙蓉の開花状況としましては、見頃のピークに近い開花状況となっており、10月上旬まで見頃が続くものと思われます。また、彼岸花の開花状況としましては、例年より1週間ほど遅れております印象で、酔芙蓉の傍の彼岸花につきましては満開の開花状況となっておりますが、ふくざわ公園アプローチ道路沿いの彼岸花につきましてはまだ蕾もたくさん残っておりましたので、場所によりましては彼岸花ももうしばらく楽しむことができそうな開花状況となっております。
ふくざわ公園「酔芙蓉農道」アクセスと駐車場
ふくざわ公園脇(東側)の酔芙蓉農道へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、伊豆箱根鉄道大雄山駅よりバスにて約10分、「まました」バス停下車、徒歩20分ほどとなっております。
神奈川県南足柄市千津島1845付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、東名高速大井松田インターより約5.8㎞、車で10分ほどとなっております。
例年、ふくざわ公園近くに無料の臨時駐車場が設置され、「道の駅足柄・金太郎のふるさと」の前の道を北側(山北方面)へ約2.3㎞進みました道路沿いに設置されております(足柄観光バスさん南隣の空き地)。
今回のカタスミ日記は、2024年9月29日現在のふくざわ公園脇の酔芙蓉農道の酔芙蓉と彼岸花の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
長閑な田園風景が心地良い農道でございますので、良く晴れた日に訪れたいところでございますが、今シーズンは珍しく彼岸花と酔芙蓉のピークが重なっておりますので、気になられます方はなるべく早めに訪れました方が宜しいかと思われます。
2024.09.29記