【富士百景図鑑】茶畑と富士山の共演 大淵笹場から望む絶景富士山 アクセスと駐車場 静岡県富士市

 富士山ビュースポットの風景をご紹介しております「富士百景図鑑」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年1月31日に撮影しました大淵笹場からの絶景富士山の眺望をお届けいたします。

 

茶畑と富士山の共演 大淵笹場からの絶景富士山

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 13/10sec 28mm

 これぞ静岡。

 茶畑の先に富士山が見える風景は、ここが大淵笹場ということを知らずとも、静岡県の風景であろうことは誰しもが想像しますところかと思われます。

 大淵笹場は、近代的な構造物や電線に遮られることのない絶景スポットとしまして、写真愛好家の間では人気の撮影スポットとなっております。

 また大淵笹場は森に囲まれた丘陵地となり、茶畑のうねりが美しいスポットにもなっております。

 「夏も近づく八十八夜」という歌もございますように、大淵笹場の一番の見頃の時期は、春先から初夏にかけての時期になろうかと思われますが、今回は同市内の岩本山公園のロウバイを楽しんだ後に立ち寄らせていただきました。

 もちろん、新緑の季節とは異なり、色鮮やかな緑の眩しい風景とはなりませんが、しっとりとした和を感じる風景を楽しむことができました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F11 3/5sec 54mm

 大淵笹場では、観光用の無料の駐車場が設置されており、こちらは駐車場から望む富士山。

 富士山は見えておりますが、茶畑は柵の向こう側の一段高い丘陵地に広がります。

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 3/5sec 54mm

 駐車場から茶畑の広がるフォトスポットに向かう際に丸太の額縁に模られた記念撮影スポットがございますので、額縁に富士山を入れて一枚。

 額縁が富士山の真正面ではなく、少しだけ斜めになってしまうのはご愛敬ということで。

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 1sec 39mm

 人気の撮影ポイントにて。

 写真左端に建物の屋根が写ってしまいましたが、もう少し低くから狙うアングルならば、屋根が写り込まないと思われます。

 お昼を回った頃に現地に到着しましたので、雲が掛かり始めており、幾分慌てて撮影しておりましたので、アングルを細かく詰め切れてないのは、今後の課題となってしまいました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F14 2sec 46mm

 別のポイントから。

 農道や鉄柱が写り込んでしまうアングルとなりますが、遠近感の出るお気に入りの撮影ポイントとなります。

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 4sec 18mm

 大淵笹場は、もちろん茶畑と富士山の絶景コラボレーションが最大の見どころとなっておりますが、富士山を抜きにしましても美しい茶畑は癒しを与えてくれるところではないかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1sec 33mm

 ザ・茶畑。

 新緑の頃に撮影したいところではございますが。

SIGMA sdQuattroH iso100 F13 2sec 28mm

 大淵笹場の丘を上り切った場所は、至って普通の茶畑が広がっております。

 もちろん近代的構造物を排除した美しさは特筆に値する風景かとも思われますが、この様な「至って普通」の茶畑は、生活感があり、別の意味で癒される風景かと思われるところとなっております。

 

大淵笹場 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 3/10sec 200mm

 大淵笹場へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線富士駅よりバスにて約30分、「曽比奈下」バス停下車、バス停より約1.2㎞、徒歩にて15分ほどとなっております。

 静岡県富士市大淵1516付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名新富士インターより約6.5㎞、車で10分ほどとなっております。

 観光用の無料の駐車場が2ヵ所設置されており、上記住所は第2駐車場付近の住所となり、現地の案内表示に従って300mほど進みますと第1駐車場となっております。

 第1駐車場は普通車25台となり、アクセス道は狭い農道となっておりますので、車の運転には充分ご注意の程お願い申し上げます。第2駐車場につきましては、普通車2台、大型車2台分のスペースとなっております。

 今回のカタスミ日記は、茶畑と富士山の絶景を楽しむことができます富士市の大淵笹場の風景をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.02.02記