【花だより】小田原城址公園のあじさいと花菖蒲 2022年6月20日現在開花状況 「小田原城あじさい花菖蒲まつり」 アクセスと駐車場 神奈川県小田原市

 季節の花の開花状況や紅葉の色づき見頃状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、2022年6月20日に撮影いたしました小田原城址公園の花菖蒲と紫陽花の開花状況をお届けいたします。

 

「小田原城あじさい花菖蒲まつり」 小田原城址公園 花菖蒲とあじさいの開花状況

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/100sec 63mm

 神奈川県小田原市に位置しております小田原城は、戦国時代に北条氏(後北条氏、小田原北条氏とも言います)の本拠地とされておりました難攻不落の名城で、現在の城址公園は、江戸時代に再構築されております近世城郭を基礎として整備されました歴史公園となっております。

 小田原城址公園では、1960年(昭和35年)に再建されました天守閣をはじめ、園内に資料館などが設置されておりますほか、四季折々の花木も楽しむことができます公園となっております。

 早春の梅の花に始まり、ソメイヨシノ、藤の花、花菖蒲、紫陽花、蓮などを楽しむことができ、特にソメイヨシノの時期には、多くの方が訪れます神奈川県内有数のお花見スポットにもなっております。

 小田原城址公園では、約2,500株の紫陽花が植栽されており、また紫陽花の見頃の時期と前後しまして、約10,000株の花菖蒲も楽しむことができるようになっており、見頃の時期に合わせまして「小田原城あじさい花菖蒲まつり」も開催されます。

 「小田原城あじさい花菖蒲まつり」では、花菖蒲と紫陽花の夜間ライトアップや花菖蒲広場前にキッチンカーの出店だどが行われておりましたが、2022年の開催期間としましては、5月28日(土曜日)から6月19日(日曜日)までとなっており、まつり自体は終了しております。

 今回のカタスミ日記は、まつりは終了しておりますが、2022年6月20日に小田原城址公園を訪れてみましたので、写真を交えながら、紫陽花と花菖蒲の開花状況をお届けしてまいりたいと思います。

SIGMA sdQuattroH iso160 F7.1 1/200sec 125mm

 結論から先に申し上げておきますと、2022年6月20日現在の小田原城址公園のあじさいの開花状況としましては、満開、色づきも良く、見頃のピークではなかと思われます開花状況となっております。また花菖蒲の開花状況としましては、かなり花数が少なくなってきており、見頃終盤に差し掛かってきております状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso250 F6.3 1/125sec 200mm

 今回も南入口から城址公園を散策してまいりたいと思います。

 南入口傍の蓮池では、若干ではございますが、大賀ハスの開花が始まっております。

 まだほんの僅かではございますが、気になられます方は蓮の花が開いております朝の時間帯に訪れてみてはいかがでしょうか。

 ただ撮影目的でございますと、蓮までの距離が遠く、望遠レンズは必須となりますので、ご注意の程お願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso250 F7.1 1/80sec 63mm

 通路の右手(東側)の紫陽花は、ほぼ満開の状況になろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso200 F7.1 1/125sec 75mm

 紫陽花と銅門。

 青空でないのが少々残念なところとなっておりますが、お城をイメージできるアングルになろうかと思われます。ただ、こちらのポイントは、すぐ上に電線が掛かっておりますので、余計なものを写さないで切り撮るようなアングルになろうかと思われます。

SIGMA sdQuattroH iso200 F7.1 1/100sec 63mm

 花菖蒲の状況となります。

 かなり花数が減ってきておりますが、こちらは常盤木橋の南側から北側に向かって撮影したものとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso250 F7.1 1/100sec 63mm

 こちらは常盤木橋の北側から南側に向かって撮影したものとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso250 F8 1/125sec 75mm

 花菖蒲につきましては、見頃終盤となってしまっておりますので、花菖蒲と紫陽花のコラボレーションも撮影。

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 菖蒲田の西側斜面には紫陽花が植えられており、斜面いっぱいに紫陽花の花が広がっております。

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 斜面の紫陽花越しに常盤木門を見上げます。

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 一番奥の北側のポイントから。

 前回訪問時よりも若干花数が増え、また色乗りが良くなっておりますようにも感じられる状況となっております。

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 常盤木橋から北側の紫陽花と花菖蒲を望む定番のアングル。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/125sec 63mm

 反対に南側も望みます。

 花菖蒲は花数が少なくなってまいりましたが、紫陽花の方は色づきも良くなってまいりました。

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 またしても青空ではございませんが、折角でございますので天守閣も撮影。

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 天守閣前の広場から小田原市街を望みます。

 こちらの紫陽花につきましても、見頃の状況が続いております。

SIGMA sdQuattroH iso200 F7.1 1/100sec 63mm

 2022年6月20日現在の小田原城址公園のあじさいの開花状況としましては、満開の開花状況となり、色づきも良く、見頃のピークではなかと思われる状況となっております。また花菖蒲の開花状況としましては、かなり花数が少なくなってきており、見頃終盤に差し掛かってきております状況になろうかと思われます。

 

小田原城址公園 アクセスと駐車場

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 小田原城址公園へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR東海道本線小田原駅より徒歩10分ほどとなっております。

 神奈川県小田原市南町1-1-40付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、西湘バイパス小田原インターより約1.6㎞、車で5分ほどとなっております。

 城址公園付属の駐車場は南入口付近に、観光バス・障害者車両・バイク専用の有料駐車場が設置されておりますが、一般車両は駐車できませんので、ご注意の程お願い申し上げます。

 一般車両の駐車場につきましては、城外の上記住所の小田原スポーツ会館の隣のコインパーキングなどを利用することとなりますので、お出掛けの際はお出掛け前に周辺のコインパーキングなどの場所のご確認をお願い申し上げます。

 今回のカタスミ日記は、花菖蒲と紫陽花の共演を楽しむことができます小田原城址公園の2022年6月20日現在の開花状況をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2022.06.22記