光前寺のしだれ桜 古刹を彩る華やかな春の風景 2024年見頃時期と開花状況、アクセスと駐車場 長野県駒ケ根市
早太郎伝説の伝わる信州光前寺。三重塔と苔の美しい境内の古刹となりますが、春を迎えますとしだれ桜が咲き誇り、境内を華やかに彩り、春色に染めてくれます。今回のカタスミ日記は、信州のしだれ桜の名所、駒ケ根市の光前寺の春色の風景をご紹介いたします。
光前寺ってどんな寺院?
光前寺は天台宗の寺院で、本聖上人により860年に開基された古刹となっております。
南信州で多くの信仰を集め、徳川時代には六十石の寺領と十万石の大名格を与えられ隆盛を極めたとも言われております。
また、早太郎伝説ゆかりの寺院としましても有名なほか、名勝としまして国に指定されております庭園や、参道の石垣の間には貴重な光苔が生息するなど見どころの多い寺院となっております。
しだれ桜の名所 光前寺の春の風景
光前寺のしだれ桜 見頃時期
非常に苔の美しい境内となっておりますが、光前寺は、春はしだれ桜、秋は紅葉の名所にもなっております。
特に春のしだれ桜は、長野県内有数のしだれ桜のお花見スポットにもなっており、約70本のしだれ桜が境内を華やかに彩ってくれます。
光前寺のしだれ桜の見頃の時期としましては、例年4月中旬から下旬頃が見頃の時期となっており、見頃の時期に合わせまして、しだれ桜のライトアップも行われる予定となっております。
2024年の光前寺のしだれ桜ライトアップの実施期間としましては、3月30日(土曜日)より4月21日(日曜日)までが予定されており、ライトアップ点灯時間は、夕方18時30分より21時までとなっております。
尚、光前寺のしだれ桜の開花状況につきましては、光前寺さん公式HP内の「しだれ桜の開花状況」のコーナーにて随時発信してくれておりますので、気になられます方はご確認の程お願い申し上げます。
仁王門に寄りそうように咲くしだれ桜
光前寺のしだれ桜の見どころとしましては、まずは駐車場から境内に向かう際に目に飛び込んできます仁王門とそれに寄り添うように咲いているしだれ桜が挙がるかと思われます。
何とも優雅な雰囲気のございますしだれ桜で、風になびく姿が美しい春の風景となっております。
大講堂前に咲き競うしだれ桜
大講堂の前のエリアにたくさんのしだれ桜が植えられており、ここのしだれ桜を目的に訪れております方も多く見受けられるところとなっております。
ピンクの花が華やかな春の風景を奏でてくれ、穏やかな気持ちでお花見を楽しむことができるようになっております。
鐘楼を覆いつくす春色の風景
光前寺本堂へ参拝に向かう際には、鐘楼も是非とも立ち寄っておきたいポイントかとも思われます。
鐘楼の周りにも桜が植えられており、まさしく絵に描いたような春の寺院の写真を撮影できるスポットにもなっております。
仁王門から本坊にかけてのしだれ桜
本堂への参拝を終え、帰路に着く前に、仁王門から本坊にかけての外壁沿いのしだれ桜も必見のところかと思われます。
背丈のございます立派な木が立ち並び、美しいピンクの花を見上げるようにお花見を楽しむことができるスポットにもなっております。
光前寺 アクセスと駐車場
光前寺へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、JR飯田線駒ケ根駅よりタクシーにて15分ほどとなっております。
長野県駒ケ根市赤穂29付近
自家用車にてのアクセスにつきましては、中央道駒ケ根インターより約1㎞、車で数分となっております。
インターからも近く、参拝者用の無料駐車場も完備しておりますので、自家用車にてのアクセスが便利かと思われます。
終わりに
今回のカタスミ日記は、しだれ桜が美しい光前寺の春の風景をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
寺院特有の落ち着いた雰囲気の中でのお花見を楽しむことができますので、趣のあるお花見を楽しむことができますスポットとなっております。
2024.04.13記