【花だより】2021年9月14日現在 彼岸花の開花状況 彼岸花関東三大名所 日向薬師の彼岸花(曼殊沙華) アクセスと駐車場 神奈川県伊勢原市

 季節の花の開花状況をタイムリーにお届けする「花だより」のコーナー。今回のカタスミ日記は、日向薬師の彼岸花と呼ばれ親しまれております伊勢原市日向地区の彼岸花を2021年9月14日に撮影しました開花状況をお届けいたします。

 

彼岸花関東三大名所 日向薬師(伊勢原市日向地区) 彼岸花(曼殊沙華)の開花状況

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 3/10sec 63mm

 「日向薬師の彼岸花」と呼ばれ親しまれております伊勢原市日向地区の彼岸花群生地は、埼玉県日高市の巾着田、神奈川県大和市の常泉寺と並び、「彼岸花関東三大名所」のひとつにも数えられている彼岸花の名所となっております。

 日向薬師のある周辺地域は、大山の麓の長閑な里山風景が美しく、巾着田のような真っ赤な密集ではございませんが、周りの風景に馴染んだ秋の風景を奏でるスポットとなっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/4sec 73mm

 特に彼岸花の咲く時期と前後しまして稲刈りなども行われ、黄色い稲穂と赤い彼岸花のコントラストが美しいスポットとなっております。

 日向地区の彼岸花群生地(彼岸花の里)は、一か所だけではなく、数か所に分かれて広い範囲で彼岸花を楽しむことができるようになっておりますので、すべての群生地を見て回ろうとお考えの場合には、かなりの時間が必要となってしまいますので、ご注意の程お願い申し上げます(洗水地区・藤野地区・高橋地区・日向地区など)。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/2sec 18mm

 今回は、日向地区の彼岸花群生地をピンポイントで観賞してまいりましたが、日向地区の群生地は日向薬師参拝者用駐車場(バス停側)の脇から散策路が続き、棚田のあぜ道に咲く彼岸花を楽しむことができるようになっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F7.1 1/10sec 63mm

 日向薬師の彼岸花は、例年9月中旬から下旬にかけてが見頃の時期となり、9月14日現在の開花状況としましては、まだ若干蕾が多いものの、もう少しで見頃を迎えようかという開花状況となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/2sec 73mm

 棚田に張り巡らされた水路のせせらぎを聞きながら、赤い彼岸花を楽しむことができるようになっております。

 彼岸花の群生する田畑の周囲は、獣除け用の電熱柵やロープが設けられておりますので、事故の無いように散策路内にて観賞を楽しむようお願い申し上げます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 3/10sec 73mm

 棚田の石垣と真っ赤な彼岸花。満開ではございませんが、雰囲気のある里山の散策風景は癒しの風景となっております。

SIGMA sdQuattroH iso100 F9 1/2sec 125mm

 一角には赤い彼岸花に混ざって白い彼岸花が群生しているポイントもございます。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 1/2sec 32mm

 写真の上の方に咲いている赤い花はサルビアでしょうか。遠巻きに見ますと彼岸花が満開になっているのかと目が行ってしまいました。

SIGMA sdQuattroH iso100 F8 4/5sec 125mm

 日向薬師の彼岸花の9月14日現在の開花状況としましては、5分咲き程度の開花状況となっており、数日内には見頃を迎える状況ではないかと思われます。

 

日向薬師の彼岸花 アクセスと駐車場

SIGMA sdQuattroH iso100 F10 1/2sec 97mm

 日向薬師の彼岸花へのアクセスにつきましては、公共交通機関では、小田急小田原線伊勢原駅より日向薬師行き神奈川中央交通バス(神奈中バス)にて約20分、終点「日向薬師」バス停下車、すぐとなっております(日向薬師までは参道を徒歩15分)。

 神奈川県伊勢原市日向1672付近

 自家用車にてのアクセスにつきましては、新東名伊勢原大山インターより約3.3㎞、車で10分ほどとなっております。

 バス停奥に参拝者用駐車場が設置されておりますが、台数に限りがあり彼岸花の見頃の時期には混雑も予想されますので、ご注意の程お願い申し上げます。

 今回のカタスミ日記は、美しい里山風景に赤い彼岸花が咲き始めてまいりました伊勢原市日向地区の9月14日現在の開花状況を撮影したものをお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

 まだまだコロナウイルス感染拡大状況は予断の許さぬ状況が続いておりますが、密を避け、人との距離を保ちながら、周りを意識しながら、観光を楽しんでいただきたいところかと思われます。

2021.09.15記